【古物商 Q&A】古物商許可の取得に試験はありますか?

この記事は専門家が監修しています

古物商許可は一度取得すれば、基本的には一生使えるライセンスです。

また、古物商許可を与えられる事の意味は『古物の商売の権利』を国が認めてくれた証なので価値ある許可です。

そして、この記事を読んでいる方の多くは古物商許可の取得を検討されている方だと思います。

そこで、今回は古物商許可の取得を検討しているあなたのために、許可を取得するためには特別な試験に合格する必要があるのかどうか?をテーマに古物商許可申請の概要に触れてみたいと思います。

古物商許可の取得に特別な試験はありません

古物商許可を取るのに試験があるのかな?

古物商許可を取得するために、特別必要な試験に合格する必要はありません

例えば、運転免許証を取得する場合には、学科試験や実技試験などを受け試験に合格する必要があります。

しかし、古物商の許可を取得する場合に学科試験や実技などの試験に合格する必要はないのです。

また、許可を取得するためには特別な経験も不要となります。

つまり、難しい試験を受ける必要はありませんし、豊富な実務経験がなくても古物商許可の申請をすることは可能なのです。

試験や資格が必要ないのなら僕にも簡単に取れそう!

古物商の管理者(責任者)になるためには試験はあるのか?

古物商を申請する場合に、特別な試験を受ける必要はありませんでした。

そして、営業所の管理者になる場合にも特別な試験を受ける必要はありません。

つまり、申請者が管理者となる場合でも、何ら試験を受ける必要はないのです。

他の許認可制度では営業所の管理者(責任者)になるためには国家試験や実務経験年数が問われます。

しかし、古物商許可の管理者においては、国家試験などに合格している必要もなく、さらに実務経験がなくてもなることができるのです。

日本の許可制度と古物商許可

日本は規制大国と呼ばれるほど、何らかのビジネスを始める前に行政庁から許認可を得る必要があります。

そして、多くの許認可制度では厳しい要件をクリアしはじめて取得ができるのです。

例えば、『人』の要件として、難しい国家試験に受かっている人がいなければ許可の申請が出来なかったり、許可申請をする業界での実務経験が10年以上ないと得られなかったりする場合があります。

そして、これらの要件を満たすことができず、許認可などを得ることができないケースが多くあるのです。

しかし、古物商許可においては特別な試験をうけなくても申請者になれます
さらに特別な試験や実務経験がなくても、管理者になることも可能なのです。

その結果、多くの方において古物商許可を取得するチャンスがあると言えるでしょう。

古物商許可の取得に試験はないけど注意すること

中古自動車屋を始める場合には確認事項が増える

中古自動車の売買をはじめる場合には、古物商許可申請が必要です。

また、取り扱う13種類の古物品目から、『自動車』を選択する必要があります。

そして、古物の品目の中から、自動車を選択した場合には、他の古物品目では確認されなかった、中古自動者業界での取り扱い経験などが確認されます

古物商の中で経験を問われる中古自動車取引

古物13品目の中でも1番厳しい品目といっても間違いではないのが、『自動車』です。

また、この記事の中で、古物商許可の取得には特別な試験も実務経験も不要とお伝えしましたが、『中古自動車』を取り扱う場合には、実務経験を確認される事はあります。

その理由は、中古自動車は13種類ある古物の中で、犯罪組織(窃盗団)が特に狙いやすい古物だからです。

また、古物商許可制度の目的は、盗難品の流通防止と被害の早期回復のための許可制度です。

そのため、中古自動車を取り扱う古物商人においては、盗難自動車であるかどうかを見極めることができる最低限の知識と経験が求められるのです。

具体的には、自動車業界で勤務していた経験の有無や中古自動車の売買経験の有無であったり、
中古自動車が盗難品であるかどうかを判別する知識として、車体番号の刻印されている箇所などの知識の有無などが問われます。

また、古物商許可を取得した後も、カーオークションに参加するためには自動車商としての経験年数が問われたりもします

上記のように、中古自動車を取り扱う予定の方は、他の古物に比べて要件が厳しくなるのです。

古物商許可の申請ハードルが上がることはもちろんですが、許可を取得した後のビジネスを成功させるためにも、ご自身において、中古車業界での経験がない場合には、営業所の管理者を業界経験者にするなどの工夫をする必要があるでしょう

古物商許可は比較的誰でも簡単に取れますが、自動車など扱う品目によっては経験が問われたり、専門的な知識が必要だったりします

古物商許可を取れない人はいるのか?

古物商許可を取得するためには、特別な試験や実務経験は必要ありませんでした。

また、許可を取得するのに、財産的な要件もありません。

つまり、古物を買い付けるための資金があるかどうかは、許可申請には関係ないのです。

そのため、法人で許可申請をする場合に、資本金1円であっても古物商許可を取得することは可能です。

しかし、古物商許可は全ての人が取得できる許可ではありません

一定の要件に該当してしまう者は、古物商許可を取得することはできないのです。

この許可を取得できない要件を欠格要件と呼びますが、この要件は重要なのでご自身や管理者があてはまるかどうかはしっかりと確認をしましょう。

古物商許可の欠格要件

欠格要件に当てはまる方においては古物商許可を取得することができません。
それではどんな要件があるのかを確認していきましょう。

  • 成年被後見人、被保佐人または破産者で復権を得ないもの
  • 禁固以上の刑、または特定の犯罪により罰金の刑に処せられ、5年を経過しないもの
  • 住居の定まらない者
  • 古物営業の許可を取り消されてから、5年を経過しない者
  • 営業に関して成年者と同一の能力を有しない未成年者

上記を見てもわかる通り、古物商許可が取れない要件(欠格要件)は厳しくありません。

例えば、過去5年以内に犯罪を犯していたり、未成年者である場合には許可を得る事ができない可能性がありますが、通常取引ができる成人の方であれば、許可を取得することはできるでしょう

つまり、古物商許可は多くの方において取得するチャンスがある許可なのです。

しかし、せっかく取得した古物商許可でも、6カ月以上の長期にわたり使用していない場合には許可証を返納しなければいけない決まりがあります。

皆さんの中では、欠格要件にはあてはまらないので

古物取引は当面予定をしないけれども、とりあえず取得しておこう

と考える方がいるかもしれません。

しかし、使う予定がない場合には許可を取得することはやめておいた方がよいでしょう。

【古物商 Q&A】古物商許可の取得に試験はありますか?

古物商許可を取得するために、特別な試験を受ける必要はありません

また、自動車を取り扱わない場合には実務経験などが無くても許可を取得することは可能です。

しかし、いくら試験がないからといって、すべての方が古物商許可を取得できるわけではないのです。

多くの方において古物商許可を取得するチャンスがあることは理解できたと思います。

まずはご自身が欠格要件にあてはまるかどうかをしっかり確認してみると良いでしょう

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