【古物商 13品目】パソコンを扱う場合の品目

この記事は専門家が監修しています

今や、一家に一台から、一人に一台のパソコン。

高額な取引が可能であると同時に、パソコン自体のバージョンアップも早いことから買い換える人は常に多く、古物商で取り扱うには魅力的な品といえます

パソコンを古物商で扱うには、申請する13品目の中から事務機器類を選択します。
デスクトップパソコン、ノートパソコンを問わずパソコンを扱うなら事務機器類です。

もしあなたがパソコンをメインに扱うと決めるのならば、事務機器類をメインで扱う品目とし、事務機器商となります

事務機器商プレート

この記事では、事務機器商としてパソコンを取り扱うあなたの成功の一助となれるように、パソコン本体からその周辺機器まで言及し完全解説していきます!

パソコンを扱う古物商として成功したい!

という思いをお持ちの方必見の記事です!
ぜひ目を通してみてください!

事務機器類とは?他の品目も合わせて申請しよう!

冒頭で、パソコンを扱うなら事務機器類とお伝えしましたが、事務機器類で扱える品はパソコンだけではありません。

パソコンをはじめ、プリンターやコピー機、FAX、電話機、シュレッダー、電卓、各種測定器などが事務機器類に分類されます。

ここで気をつけたいのが、パソコンを扱う上で事務機器類だけでは物足りない可能性があるという点です。

というのも、パソコンデスクやパソコンラック、モデムなどは、事務機器類として含まれていません。

パソコン周辺の備品も扱う予定があるのであれば、パソコンラックやPCソフトなどを含む道具類、モデムやルーターを含む機械工具類も合わせて申請しておくと良いかもしれません。

古物商におけるパソコンの特徴

パソコンを扱うメリット

その1 高い商品回転率と高い利益率

古物商において、商品の回転率というのは重要な要素のひとつです。
仕入れたものがいつまでも売れないと、値下げをしなければならないばかりか、それでも売れなければ、商品の管理スペースをただただ圧迫するだけの物になってしまいます。

その点、パソコンというのは他の品目に比べて売れやすく、先に述べたようなリスクを回避しやすくなっています。

誰もがパソコンを持つのが当たり前な時代の上に、どんどんと性能が新しくなるので買い換える人が常に多く、売れるのはもちろん、買い取りも捗ります。
高額な商品であるために少しでも安く買おうと、中古のパソコンを求める人が多いのもよく売れる理由の一つでしょう。
パソコン本体を買い換えるのに伴い、プリンターやスキャナーといった周辺機器が売れるのも良い点といえます

これだけでも古物商としてパソコンを取り扱うことをおすすめできますが、さらには利益率も高いんです。
一台のパソコンを売って1万円~2万円の利益を出せることもザラです。

商品の回転率も非常に高く、高い利益率を誇るパソコンは古物商にもってこいの品なのです。

その2 ジャンク品も売れる

実はパソコンという品は、壊れているようなジャンク品でもよく売れます。
ジャンク品を仕入れてきても、そのまま売って利益をだせてしまうのです。

修理をしてから販売するという方法も考えられますが、修理コストがかかって逆に利益が出なくなるということもありえます。

「壊れていて誰が買うの!?」とお思いの方もいるでしょうが、パソコンをいじるのが好きな人や修理業者からすれば、ただそれだけで価値のあるものなんですね。

また、「壊れているような」と書きましたが、ジャンク品の中には壊れておらず、ちゃんと動くような物もまぎれこんでいたりします

ジャンク品というだけで安く売られていますが、売れる商品だとわかって仕入れをすれば充分に利益を出すことが可能です。

ジャンク品を仕入れるルートは、かなりあります。
インターネットだと、ヤフオク、メルカリ、フリル、ジモティーなど。
実店舗だと、リサイクルショップ、ハードオフ、ジャンクショップなど。

