【古物商の品目】時計・宝飾品とはなにか完全解説・申請時の注意点

この記事は専門家が監修しています

古物商許可の品目のなかで「時計・宝飾品」について詳しく知りたい方のために、

この記事では、時計・宝飾品について、

そもそも時計・宝飾品にはどのようなものが含まれるのか?
申請時の注意点や持っておいたほうがいい知識や資格はなにか?

などなど・・・

具体例をあげながら説明していきたいと思います。

時計・宝飾品商プレート

古物商における時計・宝飾品とは?

はじめに、古物商における時計・宝飾品にどのようなものが含まれるか、ということを説明していきたいと思います。

法律的に時計・宝飾品は、
そのものの外見的な特徴について使用する者の嗜好によって選択され、身につけて使用される飾り物と定義されています。

前半部分は非常に曖昧な表現ですが、要するに、ざっくりいうと身につけて使用するもの、飾れるもの、ということになります。

具体的なものとしては、時計、眼鏡、装身具類、宝石類、貴金属類などです。

時計には、腕時計、掛け時計、置き時計、全て含まれます。

眼鏡は少し意外かもしれませんが、身につけるもの、ということでこの品目に含まれています。

また、眼鏡と同じ理由でコンタクトレンズも含まれます。

装身具類とは、指輪やネックレス、ブレスレット、ペンダント、イヤリング、ピアスなど衣類と合わせて身を飾るためのものを指します。

こうした装身具類のうち、ダイヤモンドやルビーなどの宝石が使用されているものは宝石類、金や白金などが使われているものは貴金属類とも言えます。

もちろん装身具類でなくとも、宝石が含まれているものや貴金属が含まれるものは、この時計・宝飾品の品目に含まれます。

例えば模造小判やオルゴール
これらは、貴金属を主に作られているものなので、時計・宝飾品に含まれます。

こうした時計・宝飾品のブランド品を扱うことで、単価も高くなり利益率も高くなります

それゆえに、人気のある品目です!

この品目を扱う上で注意しなければならないのは、高い鑑定能力と知識が必要、ということです。

では、どのような知識や資格を持てば、安心して古物商として取引をしていけるのでしょうか。

次項に必要な知識や資格についてまとめていきます。

時計・宝飾品を扱う上で持っておきたい知識・資格

時計・宝飾品の中でも扱う商品によって必要な知識や資格は変わってきます。

大きく分けると、宝石類、ブランド品、時計類、貴金属類の4つです。

宝石類

まず1つ目に宝石類

これを扱うにあたって取得を考えるとよいのは、宝石鑑定士です。

宝石にはダイヤ、エメラルド、パール、ルビーと様々な種類があり、
ジュエリー、カラーストーンとも呼ばれます。

これらそれぞれの種類を見極めるだけでなく、4C(宝石の色、重量、透明度、形)を的確に鑑定できる能力があると認められたのが宝石鑑定士です。

この資格は国家資格ではなく民間資格であり、また資格を持っていなくても宝石鑑定士として働くことはできますが、宝石類の取引で収入を得るためにはこの資格が必須となってきます。

詳しい説明は割愛しますが、民間資格の種類はいくつかあり、代表的なものは
JBS宝石ジュエリー鑑定士、という日本の団体が与えている資格、GG鑑定士、というアメリカ系のもの、FGA鑑定士、という英国系のものがあります。

宝石類を扱う予定のある方は、資格取得をおすすめします。

ブランド品

2つ目にブランド品

ブランド鑑定士”という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、、これはしっかりとした資格ではありません。

もちろん、ある程度の経験と知識がある方ばかりだとは思いますが、
明確な基準や試験などはないのです。

つまり、ブランド品を扱いたい、と思ったら、
買い取るときにブランド品の真偽を見極める力や、流行や希少価値のある商品の情報など、個々に知識を深め、情報を集め、取引をしていかなければならない、ということです。

時計

3つ目に時計
時計は普遍的に人気の高い品の一つです。

扱う時計がブランド品なら、そのブランドについての知識が必須となります。

例えば、ロレックスの時計だけを扱うとしても、
ロレックスの歴史や商品の特徴、人気のある商品や形などなど
頭に入れて置かなければならない情報はたくさんあります。

加えて、時計の場合、オーバーホールのスキルも必要になってきます。
オーバーホールとは、分解・点検・修理する事を言います。

貴金属類

4つ目に貴金属類

金や白金は、公式に「1gあたりいくら」というものが出ているので、比較的買値も売値もつきやすいです。

ただ、一般的に貴金属類は指輪やネックレスなどのアクセサリー類を扱うことが多く、宝石と貴金属類の両方を含んでいることもよくあることなので、高い鑑定力も求められると考えられます。

