【自分で・代行で】福岡で古物商許可を取得する方法

この記事は専門家が監修しています

福岡県で古物商を始める場合には、福岡県公安委員会から古物商許可を得る必要があります。

古物商許可を取得するには2つの方法があります。

どちらの方法でも許可を取得することは可能ですが、手続きに要する時間や費用が異なりますので、
どちらが良いのかをよく考えて決めるとよいでしょう。

今回は、福岡県で古物商許可を取得する2つの方法についてご案内していきます。

はじめに 福岡県で古物商許可取得を検討されている方へ

福岡県は九州の玄関口として、陸、海、空の交通の要衝となっているため、多くの人々が訪れます。

また、自然とのバランスもよく、医療機関も充実していることから、生活しやすい都市であり、人口が減少している日本において、人口が増え続けている県でもあるのです。

実際に2017年発刊の英国モノクル誌には、世界で住みやすい都市ランキングにおいて14位に選ばれるほど世界でも高い評価を得ております。

一見するとこれらは古物ビジネスとは関係がないように思われるかもしれません。
しかし、店舗を構える場所の人口推移はビジネスの成功を左右する重要ポイントです。

出店する地域の人口が増加しているのか、減少しているのかは店舗を出店する前に必ず確認しましょう。

また、福岡県の人口は約511万人と日本全国の中では9番目に多い県となっております。
そして、福岡県民の人口の約3割が福岡市内に住んでおります。

2番目に多い北九州市と3番目の久留米市を合わせると、県内の人口の半数が住んでいることとなります。

古物商の経営において人口の推移は非常に重要なので、福岡市内からのアクセスも考え店舗展開することをおすすめ致します。

(参考)
福岡県内で店舗展開するリサイクルショップ

リサイクルマート(株式会社フェスタ)
福岡市内に8店舗、佐賀県に1店舗展開している。
家電、家具、厨房機器、電動工具など、個人から業者向けまで幅広く対応してくれる。
また、買取に力を入れており、出張での無料買取りも実施してくれるのが強み。

リサイクルショップ ブンダバー
福岡市からもアクセスが良い、新宮町原上に倉庫を構え、家具や家電を専門に取り扱っている地域密着のリサイクルショップ。
特徴としては、設置費用が無料であるため購入後も安心を売りにサービス展開。
また、オンラインにも力を入れており、会員登録をしなくても購入できるのも魅力。

フリーマーケットACB
福岡県内に6店舗を構え、家具、家電からブランド品やギフト品など幅広くを取り扱う。
卸業者等から大量に仕入れを行うのが特徴。
事務所移転や引っ越しなどの際に利用する顧客が多数いる。
販売力が高く、日々商品が入れ替わるのも特徴。

福岡県で古物商許可を取得する2つの方法

福岡県で古物商許可を取得するには、2つの方法があります。

  • 自分で福岡県公安委員会(警察署経由)に許可を申請する
  • 古物商許可専門の行政書士に許可申請手続きを代行してもらう

どちらの選択をしても古物商許可を取得することは可能ですが、許可取得までの時間とストレスや費用が異なります。

それでは、2つの方法のメリット・デメリットをそれぞれ確認していきたいと思います。

① 自分で古物商許可を申請した場合のメリット・デメリット

自分で福岡県公安委員会(管轄警察署)に対して許可申請をした場合には、大きく2つのメリットがあります。

自分で古物商許可を申請した場合のメリット

  • 古物営業法などの法律知識が身につく。
  • 許可取得に必要な費用は19,000円と格安で済む。

自分で許可申請をした場合の最大のメリットは、費用負担が少ない点です。

実際に古物商許可の申請手続きのすべてを自分で行った場合には19,000円の申請費用と証明書類の取得にかかる費用(数千円)で許可を取得できます。

一方で、許可申請を代行業者へ依頼した場合には申請費用とは別に、代行業者へ報酬の支払いが必要です。

代行業者への報酬は、平均40,000円程度となっております。

この記事を読んでいる皆さんも、40,000円を節約できるならば自分で手続きをしたい方も多いと思います。

もちろん、自分で手続きすることも可能ではありますが、自分でする場合にはデメリットがあることも事実です。

以下のデメリットを確認してからご自身で手続きするのか決めても遅くはないでしょう。

ご自身で古物商許可を申請した場合のデメリット

  • 許可申請に必要な書類を揃えるのに時間と労力が必要
  • 専門家に任せた場合に比べて、許可取得までに必要な日数が増える
  • 対策を講じることで許可を取得することができるのに、許可取得できないと判断してしまう
  • 古物書許可を取得した後で、古物台帳や古物プレートなども自分で準備しなければいけない

