【古物商の品目】書籍とはなにか完全解説・申請時の注意点

この記事は専門家が監修しています

古物商の許可申請をするときには取り扱う品目を必ず選択する必要があります。

そして、書籍を扱いたい場合には必ず許可申請書の品目の1つに入れる必要があります

また、取扱品目は複数でもよいですが、全13種類ある品目の中から1つメインに扱う品目を決めなければいけないのです。

そして、もしあなたが『書籍』をメイン品目に選んだならば、『書籍商』となります。

また、書籍商となったあなたは、以下のかっこいい書籍商プレートを営業所に飾ることができます。

今回は、書籍商を目指すあなたのために、『書籍商』を完全解説していきます。

書籍商プレート

古物商での書籍とは?

古物商での書籍とは『すべての古本』のことです。

例えば、マンガ、雑誌、小説から専門書まですべての本を含みます。

また、『すべての古本』ですから、一度しか読んでいない新品同様のキレイな本から30年前に発刊された歴史ある本まで、すべてが古本となるのです。

そして、書籍の分野は他の品目に比べてもより高い専門性が求められる分野なのです。

書籍商で成功を勝ち得る3つのポイント

あなたがもし書籍商を始めようとしているならば、はじめにお伝えしたいことがあります。
それは、古物13品目の中で書籍は非常に利益率の高い品目だということです。

そして、この利益率の高さを活かした経営をすることが書籍商での成功の秘訣なのです。

それでは、一流の書籍商を目指して3つのポイントを一緒に確認していきましょう。

① 良い本は専門店へ集まり、専門書が欲しい方は専門店へ足を運ぶ!

皆さんが何かしらの物を買う場合には2通りの方法があると思います。

1つ目は、ネットなどで価格の安いお店を探して購入する、
もう一つは価格とは関係なしに専門店へ足を運んで購入する。

そして、これは書籍(古書)においても同様なのです。

専門書が欲しい方は専門店へ

もし、どうしても欲しい専門書がある場合、初めにスマホを使って書籍を検索することでしょう。

しかし、歴史のある専門書ですから、スマホで検索してもなかなか見つかりません。
たとえ見つかってもSOLD OUTの文字が・・・。

そんな場合には最後の希望として専門書(古書)を扱っている専門店に向かうのではないでしょうか。

そして、ネットでは見つからなかった専門書を発見するのです。

その瞬間、専門書の値段を見ることなくあなたは購入しているはずです。

つまり、専門書(古書)においては販売価格はあってないようなものなのです。

手に入らない専門書はなぜ専門店に集まるのか?

専門店にはなぜ手に入らない本が集まるのでしょうか?

この答えは、書籍商となる皆さんにおいて、非常に大切なポイントなので3回は読んでほしい部分です。

答えは、専門店で販売する専門書(古書)は売値が高いからです!
そして、超重要な部分として、『買値が高いから売値も高いわけではない』ことです!