アクセサリー類は、洗浄したり研磨して新品に近づけたりすることで、高額販売が可能となります。

また、古いデザインをリメイクする技術を身につけることで付加価値販売が見込めるので、できれば身につけておくと良いと思います。

知識がないものでも、宝石類やブランド品の鑑定書を信用して取引をする、という手もあります。

ですが、良いものをなるべく安く仕入れ、利益をある程度出したいと考えるなら、やはり、扱う商品の専門的な知識というものは、不可欠となってくるでしょう。

知識があるかないか、でどれだけ価格に差が出てくるか、ということを取り上げた記事がありましたので興味のある方はご覧になってみてください。
日本経済新聞【価格差23倍も 宝石の買取価格はこんなに違う】

結論だけ言うと、宝石の買取価格差が最大で23倍もついたようです。

正しい知識を身につけることで、
大きな損益を出しにくくなるだけでなく、利益を生み出しやすくなりますよ!

ここまでで、ご自身が時計・宝飾品の中で扱いたいものを何にするか決まりましたか?
ここからはそれがきまった方々のために、
一緒に申請しておくとよい品目と、時計・宝飾品を扱う大手古物商のビジネスモデルを紹介していきます。

時計・宝飾品と合わせて申請したい品目

時計・宝飾品と合わせて申請したい品目は、一緒に販売して相性のいいもの、です。

具体例としては、衣類皮革・ゴム製品類です。

衣類に含まれる洋服や帽子は、アクセサリーとの相性もいいですし、
ブランド品や高級品であれば、高価な時計とも合わせやすいです。

また、皮革・ゴム製品類に含まれるカバンや毛皮類は、
ブランド品の時計や宝飾品と非常に相性がいいです。

ですので、これらも一緒に申請して、賢く利益を上げる方法を検討してみてください。

時計・宝飾品を扱う大手古物商のビジネスモデル

大手古物商のビジネスモデルとして3つあげたいと思います。

コメ兵

1つ目はコメ兵
こちらは時計・宝飾品に限らず多くの古物を扱っており、買い取りと販売という、いわゆるリユース事業を主に行っています。

コメ兵で特徴的なのは、コピー商品を販売しないためのベテランバイヤーによる二重チェックと、中古品に加え、全商品の35%は新品の物を置いている、というところです。

そうすることにより、安心と信用を提供し、豊富な品揃え、売場の華やかさ、お値打ち感を演出しています。

ブランド品などの販売価格は、流行や商品の動向をみて少しずつ変えているようです。

コメ兵から学べることは、信用の勝ち取り方、商品の魅せ方といったところです。

大黒屋

2つ目に大黒屋

こちらも中古ブランド品の買い取りで有名なのですが、他と大きく違う点は、
古物商的な部分と、質屋の部分を合わせもっている点にあります。

簡単に言うと、ある不要なブランド品を大黒屋に持っていったとき、売ることで現金を得るか、預けることで現金を借りるか、を利用者が選ぶことができます。

質屋が苦境の中、大黒屋の売上が上昇しているのは、古物の中でも特に、中古ブランド品、に絞って取り扱い、業界でトップクラスになったことだと言われています。

つまり、大黒屋から学べることは、1つのカテゴリーに絞って商売をするほうが、うまくいくこともある、ということです。

SOU

3つ目は、SOU

こちらは比較的新しい会社で2011年にできたリユース事業を主とした会社です。

この会社の特徴的な点は、

  • オークション事業を行っていること
  • 利便性の良い場所に店舗を構え、店内空間にも力を入れていること
  • アプリ運営を行い、気軽にモノの管理ができるサービスを提供しているところ

です。

リユース事業中心、というのは1つ目のコメ兵と似ていますが、

お客さんを呼び入れやすい環境、システムを整えることに力を入れている点が、
今までの大手古物商にはなかった新しい視点ではないかと思います。

ですから、SOUから学べることは、
アクセスがいい、とか、店内がきれいで落ち着く、とか、
そういった環境を整えることがいかに重要か、ということですね。

まとめ

いかがでしたか。
ご自身が時計・宝飾品の分野で古物商をするイメージはついたでしょうか。

必要な知識や勉強しなければならないことが意外と多いかもしれません

ですが、大手古物商のビジネスモデルを参考にしながら、成功することができれば、単価の高い時計・宝飾品の分野では高い利益率も見込めます!!

興味のある方は挑戦してみてくださいね。

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