また、営業所が複数ある場合の許可申請法人で許可を申請する場合は、証明書類の作成が複雑であったり取得する書類の数が増えてしまいます。

そして、古物商許可を取得しなければ、営業活動をすることはできません。

ご自身で手続きをする場合には十分検討してから進めることをおすすめ致します。

② 古物商許可専門行政書士に許可申請を代行してもらう

古物商許可専門の行政書士へ依頼をした場合のメリットデメリットをご案内します。

ただ、専門家へ依頼する費用をかけたくない方には、不要な情報なので読み飛ばしても良いかもしれません。

ご自身での手続きか、専門家へ依頼をするのか検討されている方は読み進めてください。

古物商許可専門の行政書士へ古物商許可申請の代行を依頼するメリット

古物商許可の申請を専門業者へ依頼するメリットは多いと考えます。

検討されている方は、以下のメリット・デメリットを確認して依頼するかどうかを確認すると良いでしょう。

許可取得までに必要な期間の短縮

古物商許可専門の行政書士は、日々多くの古物商許可申請手続きを代行しております。

そのため、許可申請に必要な書類の記載方法や証明書類作成に慣れております。

ご自身で手続きする場合よりも早く許可を取得することができるでしょう。

例えば、ご自身で許可申請手続きをした場合には、添付書類の取得と申請書類の作成で1カ月~2カ月程度の日数が必要です。

さらに、公安委員会(警察署)の審査に40日程度の日数が必要なので、合計でおよそ3カ月程度は日数が必要となるでしょう。

一方で、専門家に依頼をした場合には、書類をすぐに作成して貰えるので、許可取得までの必要日数を大幅に短縮することができます。

例えば、古物商を始めるために事務所を賃貸している場合には、許可取得までの日数が伸びれば物件費用は無駄な費用となってしまいます。

それであれば、許可の取得は専門家へ依頼をし、最短での取得を目指して、余った時間はホームページの作成や古物品のマーケティングなどに時間を割くほうが良いでしょう。

手続きが複雑な場合でも代行してくれる

古物商許可申請は申請者の条件により取得難易度が変わります。

例えば、一般的に個人で申請するよりも法人で申請する方が用意すべき申請書類や添付書類が増えます。

また、同一都道府県に複数営業所の開設を希望していたり、古物を全国展開する予定である場合にも申請が複雑となる可能性があります。

さらに、将来的にインターネットで古物を売る場合や、引っ越しなどで営業所が移転した場合などには変更届手続きなどが必要となります。

手続きが難しい案件であればあるほど、専門家へ代行する価値が高いといえるでしょう。

古物商許可を取得した後、営業開始に必要な準備も代行

古物商許可をご自身で取得した後には、営業開始に必要な準備もすべてご自身でする必要があります。

例えば、古物台帳を用意したり、古物プレートを用意したり。

さらに、古物を仕入れるために古物市場を調べたりと。

一方で、古物商許可専門の行政書士の中には、古物商許可の取得から営業開始までをサポートしている場合があります。

許可取得に加え、古物台帳や古物プレートまで準備してくれるのです。
営業開始までサポートしてくれるのは魅力的といえるでしょう。

古物商許可専門の行政書士へ古物商許可申請の代行を依頼するデメリット

古物商許可を専門家へ依頼するデメリットは、報酬が発生する部分です。

専門家へ支払う報酬の相場は40,000円~50,000円程度です。

ご自身ですべての手続きを実施する場合の時間価値と対比して検討すると良いでしょう。

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福岡県で古物商許可を自分で取得する方法

福岡県内で古物商許可申請手続きをご自身で進めたい方のために、ポイント解説をしていきます
大きく6つのポイントがありますので確認していきましょう。

福岡県古物商許可申請6つのポイント

  • 古物商の営業所を管轄する警察署を確認すると同時に許可申請書を入手
  • 許可申請に必要な添付書類を取得
  • 管轄警察署へ連絡をして申請事前ヒアリング
  • 担当警察官へ許可申請のアポイントを入れる
  • 古物商許可申請書類を提出
  • 許可証を取得

