【古物商の最強の仕入れ場所】古物市場に参加する方法

この記事は専門家が監修しています

古物商にとって、古物市場は最強の仕入場所と言われています。どういったところが最強なのでしょうか。今回は、古物商にとっての古物市場のメリットと、参加するために必要なことを具体的にご紹介いたします。

古物市場ってどういうところ?

古物市場というのは、古物のプロである古物商同士が取引をする市場です。

全国に約1,500箇所ほど市場があると言われています。ブランド・骨董品・家電など、古物市場ごとに取引できる古物品目(種類)が決まっています。
市場ごとに参加条件があり、基本的には一般人が参加することはできません。

古物市場の参加条件って?

参加するには、まずは古物商の許可を『行商する』で許可申請をしていることが必須です。そして、古物商許可もしくは行商従業者証を、受付で提示することが求められます。

また、主催者側で独自に参加条件を設けている市場もあり、条件を満たしていないと古物商の許可を得ている人でも参加できません。たとえば、ある程度の業歴が必要なケースや、既に参加資格を得ている人の紹介が必要なケースなどです。

いずれのケースにおいても、前もって主催者側に参加申し込みの電話やメールなどをしておく必要があります。

このように、古物市場はとても閉鎖的です。しかし、そのことが、プロ同士が商売をする場としてのマナーや質の水準を下げない役割を担っているとも言えるでしょう。

参加資格の例

入会金の有無
⇨主催者が設定した入会費が必要な場合があります。

手数料の有無
⇨当日千円ぐらいの参加費とその日購入した合計金額の5%ぐらいを主催者側へ支払うのが、一般的な古物市場のパターンです。

特殊なパターンとしては、大規模な自動車の古物市場では、年会費や保証金が必要な場合があります。

紹介の有無
⇨すでに参加資格を得ている人からの紹介がなければ、古物商許可があっても参加できない場合があります。

古物商の許可は持っていないけれど古物市場へ行ってみたい
古物商の許可を取ったばかりで、古物市場のルールがよくわからない

という方は、まずは知り合いの古物商に同行させてもらうことをおすすめします。

古物市場活用のメリットは?

買う側は、安定した仕入れのルートとして利用します。

売る側は、不要な在庫を処分する目的として利用します。

買う側・売る側それぞれのメリットについて、リサイクルショップを例にあげて検証していきましょう。

買う側のメリット

リサイクルショップにとっては、取引相手が古物商のため大量に商品を仕入れられる点と相場より安い点が大きなメリットです。また、定期的に開催されるため安定した仕入れルートとして重宝できます。

売る側のメリット

商品陳列に使えるスペースには限りがあります。そのため、売れない商品は早めに処分しなくてはいけません。古物市場は、まだ使えるけれど自分の店では売れそうにないものなど在庫処分をする際にも重宝します。

自分の店舗で余っている商品でも、ほかの店舗では不足していることがあります。
つまり、お互いに在庫の調整ができ、売手側には不要品でも買手側には宝となるのです。
そのために、古物市場では、一般に出回っている中古品の相場と比べて、かなり安い金額で売買されています。

なぜ古物市場は最強の仕入れ先なの?

古物市場以外にも、主な古物の仕入れの方法として以下の三つがあげられます。それらと比較して、最強の仕入れ場所と言われる古物市場では、一体何がちがうのでしょうか。

①一般の人からの買い取り

大手が有利

店舗で一般の利用客から買取をしているリサイクルショップも多いですが、日によって買取希望者の人数にも品物の種類にもバラつきがあります。

そのため、商品の在庫が少なくなってしまったり、欲しい商品が手に入らないといったことも起こります。常に大量の人が本を売りにやってくるブックオフのような超大手以外は、品揃えに苦労してしまいます。

②卸売業者から買い取り 

魅力はあるが提携が難しい

全くのツテがない新規で参入することが難しく、元々コネクションを持っていたり、知人から紹介してもらうなどの必要があります。

利益率が低い

品物が足りなくならないようにするには、大手より利益率を下げて高価買い取りをする必要があります。

売れ残った商品のため売れにくい

新古品は新品なので一見よさそうに感じますが、大量に売れ残っているということは消費者が魅力を感じなかった商品である可能性が高いです。そのため、リサイクルショップでも売れにくい傾向があります。

古物商を始めたばかりのころは、仕入れの価格だけに注目しがちです。

例えば、新品の7割OFFで新古品を仕入れることができればバカ売れする! そう考えることもあるでしょう。 しかし、『どんなに安くしても売れない商品もあるのです』

なぜなら、『お客様は超優秀なバイヤー』だからです。
そこで、もし皆さんが古物の大量仕入れをする際には、価格もだけではなく、商品がなぜ売れなかったかの理由を考えると良いでしょう。

③引っ越し業者や解体業者からの仕入れ

魅力あるが提携が難しい

全くのツテがない新規で参入することが難しく、元々コネクションを持っていたり、知人から紹介してもらうなどの必要があります。

古物市場は安定的に、継続して、大量に仕入れができる
上でもご紹介しましたが、古物市場は取引相手が在庫を処分したい古物商なので、大量に商品を仕入れられる点と相場より安い点が大きなメリットです。また、定期的に開催されるため安定した仕入れルートとして重宝できます。

なぜ成功するには仕入れが一番重要なの?

ご自身がリサイクルショップに買い物に行った場合に、商品が少なく棚のスペースが余っているお店で、買う気が起こるでしょうか?
豊富な品揃えは購買意欲を刺激します。そのため、安く大量に魅力的な商品を仕入れることが一番重要なのです。そのためにも、古物市場で安価で大量に仕入れる必要があるのです。

セリを成功させるには

古物市場では、売り買いは競り(せり)という手法で行います。古物市場で安くて良い商品を手に入れるには、上手に競り落とす必要があります。

競りはオークションと仕組みはほぼ同じです。対象の商品を購入したい買い手が競い合って入札し、一番高値をつけた人が購入することができます。古物市場の競りは、1万円までは500円単位で金額が上がっていくところが多いようです。

競りの雰囲気を少しだけご案内いたします。

競りの前には、品物を見る時間が設けられています。コの字型のテーブルの上を商品がベルトコンベア形式で流れていくのが一般的のようです。

高級品の競りの場合は、隣の部屋に実際の商品を置くスペースを作ったり、事前に買い手が商品をチェックできるカタログを用意したりする場合もあります。

買い手A:『セン!(1000円)』

買い手B:『イチゴー!(1500円)』

買い手C:『ニセン!(2000円)』

競り主:『他、誰かいない!?』

競り主:『はいじゃあCさん、ニセン!』

このように、多くの商品はかなりハイスピードで競りが終わってしまいます。最初のうちは、このスピード感に戸惑ってなかなか入札できない人が多いです。まずは様子を眺めて、場の雰囲気やタイミング、作法や相場などを学びましょう。

また、やっと競り落とせたとしても、その後にもっと安くて良い商品が競りに出されるなど、失敗することもあると思います。誰しもが通る道なので、何事も経験と思って割り切りましょう。

このような流れで、納入されたすべての商品が競りにかけられます。

そして、最後にまとめて商品の代金を支払います。このタイミングで、その日購入した合計金額の5%ぐらいを主催者側へ支払うのが一般的な古物市場のパターンです。

おわりに

古物市場は、一見閉鎖的で関わりづらいですが、古物商をやる上ではとても重要な場所です。入会金が無い市場や初心者にレクチャーしてくれる市場もあるので、ぜひ足を運んでみてください。まずはお試しで、見学するところからスタートしてみてはいかがでしょうか。

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