【古物商の品目】ギターやドラムなどの楽器は「道具類」

この記事は専門家が監修しています

中古の楽器の転売ビジネスは古物の中でも専門性が高い分野です。

しかし、インターネットが普及したことで、楽器に詳しくない人でも転売ビジネスに参入することは十分可能となりました。

また、楽器の単価は高いため、利益率が同じであっても利益金額は出しやすい商品です。

一方で、楽器の転売には古物商許可が必要です

そして、古物商の許可申請をする場合には13種類の品目から自身で取引する品目を選ぶ必要があるのです。

そこで今回は、ギターやドラムなどの楽器を販売する場合に、古物商許可申請の品目をどのように選んでいけば良いのかを確認したいと思います。

ギターやドラム等の楽器は『道具類』

楽器類ていう項目はないし…どこに分類されるのかな?

ギターやドラム等の楽器は『道具類』に分類されます。

古物商許可を申請する場合には、申請時に取扱う古物の区分を13種類の中からご自身で選ぶ必要があります

また、13種類ある古物区分は複数選択することも可能です。

つまり、楽器を取り扱う場合には、古物の法律で分類されている区分の中で『道具類』を選択する必要があるのです。

それでは13種類ある古物区分を確認してみましょう。

古物区分13種類

  • 美術品類
  • 衣類
  • 時計・宝飾品類
  • 自動車
  • 自動二輪・原動付き自転車
  • 自転車類
  • 写真機類
  • 事務機器類
  • 機械工具類
  • 道具類
  • 皮革・ゴム製品
  • 書籍
  • 金券類

おそらく、多くの方が古物の区分をみてもギターやドラムがなぜ道具類にあてはまるのかを理解することはできないでしょう。

むしろ、楽器類という品目がないことにびっくりされた方もいるかもしれません。

しかし、上記に記載されている13区分は、古物の法律で定められているのです。

楽器が分類される古物区分『道具類』とは?

ギターやドラムなどの楽器は、古物区分では道具類に区分されます。

すなわち、中古楽器を売買する場合には、道具類を選択して古物商許可を取得する必要があるのです。

それでは、古物の区分の一つである『道具類』とは一体どのような特徴があるのでしょうか?

道具類の範囲は非常に広い

古物には13区分あります。

その中でも、道具類は多くの種類が含まれています。

例えば、④自動車であれば、中古自動車とその部品の売買ですし、⑫書籍であれば古本の取引です。

一方で、道具類は、家具や楽器をはじめ、CDやゲームソフト等の売買も含まれます。

つまり、道具類は、他の品目に該当しない古物を広く含む区分なのです。

そういった意味では、楽器に限らずとも、古物商許可を申請する場合には『道具類』は必ず選択した方がよい古物区分かもしれません。

それでは次に、実際にギターやドラムなどの楽器の転売は儲かるのかどうか、またどのような点に注意すべきかを確認していきたいと思います。

楽器転売ビジネスのメリット

楽器の売買はチャンスの多い転売ビジネスです

理由は、以下の3つがあげられます。

  • 日本の楽器は海外で人気
  • 単価が高いので利益金額も大きい
  • 他の古物品目に比べてライバルが少ない

それでは、①~③について具体的に確認をしていきましょう。

① 日本の楽器は海外で人気

実は、日本の楽器は海外から絶大な人気があることをご存知でしょうか。

有名ブランドのヤマハや、エフェクター等の音楽機材も日本製は非常に需要が高いのです。

また、海外で人気のBossは現在はローランド社の子会社となってますが、もともとはメグ電子という日本の会社でした。

そのため日本国内だけでは市場規模が少ないと思われがちな楽器転売ビジネスは、海外からの高い需要があるため世界を相手に転売ビジネスが成り立つのです。

② 単価が高いので利益金額も大きい

楽器の単価は、古物の中でも非常に高いです。

例えば、日用品であれば1点の価格は数百円から数千円程度でしょう。

しかし、中古ギターやサックスなどは数万円から数十万円程度の単価です。

また、販売までの手間は数百円の古物であっても数万円の中古楽器であっても変わりはありません。

そのため、利益率が同じ20%であった場合には利益額には大きな差が生じることになります

③ 他の古物品目に比べてライバルが少ない

中古品の販売をしている業者は多くいますが、楽器専門の業者はまだまだ少ないです。

理由は、中古楽器に関する知識が不足していたり、単価が高いことから仕入れができないことが理由でしょう。

逆に考えれば、海外で販売力のある日本の楽器を仕入れるライバルが少ないことは非常にメリットだと言えるでしょう。

人気のある楽器は?