① 古物商の営業所を管轄している警察署の確認と許可申請書の入手

古物商許可申請は、福岡県公安委員会(管轄警察署経由)に対して申請を実施します。

以下の福岡県内の警察署一覧からご自身の管轄警察署を確認するとともに、
福岡県警察のホームページから古物商許可申請書を入手しましょう。

福岡県内の警察署一覧

福岡県内の警察署一覧です。
古物営業所の所在地により、以下の中から管轄警察署が決まります。

まずは営業所を管轄している警察署を確認してみましょう。
福岡県内には、福岡地区に14警察署、北九州地区に10警察署、筑豊地区に4警察署、筑後地区に7警察署あります。

福岡地区

警察署 電話番号 住所
中央(ちゅうおう)警察署 092-734-0110 〒810-0001 福岡市中央区天神1丁目3番33号
博多(はかた)警察署 092-412-0110 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前2丁目8番24号
東(ひがし)警察署 092-643-0110 〒812-0053 福岡市東区箱崎7丁目8番2号
南(みなみ)警察署 092-542-0110 〒815-0032 福岡市南区塩原2丁目3番1号
早良(さわら)警察署 092-847-0110 〒814-0006 福岡市早良区百道1丁目5番15号
西(にし)警察署 092-805-6110 〒819-0169 福岡県福岡市西区今宿西1丁目14番10号
粕屋(かすや)警察署 092-939-0110 〒811-2301 糟屋郡粕屋町大字上大隈147番地の1
春日(かすが)警察署 092-580-0110 〒816-8511 春日市原町3丁目1番地21
筑紫野(ちくしの)警察署 092-929-0110 〒818-0041 筑紫野市上古賀1丁目1番1号
糸島(いとしま)警察署 092-323-0110 〒819-1116 糸島市前原中央一丁目6番1号
宗像(むなかた)警察署 0940-36-0110 〒811-3436 宗像市東郷1丁目2番2号
朝倉(あさくら)警察署 0946-22-0110 〒838-0068 朝倉市甘木225番地1
博多臨港(はかたりんこう)警察署 092-282-0110 〒812-0032 福岡市博多区石城町9番18号
福岡空港(ふくおかくうこう)警察署 092-621-0110 〒812-0003 福岡市博多区大字下臼井782番地の1

北九州地区 (10警察署)

警察署 電話番号 住所
小倉北(こくらきた)警察署 093-583-0110 〒803-8567 北九州市小倉北区大門1丁目6番19号
小倉南(こくらみなみ)警察署 093-923-0110 〒802-0816 北九州市小倉南区若園5丁目1番6号
八幡東(やはたひがし)警察署 093-662-0110 〒805-0053 北九州市八幡東区大谷1丁目1番1号
八幡西(やはたにし)警察署 093-645-0110 〒806-0037 北九州市八幡西区東王子町2番1号
折尾(おりお)警察署 093-691-0110 〒807-0824 北九州市八幡西区光明1丁目6番6号
若松(わかまつ)警察署 093-771-0110 〒808-0066 北九州市若松区くきのうみ中央1番1号
戸畑(とばた)警察署 093-861-0110 〒804-0067 北九州市戸畑区汐井町2番1号
門司(もじ)警察署 093-321-0110 〒801-0841 北九州市門司区西海岸2丁目3番13号
行橋(ゆくはし)警察署 0930-24-5110 〒824-0001 行橋市行事3丁目12番1号
豊前(ぶぜん)警察署 0979-82-0110 〒828-0061 豊前市大字荒堀535番地の1

筑豊地区 (4警察署)

