【古物商 実務解説】カメラ・レンズの買い取り価格の相場・決め方

この記事は専門家が監修しています

中古カメラやレンズの売買で儲けようとしている方へ

カメラやレンズの買い取り相場に関する情報は少なく、どのような基準や相場があるのかを把握するのは難しいです。

例えば、中古自動車のように、買い取り相場が記載された専門書があれば、はじめやすいのですが、中古カメラには専用の中古bookなどはありません。

しかし、中古カメラやレンズにおいても買い取る際に参考にできる商品特性はあります。

そこで今回は、カメラ・レンズの買い取り相場の決め方の参考になる商品特性についてご案内したいと思います。

中古カメラ・レンズの買い取り相場

中古のカメラといっても色々あるよね。
どんなものが売れやすいんだろう?

中古カメラ・レンズの買い取り相場を把握するには、商品の特性や売れ筋を把握することが大切です。

そして、中古カメラの相場を調べてみると、判ると思いますが『製品の発売種類がかなり多かったり』、『どうしても高額にはならないカメラ』が存在しているなど一定の法則があるのです。

中古カメラやレンズの買い取りにおいては、これらの法則を理解することができれば、あとはガンガン広告を打ち買い取るしかありません。

それでは、買い取り相場を決める一定の法則を確認していきたいと思います。

中古カメラを買い取る場合におさえる商品特性3パターン

中古カメラの買い取り相場を把握するためには、3つの商品パターンについて押さえることが重要です。

また、中古カメラ全体的に共通して積極的に買い取るべき商品特性があります。

それは、高級商品にターゲットを絞り買い取ることです。

中古カメラやレンズに対するニーズは、高級であればあるほど高くなる傾向があります。

それでは、中古カメラに対する3つの商品特性をみていきましょう。

中古のコンパクトデジタルカメラは要注意

コンパクトデジタルカメラは、ここ10年間の間にびっくりするぐらい小型化と軽量化が進みました。

女性であっても、カメラ初心者であっても、気軽に利用できるのが最大の魅力です。

しかし、中古のカメラ市場において、コンパクトデジタルカメラの人気度は低いです。

なぜなら、コンパクトデジタルカメラにおいては、モデルチェンジが頻繁におこり、型落ちもすぐにおこります。

そんな市場ですから、中古のデジカメにおいては、高い値で売れる可能性も低いのです。

その結果、買い取り相場も自然に低く設定されるでしょう。

また、安く買い取れたからと言って、利益を載せて転売できるとも限りません。

中古のコンパクトデジタルカメラに対する需要が低いから、価格も安くなるのです

あなたが、初心者の古物商である場合には、デジタルカメラの積極買い取りは避け、人気の一眼レフを狙うと良いでしょう。

一眼レフカメラは販売力があるので、積極的な買い取りが◎

カメラ・レンズの取り扱いを中心とした古物商において主力商品は一眼レフカメラとなるでしょう。

買い取りにおいても、ライバルが多いでしょうから、どれだけ積極的に買い取りに力を入れれるかが勝負です。

それではなぜ、中古の一眼レフカメラが人気となるのかを解説していきます。

一眼レフカメラが人気である理由は、すばり『高級感』です。

一眼レフでなくてもコンパクトデジカメ、ミラーレスにも共通していることですが、高級カメラやレンズは中古であっても値が高いのです。
また、高級商品であればあるほど、年数が経過しても、値崩れが起こらず価格を維持する傾向があります。

つまり、高級な一眼レフカメラ、レンズに対しては、年代を超えて一定の需要が存在するのです

また、消費者心理としても、どうせ高くて良いものを買うならば一生ものの一眼レフが欲しくなります。

しかし、新品ではなかなか手に入れることが難しいので、中古市場にも目が向きます。

そうすると、中古一眼レフ市場においては割安なものから、プレミアがついたものまで幅広く流通していることから、消費者心理として、取引が活発化するのです。

古物商人においては、買い取りしたカメラやレンズに利益を載せて販売するのが商売です。
そのため、流通市場が活性化していなければ商売にならないのです。

これが、一眼レフカメラをターゲットに買い取り強化をする理由です。

ミラーレスカメラは高級機種を狙え

ミラーレスカメラにおいても商品特性としては、コンパクトデジタルカメラと似ています。

高級機種であるほど中古でも良い値が付きやすい傾向があります。

理由としては、交換レンズが装着できるミラーレスカメラにおいては、マウントアダプターやレンズアダプターを用意することで、一眼レフカメラ用の交換レンズが装着可能な場合があるからです。