パソコンだからこそ売れるジャンク品。ぜひ目をつけてみてはいかがでしょうか。

その3 少し手を加えて商品価値をグレードアップ

ジャンク品の話とも少しつながりますが、商品に手を加えて価格を上げる方法もあります。

例えば、パソコンのSSD化
SSD化すれば、高速になりますし、SSDパソコンは人気があります。

SSD自体は決して安くはないのですが、それでも充分に利益を出すことが可能ですし、実装するのに難しい技術も必要もないので、オススメです

パソコンを扱う上で気をつけたいポイント

その1 パソコンの知識が必要

パソコンを取り扱い、利益を出していくにはやはりパソコン知識が必要になってきます。

どういう新製品が出ていて、どういう製品が人気なのかを知らないとうまく接客できないことはもちろんのこと、利益を出すこともできません。

お客側もパソコンについてある程度の知識をもっている人が多いため、売る側としてはパソコンの知識やパソコンへの興味を一定以上もってないと厳しいと言えるでしょう

その2 海賊版に注意

パソコンには外見だけでは判断がつかない海賊版(不正コピー品)のOS(WindowsやMacOSなど)を使用したものもあります。

海賊版OSがインストールされたパソコンを販売することは不正に当たり、たとえ知らずに顧客に売ってしまったとしても、「知らなかった」では済まされないでしょう

海賊版OSが入っているかどうかは一見しただけではわかりません。
不正コピーしたものなので、操作性も変わりません。

見分けるにはいくつか手段があり、コアシールの状態、リカバリディスクの有無、リカバリ領域(Dtod)の有無などがあります。

どういうパソコンが売れるかだけでなく、どういった海賊版があるのかも知っておかなければならないので、やはり多少のパソコン知識をもっておくことは重要な要件となります

その3 在庫管理

パソコンには大きく分けてデスクトップパソコンノートパソコンがありますが、どちらを扱うかも大きな問題です。

当然パソコンを扱う古物商としては、品揃えを考えてどちらも扱いたいところですが、開業したての頃だと特に商品を置くスペースの問題があります。

デスクトップパソコンはノートパソコンに比べて通常高価ですが、物が大きいためスペースを大きく使います。

ノートパソコンだと、自宅のスペースでも管理できると思いますので、開業したてで充分な在庫管理のスペースがない場合は、まずノートパソコンに限定して取り扱うのも一つの手です。

必見!持っていると役に立つ資格

古物商でパソコンを扱う上で、もし余裕があれば持っておきたい資格があります。

それが、パソコン整備士です。

パソコンについての知識があれば、というのは先にも書いてきた通りですが、パソコン整備士はより確実な知識をもった資格となります
パソコンに関する知識を偏りなく総合的にもつ資格であり、1~3級まであります。

確かな資格をもつことで、パソコン修理やメンテナンスする上で非常に有効ですし、接客における説得力も変わってきます。

興味のある方は、パソコン整備士協会のホームページに一度目を通してみてください。

大手に学ぶ!パソコンを扱う古物商のビジネスモデル

パソコンを扱う古物商として成功するために、どのような大手のビジネスモデルがあるかを知り、開業に役立ててみましょう。

1.ハードオフ

様々な中古品を扱うハードオフですが、パソコンの取り扱い方にも目を引きます。

注目すべきなのは、店内にあるジャンク品コーナー
そうです、先にも紹介した通り、ハードオフはジャンク品も販売して利益を上げています。

棚には作動しない電子機器や部品類があり、見る人が見ればただのゴミの山ですが、ハードオフは「宝の山」と見ています。

ハードオフの買い取りは、動作はしなくても安全性に問題がなければ原則買い取るようです。

ジャンク品は安く仕入れられ、多くの可能性を秘めた品です。
もし、何が売れるかを判断できる自信があるのであれば、ぜひジャンク品を仕入れ、利益をあげられるようになりましょう。

2.パソコン倶楽部

パソコン倶楽部は、中古パソコン販売を主としている企業です。

会社独自の仕入れルートを確保し、仕入れたパソコンを修理・メンテナンスし、販売するというのが基本的なビジネスモデルです。

ジャンク品をそのまま販売するのも良しとは上述しましたが、もしあなたがパソコンに関する技術をお持ちであれば、その技術を活かさない手はありません。

またパソコン倶楽部は、一般消費者だけでなく業者をターゲットとしている点も見逃せないポイントです。
業者の中でも、ものづくりの現場では根強いニーズがあるようです。

というのも、数十年前に導入した生産システムを動かせるのは、当時のパソコンのみです。
そのパソコンが使えなくなってしまえば、それと同時に生産システムも使えなくなります。

新たにシステムを取り替えるとすると、多額の投資が必要になってきます。
しかし、パソコンだけを取り替えれば、そのパソコン一台だけの投資で済みます。

こういったものづくりの現場をターゲットとするには、やはり多少のパソコンの知識が必要になってきますが、可能であれば取引相手として視野にいれると古物商として成功する一助となることは間違いないでしょう

おわりに

パソコン市場は、非常に大きな市場です。
求めている人も多くいる分、売りやすい品であり、高利益を見込める夢のある品ですよね。

古物商全体に共通していえることですが、初期投資が少なくても開業できるところが良い点のひとつです。

この記事をお読みの方は少なからずパソコンの古物商について興味がある方だと思いますので、ぜひその思いをきっかけにパソコンの知識を身に付け、事務機器商としての一歩を踏み出してみてください。

最初は、パソコン一台の仕入れからでも良いでしょう。
それで、1~2万円の利益を得られたらしめたものです。

少ない初期投資で儲ける感覚をつかみ、事務機器商として成功を勝ち取りましょう!