警察署 電話番号 住所
飯塚(いいづか)警察署 0948-21-0110 〒820-0011 飯塚市柏の森159番地の26
嘉麻(かま)警察署 0948-57-0110 〒820-0302 嘉麻市大隈町418番地3
直方(のおがた)警察署 0949-22-0110 〒822-0017 直方市殿町5番31号
田川(たがわ)警察署 0947-42-0110 〒826-0032 田川市平松町3番36号

筑後地区 (7警察署)

警察署 電話番号 住所
久留米(くるめ)警察署 0942-38-0110 〒830-0003 久留米市東櫛原町1002番地の2
小郡(おごおり)警察署 0942-73-0110 〒838-0142 小郡市大板井234番地の1
うきは警察署 0943-76-5110 〒839-1321 うきは市吉井町343番地の3
筑後(ちくご)警察署 0942-52-0110 〒833-0031 筑後市大字山ノ井338番地
八女(やめ)警察署 0943-22-5110 〒834-0031 八女市本町465番地
柳川(やながわ)警察署 0944-74-0110 〒832-0823 柳川市三橋町今古賀53番地の1
大牟田(おおむた)警察署 0944-43-0110 〒836-0843 大牟田市不知火町3丁目8番地

② 古物商許可申請に必要な添付書類を取得

古物商許可申請に必要な添付書類を集めます。

個人申請と法人申請では収集する書類対象がことなりますので十分注意しましょう。

個人で申請する場合には、申請者と管理者
法人で申請する場合には、役員全員(監査役含む)と管理者

古物商許可申請に必要な添付書類一覧

  • 住民表
  • 市区町村発行の身分証明書
  • 登記されていないことの証明書

上記の書類はすべて、行政庁から入手する必要があります。

窓口で入手する場合は、平日の営業時間内でしか入手することはできません。

平日の窓口に行けない方は、行政書士などの専門家へ依頼をすると良いでしょう。

③ 管轄警察署へ連絡をして申請事前ヒアリング

古物商許可申請書類と必要な添付書類の収集ができた後は、管轄警察署へコンタクトを取って事前打ち合わせを実施しましょう。

許可申請に慣れている場合は別ですが、はじめて許可申請をする場合には、事前の打ち合わせをせずに書類が受理される可能性は低いです。

ご自身が作成した書類や添付書類に不備がないかどうかをしっかりと事前確認しましょう。

④ 担当警察官へ許可申請のアポイントを入れる

許可申請に関する事前打ち合わせが完了したら、許可申請書類を提出するためのアポイントを取得します。

管轄の警察署においても古物担当官が必ずいますので、アポイントを取得しましょう。

なお、アポイントを取得せずにいきなり訪問した場合には、担当官が不在であったりで二度手間となる可能性がありますので注意しましょう。

⑤ 古物商許可申請書類を提出

古物商許可申請書類一式を持って、管轄警察署で許可申請手続きを実施します。

当日は、許可申請書(正本)に加え副本(コピー)を必ず持参しましょう。

また、訂正に備えて、申請書類に押印をした印鑑を持参すると当日修正が可能なので便利です。

そして、許可書類に問題がなければ、当日19,000円の証紙を購入して申請書に貼り付けして提出します。

⑥ 許可証を取得

古物商許可申請書は、管轄警察署へ不備のない申請書類を提出してから審査に40日程度の日数が必要となります。

そして、無事に許可取得ができた場合には、許可証を警察署へ取りにいくこととなります。

※許可申請書などに補正が必要な場合は、連絡がきますので補正手続きをすることとなります。

古物商許可申請手続きの流れは以上です。

実際には、許可を取得した後、営業開始前までに、古物台帳古物プレートなどの準備が必要となりますので準備しましょう。

【自分で・代行で】福岡県で古物商許可を取得する方法まとめ

福岡県で古物商許可を取得するには2つの方法がありました。

時間や手間がかかってもコストを重視して、ご自身で手続きをするのか、専門家の力を借りて確実かつ最短で許可を得るのを先ずは決めましょう。

また、福岡県は、年々人口が増加しており、さらに福岡市や北九州市に集中している特徴があります。

店舗展開を計画している方においては、人口動向や地域性などを十分分析した上で展開されることをおすすめ致します。

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