色んな種類の楽器があるけれど何の楽器がよく売れるのだろう?

中古楽器に対する需要は高いです。

それでは一体どんな楽器が良く売れているのでしょうか?

具体的な商品を例にご案内していきたいと思います。

ヤマハのサックス

ヤマハの楽器は人気が高いです。

その中でもサックスはダントツに人気があります。

また、海外でも人気商品であるため、オークションなどで思わぬ値がつくこともあるでしょう。

ただし、サックスの単価は10万円以上であることが多く、初めて楽器の転売をする方にとっては心配に感じる方もいるでしょう。

単価の低い他の楽器や機材を販売して慣れてから、高単価なサックスを取り扱うことをおすすめ致します。

フェンダージャパンのギター

日本製のギターも人気です。

また、ベースギターであってもエレキギターでも両方利益が出やすいです。

単価は3万円から5万円程度が多いです。

ただし、ギターの場合はデザイン性や多少の知識が必要です。

まずは、どの様なギターが人気なのかの調査から初めて見ると良いでしょう。

エフェクター

エフェクターとは、音をアンプに送る途中で電気的に音を改変する機械のことです。

ギターを弾く場合には必須の機械となります。

そのため、当然ギターが人気であるならばエフェクターも人気となります。

ギターとのセット売りもできますが、エフェクターは数千円と単価が安いので、楽器転売ビジネスのスタートをするにはおすすめです

ただし、エフェクターは古物区分では道具類ではなく、機械工具類に区分されます。

古物商許可を申請する際には、道具類に併せて機械工具類も選択を忘れないようにしましょう。

楽器転売で稼ぐために必要な知識

楽器転売で稼ぎたい!でも知識があんまりないんだよね…

楽器の転売で稼ぐためには特別必要な知識はありません

しかし、売れ筋楽器が何であるかなどの調査は必要不可欠となります。

また、現物を見て仕入れる場合には最低限楽器の状態がどうであるかの確認ができる知識は身に着けておくとよいでしょう。

例えば、ギターの場合には反り返りがないか。

サックスならば、『タンポポ』呼ばれる部分の状態は正常かどうかなどの確認は必要です。

なぜなら、楽器の役割はあくまで音を奏でる道具だからです。
そして、本来の役割を果たすことができなければ、価値がなく転売することも難しいでしょう。

また、海外への転売をする場合にはいくつかの注意点があります

海外への楽器転売注意点

日本の楽器は海外からも高く評価されており、需要が高いです。

しかし、楽器を海外の顧客へ転売する場合には注意点があります。

①日本の楽器は保証書があっても海外で修理することはできない

楽器の保証書は日本国内でのみ有効なケースがほとんどです。

そのため、海外で修理することは難しいです。

海外のお客様へ商品を販売したが、初期不良であった場合には返品してもらい、日本でメーカー修理をすることになるでしょう。

② 梱包には入念に

楽器は非常に繊細です。

特に管楽器の場合には少しのヘコミなどで音が変わります。

そこで、梱包をする際にはいつも以上に入念にする必要があるのです。

また、商品が高額である場合には、EMSなどで発送するとトラブルも少なく万が一の保障も充実しているでしょう。

③ ワシントン条約に注意

海外へ輸出をする場合には、ギターなどに使われている素材に注意が必要です。

理由は、ワシントン条約で、輸出入が制限されている場合があるからです。

例えば、ローズウッドが使われているギターは輸出が制限されます。

ワシントン条約に関しては知らなかったでは済みませんので、しっかりと確認をしましょう。

【古物商の品目】ギターやドラムなどの楽器は「道具類」まとめ

ギターやドラムなどの楽器を転売する場合には、古物商許可を取得する必要があります

そして、古物区分では必ず『道具類』を選択しましょう。

また、機械工具類などの区分も併せて選択しておくと商売の幅が広がるのでおすすめです。

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