そのため、一眼レンズを保有している方がサブ機として利用する需要も見込めます。

ただし、一眼レフに比べてミラーレスカメラは世界的には人気が高いわけではありません。

つまり、日本では人気があるミラーレスカメラであっても、海外では人気がないのです

そのため、流通量も少なく、国内限定での買い取りしか見込めないでしょう。

そこで、ミラーレスカメラの買い取りに関しては、高級機種に的を絞り、一眼レフとの関連性を考えた上で買い取るすると良いでしょう。

また、ミラーレスカメラ用のレンズは一眼レフカメラには装着できませんので、需要が低い、ミラーレスのレンズなどは買い取りを控えることをおすすめ致します。

プロの写真機商なら中古レンズの買い取り強化

プロの写真機商ならば積極的に買い取り強化したいのが、レンズです。

なぜなら、古いフィルムカメラ時代の交換レンズであっても、現行機種で撮影が可能であったりするからです。

いわゆる掘り出し物が多く存在しているレンズはカメラのボディー以上に古物商売となる可能性が高いのです。

また、業界用語で『レンズ沼』と呼ばれるほど、カメラ愛好家はレンズの魅力にはまってしまいます。

そのため、例えば、レンズ枚数、ズーム、f値は現行レンズと同じなのに、プレミアムがついたレンズにしか描写できない渋感を求めて、数万円もするレンズが欲しくなってしまうのです。

また、写真愛好家の特徴としては描写に対する探求心がつきません。

自分だけの最高のレンズを求めて、何度もレンズを買い求めるでしょう。

そこで、古物商としてはレンズの買い取りに力を入れていけば自然にリピーター客が増えるのです。

中古カメラ、レンズ買い取り相場時のチェック項目

中古カメラ、レンズの相場自体にいおては、純正レンズかどうかをたしかめましょう。

また、中古品全体に言えることですが、外装などは購入時と比べてどうか、レンズフードやフィルターなどといった付属品があるかどうかも査定をするのに大切なポイントです。

また、高級機種においては特にメーカーでのメンテナンス履歴の有無しもしっかりと確認をしましょう。

中古カメラ・レンズの買い取り強化の方法

中古カメラ・レンズを積極的に買い取りしていくならば、最低でも3つの買い取り方法は準備しましょう。

特に、一眼レフカメラの買い取りはライバル業者も積極買い取りを展開しているので、売る側に利便性がなければ出遅れてしまいます

それでは具体的な買い取り方法を見ていきます。

① 店頭買取

店頭での買取りはもはや常識ですね。

愛した高級カメラを売るときは、我が子を手放すようなものです。

しっかりした接客で、リピーターとなっていただけるように対応しましょう。

② 出張買取

出張買取は、お客様の自宅に伺い査定をして買い取ります。

対応エリアは限定されますが地域密着型の商売ができるのが魅力です。

ただし、古物に関する法律で、中古カメラやレンズの出張買い取りは、お客様のご自宅でしか行うことはできません。

お客様の勤務先や友人宅で行うと法律違反となりますのでくれぐれも注意しましょう。

③ 宅配買取

お客様が店頭に来れなかったり、出張での買い取りを望まない場合には、宅配での買い取りが便利です。 

宅配キットを用意してあげれば、送料も無料なのでお客様の利用価値も高まるでしょう。
ただし、非対面での古物買い取り時は、本人確認の方法が決められています。

本人限定郵便による成りすまし防止など、しっかりと対策を立てた上で実施しましょう。

中古カメラ、レンズの仕入れなら古物市場を活用しよう

古物商許可を取得すると、古物市場というプロ専門の取引市場に参加することが可能です。

そして、この古物市場には、中古カメラやレンズ専門の市場があります。

全国に多くの市場がありますが、およそ月に1回程度は開催されており、オークション形式で中古カメラを落札していくのです。

実際に、中古カメラ販売専門の大手古物商も参加しております。

なぜ古物商人の多くが参加しているかといえば、膨大な数の中古カメラやレンズがところ狭しと市場におかれていて、参加すれば大量に仕入れることが可能だからです。

また、中古カメラの古物市場特有かもしれませんが、多くの古物商人が朝から晩まで市場に並べられた中古カメラやレンズを検品している風景も見ることができるでしょう。

いずれにおいても、写真機商として成功するには確実に活用したい市場ですね

【古物商 実務解説】カメラ・レンズの買い取り価格の相場・決め方まとめ

カメラ・レンズの買い取り相場に関しては、中古車のように一定の情報がまとまった専門書のようなものはありません。

そのため、インターネットなどで価格を日々チェックして相場観を高めるしかないでしょう。

しかし、相場はなくても、人気商品の傾向は数年前から変わりません。

これから、中古カメラやレンズで人儲けしたい方においては、商品の特性をしっかり掴んだ上で挑戦されると良いでしょう

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