『買値は安く、売値が高い』、そうです、『利益率が高いから専門書は専門店へ集まるのです!』

多くの方が答えを聞いて、は!?と思われたことでしょう。
しかし、理由を確認すれば納得してもらえると思います。

理由

専門書を扱っている多くの書籍商は、安く仕入れた本を高く販売しております。
繰り返しになりますが、利益率が高い商売をしているのです。

そして、利益率が高い書籍だからこそ、売れるまで書籍をお店に置いておくことができるのです

また、専門書ですから市場ではなかなか見つからないですし、欲しい方においては値段が高くても目的の本ならば購入するのです

これが書籍商ビジネスの基本です。

皆さんが書籍商を始める場合にいきなり全国展開は無理でしょうから、ブックオフのような激安書籍商を目指すのではなく利益率の高い専門書を扱うことをおすすめ致します。

② お店には1冊でも多くの書籍を並べよう

書籍商で成功するには『どれだけ多くの専門書をお店に並べることができるかが勝負』です。

最低でも1坪当たり1000冊以上の本を並べる必要はあります。

そう、5坪ならば常時5000冊以上の専門書をならべることができなければ書籍商として経営を続けることは難しいと考えてください。

えっ、私には無理・・・。

そう思ってしまう気持ちもわからなくもありませんが、後ほど皆さんには書籍を仕入れるマル秘テクニックをお伝えするので安心してください。

まずは、なぜ1冊でも多くの書籍をならべる必要があるのかを説明していきます。

書籍商としての経営を考える

雑本(古書)の平均単価は500円ほどと言われております。

そして、あなたが月に30万程度の収入が欲しい場合には最低でも100万円~150万円程度の売上が必要となるでしょう。

また、24時間365日働き続けることはできませんので週に1日は休みを取ります。

そうすると営業日は25日程度となりますね。

このように書籍商の営業スタイルを考えると1日で必要な売り上げが見えてきます。

計算上では1日に4万~6万ぐらいの売り上げが必要となります。

また、1冊の売り上げが500円の本であれば、1日の売り上げ目標を達成するためには100冊程度を販売する必要があるのです。

そして、1日100冊の本を売るのですから1カ月では2,500冊の本を販売する必要があるのです。

このように考えると皆さんの書籍商として何をすべきかが見えてくると思います。

成功している書籍商に学ぶ

実際に成功している古物商店舗の参考例ですが、店舗には常時6万冊程度の雑本が置かれており、1カ月に販売できる冊数は6000冊程度とのことです。

そう、ちょうど1割程度の本が月間で入れ替わっている計算です。

逆に、書籍を仕入れる際にも1~2年のスパンで販売していく商売だといえるでしょう。

そして、書籍商ビジネスの中では回転率1割が達成できれば成功する確率が高いと言えますので、皆さんも1割の回転率を目指すと良いでしょう。

③ 古書交換会を活用しての古書大量仕入れ(古物商許可が必要)

書籍商として活躍するには、お店いっぱいに書籍を並べ、高い単価で販売することが成功の秘訣でした。

でも多くの方は、

毎月数千冊の仕入れなんてできない・・・・

そう思うことでしょう。

そんな皆様へ書籍商の裏側(マル秘テクニック)をお伝えします。

書籍商だけの取引場【古書交換会】で書籍を大量仕入れ

書籍商を経営している方の大半はいろんな方法で書籍を転売しています。

例えば、インターネットサイトに出品したり、デパートの販売会に出店したり、古書交換会で販売したりと・・・。

そうです、書籍商は生き残るために必死なのです。

その中でも多くの書籍商が『大量仕入れと大量販売』に活用しているのが古書交換会です。

書籍商を目指す皆さんにおいても、古書交換会については知っていて絶対に損はありませんので、東京都の古書交換会を例として確認をしていきましょう。

古書交換会

古書交換会は古書組合員同士(古物商許可の取得が必要)が古書の交換を行う会です。

取引は入札方式で行われ、参加するには古物商許可を取得した後に古書組合に加盟する必要があります。

東京古書組合の市場はなんと年間30億円

東京古書組合の市場では、年間でなんと30億円ほどの古書の取引が行われています。

そして、古書の売値を仕入れ値の2倍とすれば、最終的に60億円もの古書が都内で販売されているのです。

また、東京都の古書組合に加盟している業者数は約600社程度なので、単純計算で1業者あたり1000万円程度を売り上げている計算となります。

仮に、利益率を3割とすれば300万円が古書交換会を通じて得る書籍商の利益となります。

また、古書交換会で仕入れをする書籍商がいれば、販売している書籍商も必ずいます。

売る側から見ても年間30億円の市場があるのは魅力的だと思います。

皆さんが書籍商となった場合には確実に利用したい市場ですね。

書籍商の注意点 確認義務と取引の記録義務

書籍は特に万引きが多い品目です。
そして、万引きした新書が、書籍商に持ち込まれるケースは頻繁に発生します。

そのため書籍商が、書籍の買い取りをする場合には金額に関わらず、『相手の確認義務』と『取引の記録義務』が必要となるのです。

ただし、同一人から同時に受け取ったものについての取引の記録はまとめて記載してもOKですし、書籍を売却する場合においては、販売金額に関わらず、取引の記録は不要となります。

【古物商の品目】書籍とはなにか完全解説・申請時の注意点まとめ

書籍(古書)は皆さんにとって非常に馴染みのある古物だと思います。

しかし、書籍商というビジネスを考えた場合には『書籍は奥深い』品目の一つではないでしょうか。

古物商許可申請をする上では必ず1つ以上は品目を選択する必要があります。

そして、全13種類の品目それぞれにメリットとデメリットがあります。

ご自身が目指すリサイクルショップのゴールをよく考えた上で、古物品目を選択されることをおすすめ致します。

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