【古物商 実務解説】時計の販売価格の相場・決め方

この記事は専門家が監修しています

古物商許可を取得して、中古ブランド時計の販売を始める方が増えております。

なぜなら、高級時計はまさに装飾品であり、ショップを訪れたお客様の目を引く商品だからです。

特にブランドバックや財布、アクセサリーなどの宝飾品を取り扱う方においては、時計を取り扱うケースが増えてくるでしょう。

そこで今回は、時計の販売価格の決め方や相場について解説していきます。

中古時計は幅広いジャンルがある事に注意

中古時計の転売で利益を上げるためには、幅広いジャンルの中からどれを取り扱うかを決める必要があります。

時計といっても、ジャンルの違い需要販売価格が大きく異なります。

また、○○○時計に特化することで、お客様が口コミで広めてくれるのが時計業界です。

すべての分野を取り扱うのではなく、どのジャンルかに絞って時計ビジネスを行うことをおすすめ致します。

中古時計のジャンル一覧

  • ロレックスをはじめとした、スイスブランドの高級時計
  • クロノグラフなどのパイロットウォッチ
  • ダイヤがちりばめられた貴金属ウォッチ
  • ダイバーズウォッチなどを中心としたスポーツウォッチ
  • 中価格の日本製ウォッチ
  • 低価格帯でのウォッチ

上記ジャンルの中では、ロレックスをはじめとしたスイスブランド高級時計の取り扱いがおすすめです。

理由は、値崩れがおこりづらく、『中古品に対する一定需要』が存在しているからです。

また、ロレックス等の高級時計に関しては消費者もオーバーホール等の手入れををすることで一生涯にわたり使用できることを知っています。

つまり、中古品とはいえ、ある程度の価値がある事を認識しているのです。

一方で、高級時計を取り扱う場合には資金力が必要です。

古物商を法人で営んでいるのか、個人で営んでいるのか、また店舗展開をしているのか、ネット中心なのかで、取り扱いジャンルも変わってくるでしょう

中古時計販売価格の決め方・相場について

中古時計の販売価格の相場・決め方に関して、相場表は存在しません。
そのため、同様の時計であっても販売している店舗によっては価格帯はまちまちとなってます。

しかし、販売価格を構成している要因については、概ね同一であるため、要因を把握することができれば販売価格を決めることは難しくはありません。

また、他の古物商が実際にいくらで販売しているかの相場については、インターネットを活用すればすぐに把握することができるでしょう。

一方で、同じ古物商同士であっても、『販売価格』や『買い取り価格』に差が生じる要因を把握することが重要なのです。

なぜなら、インターネットが発達した現代、お客様はどの古物商と取引をすればメリットがあるかをすぐに把握できます。

そして、取引した満足度においても『口コミ』で広めることが可能です。

それでは、販売価格を決める要因を確認していきたいと思います。

中古時計の販売価格を決定する3つの要因

販売価格を決定するには概ね3つの要因があります。

また、この要因は『販売価格を決定』すると同時に『買い取り価格を決定』する要因でもあります。

古物商としての経営を左右する部分でもあるので、しっかりと確認をしていきましょう。

① 販売側にどれだけ在庫があるか

販売する側がどのジャンルの時計に特化しているのかは、買い取り強化しているかどうかでわかります。

例えば、『ロレックス強化買取り実施中』のチラシを見たことはありませんか?

このチラシを配布している古物商は、ロレックスは広告費用をかけて仕入れをしても、販売して儲けることができると踏んで積極的に買い取りをしているのです。

また、需要の高いロレックスの取り扱いが多い店舗は口コミでも評判が広がります。

来店客が増えれば他のブランドウォッチについても販売できる確率が高まるのです。

同じ時計であっても、買い取り側の在庫状況販売価格や買い取り価格が変化します。

例えば、特定の時計の積極買い取りをした場合には、特定の時計ばかりが集まることがあります。

その結果、販売できていないにも関わらず在庫が増えてしまいます。

その場合には、買い取り価格を上げるか販売価格を下げて在庫数を調整しなければいけません。

このように、販売者側の在庫状況によっても、販売価格は左右される可能性があるのです。

② 販売者側の知識と経験、さらには顧客をつかんでいるかどうか

当然のことですが、古物商にとって時計は商品です。

そのため仕入れた時計に利益を上乗せして販売ができなければ商売とはなりません。

そして、販売価格を決定するには『いくらで仕入れたか』が非常に重要です。

例えば、中古ロレックスの高価買取をしていて、かつ評判の良い古物商の元には、毎日多くの買い取り希望者が訪れます。

理由は買い取り希望者としては、1円でも高く売れる業者を探しているからです。

一方で、高く買い取る業者においては、それ以上で販売できる自信がなければ買い取りは実施しません。

そのため、買い取り業者側において専門的な知識や経験に加えて、販売力があるのかどうかが問われるのです。

また、買い取りした商品は、しっかりとメンテナンスをして店舗に並べられます。

その結果、店舗には常に多くのロレックスが並んでおり、購入希望者が次々に来店して購入していきます。

そして、商品自体の回転が良ければ、販売利益を多少抑えたとしても経営は上手く成り立つでしょう。

つまり、『販売力の高い商品を多く買い取り、メンテナンスを実施して利益を乗っけて早く売る

これがプロの古物商の経営手法なのです。

③ 仕入れから転売までにかかるコストの差が販売価格の差となる

古物商が時計を仕入れてから販売するまでにはコストがかかります。

また、故障した時計やアンティーク時計の再販には大きな再販コストが必要です。

そして、販売後のアフターフォローについてどこまで保証を請け負うかで、販売価格も変わってくるでしょう。

転売までのコスト項目

  • 修理やメンテナンス費用
  • 販売広告費用
  • アフターフォローの費用
  • テナント料や人件費などの固定費

一般的に、仕入れ時から転売までの期間が長いほどコストは上がることとなります。

そして、この回転率の差こそが販売価格へ影響する要因となるのです。

中古ブランド時計の販売価格をざっくりと把握しよう

中古時計の販売価格相場についてはインターネットを活用すれば直ぐに把握することは可能です。

しかし、忙しい皆さんのために、新品価格を基として中古品の参考価格をご案内していきたと思います。

実際には、販売するブランド人気が高いかどうかなどの個別要因で価格は変わってきます。
あくまでも目安として考えてください。

中古ブランド時計の販売価格は新品価格の2割~5割引き

中古であってもブランド時計に対する需要は高いです。

例えば、ロレックスやオメガなどの人気ブランドであれば、回転率が高いため、新品価格の7割~8割が販売価格の適正相場となります。

つまり、人気が高い(回転率が高い商品)ほど、高価買い取りを実施し、販売価格を高く設定することができるのです。

また、人気ブランド時計を取り扱いたい古物商は、高価買取&安心保証を武器に回転率勝負となるでしょう。

【古物商 実務解説】時計の販売価格の相場・決め方 まとめ

時計の販売価格については決められた販売相場はありません。

しかし、人気ブランド時計であれば一定の需要があるため、新品価格を基に一定相場があるのも事実です。

ご自身がどのジャンルの時計を取り扱っていくのか。

さらに、どうしたら回転率を高めて行くことができるのか、この記事を参考にじっくりと研究してみてください。

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