メルカリで一定の収入を得ているが古物商免許は必要か。

この記事は専門家が監修しています

2018年に古物営業法が改正されました。そのため記事の内容に一部変更がある場合があります。詳しくは【2018年改正】古物営業法で何が変わる?いつから?をご覧ください。

約5年前にアプリが出てからというもの、その手軽さがムーブメントとなり、
幅広い世代の方に利用されているフリマアプリ「メルカリ」。

不思議なものが出品されていたり、現金が出品されてしまったり、
いろんな意味で常に話題性のあるメルカリですが、
うまく利用して一定の収入を得ている、という方も多いのではないでしょうか。

そして、一定の収入を得ている人の中には、

古物商免許取らなくていいの?

と周囲に言われ、不安を抱えている方もいるかと思います。

そこで今回は、

メルカリで一定の収入を得ているが、古物商免許を持っていないので不安だ。

やっぱり周りに言われたように古物商免許を取得したほうがいいの?

といった、疑問や不安を抱えている方に向けて、お話していきたいと思います。

そもそも古物商ってなに?

古物商とは、
古物営業法という法律で定められた古物の売買をする法人や個人の業者を指します。

ざっくりいうと、ビジネスとして中古品の売買を行う業者が古物商で、
古物商になるために必要になってくるのが古物商許可です。

盗品対策のために古物商免許が必要?!

なぜ古物の取り扱いに古物商許可が必要なのだと思いますか?

実は、盗品対策のために設けられた制度なんです。
車やバイク、絵画や美術品など高額で取引されるものも多くあり、
盗品が出回りやすいのが古物市場の特徴です。

許可制度を設けることによって、
万が一盗品が流通してしまった場合でも、盗品の出どころを突き止めやすいですし、
古物市場取引の監視強化が犯罪自体の抑制につながる
とも考えられます。

古物市場には盗品が出回りやすいという背景から、古物商免許が必要とされています。

メルカリで古物商免許が必要な場合、不要な場合はどんなとき?

古物商免許が必要な場合はどんなとき?

古物商免許が必要かどうかのラインを一言で言うと、
利益を得る目的で古物の取引をしているかどうか、です。
要するに、ビジネスとして中古品を扱い、利益を生み出そうとするとき、
古物商免許が必要になってきます。

もう少し細かく言うと、

  • 利益が出そうな古物をどこかで買ってきて売る
  • 古物を買い取って修理することで、仕入れ値よりも高く売る
  • メルカリで買い取った古物をメルカリで売る(転売する)
  • 転売する目的で買い取った古物を一度自分でつかって売る

などの場合、古物商免許が必要です。

古物商免許が不必要な場合はどんなとき?

メルカリで販売している商品が、
販売する目的で仕入れられたものでなければ、古物商免許は必要ありません。
つまり、
”自身が使用するために購入したが、不要になったのでメルカリに出品した”
という場合は、古物商免許が必要ありません。

もう少し例を上げて言うと、

  • 自分で使っていたものを売る
  • 無料でもらったものを売る
  • 自分が海外で買ってきた物を売る

という場合、古物商免許は必要ありません。

ただし、
商品を買う際に、いずれは転売しよう、と考えていた場合は、
古物商許可が必要なので注意が必要
です。

そのつもりがなくても、ビジネス目的の古物取引とみなされる場合があります!!

メルカリに出品しているモノが、

  • そもそもビジネス目的で仕入れて販売しているのか
  • 自身で使っていたモノが不要になったので販売しているのか

古物商免許の必要かどうかの分かれ道になります。

みなさんは、どうでしょうか。

私は、いらないものを売っているだけだから、許可を取らなくてもなんの問題もない。

と思った方もいるかもしれません。
しかし、ここで注意が必要なのは、
自身にそのつもりがなくても、ビジネス目的の古物取引、
古物商免許が必要な事業者としてみなされてしまう場合がある
、ということです。

詳しくは、特定商取引法のお話になってしまうのですが、
一定の収入を得ていると、古物に限らず、販売業者としてみなされます。

販売業者とみなされる=商品の売買をビジネスにしている、ということなので、
あつかう商品が古物であれば、必然的に古物商許可が必要になってきます。

一定の収入ってどれくらい?

一定の収入がある場合、
いくら自分にその気がなくても販売業者としてみなされる場合があります。

あつかう商品が古物ならば、古物でビジネスを行っている、ということになりますから、
必然的に古物商免許が必要になってきます。

では、一定の収入って具体的にどれくらいなのでしょうか。

結論から言うと、
ケースバイケースで変わってくる、わからない、というのが現状です。

特定商取引法の中で、販売業者かどうか、を判断する基準が設けられているのですが、
実際は曖昧な部分が多く、基準以上なら必ず販売業者とみなされる、とか、
逆に基準以下だから販売業者ではない、とか、言い切れるものではありません。

出品点数は明確な基準が設けられているものの、
”趣味の収集物は除く”といった、人の主観によって判断が異なってくるようなものが例外項目に含まれてしまっているからです。
どこまでが趣味の収集物で、どこからがビジネスをする上での収集物ということになるのか、というボーダーが曖昧なのです。

つまり、例え本当に趣味の収集物であったとしても、
出品数や合計売上金額が多くなってくると販売業者としてみなされてしまい、
あつかっているものが古物であれば、
無許可で古物営業をした、とみなされる可能性もある、
ということです。

不安な方は古物商免許の取得をおすすめします!!

”一定の収入”という基準が曖昧であることから、
メルカリでコンスタントに収入を得ている人は、販売業者としてみなされてしまう場合があります。

ですので、不安な方は古物商免許を取得し、安心して古物の取引をすることをおすすめします!!

古物商許可を取得しないとどうなる?

もし、古物商許可が必要な販売業者だとみなされた人が、
古物商許可を取得していなかったら、
無許可で古物営業をしたとして罰則を受けることになります。

罰則は3年以下の懲役または100万円以下の罰金です。

古物商免許は一度取ると更新も必要なく、一生使える免許です。
ですから不安な方は、無許可営業だと言われ、罰則を受けることにならないよう、
古物商免許を取得しましょう。

メルカリで古物商関連の逮捕例ってある?

素人同士のやり取りという点で、トラブルや問題も発生しやすいメルカリですが、
今の所、古物商免許の未取得で逮捕された、という事例はないようです。

ただ、古物商免許をとっておけば、
”どれくらいの収入を超えたらいけないんだろう”という不安を抱えることもありません。

また、
メルカリアプリ内のライブコマースを利用するときなどには、
古物商免許があることで、購入者からの信用されやすくなる、
というメリットもあるかと思います。

繰り返しになりますが、古物商免許は取得しておいて損がない免許ですので、
ぜひ取得してくださいね。

不安な方は古物商許可専門の行政書士に取得を依頼することをオススめするよ。

古物商許可専門のトラスト行政書士事務所に依頼すれば、古物商許可の取得がネットで完結!
即日着手古物営業に必要な特典がもらえます。

最後に・・・

いかがだったでしょうか。
メルカリでも古物商免許が必要になることがあるなんて思いもしなかった!
という方もいるのではないのでしょうか。

古物取引は、ますます活発になり、また誰でも販売者にも購入者にもなれる時代です。

そうした中で、購入者の信頼を獲得しつつ、古物を扱う自分自身も安心できる古物商免許は、あなたにとって大きな糧となると思います。

メルカリである程度コンスタントに収入を得ているあなた。
ぜひぜひ、古物商免許を取得して、ビジネスとしてもっともっと収入を増やしてみたらいかがでしょうか。

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