【古物商許可の取得】ヤフオクで営業する場合、URLの届出はなにを書けばいいの?

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ヤフオクで古物商営業するのもいいなあ。
そういう時って届出とか、なにか特別なことをする必要があるのかな?

今や日本のスマホ普及率は80%を超え、どの商売もオンライン上での展開が重要視される時代になりました。

古物商の皆さんもより利益を上げるため、
すでにホームページを作っている方、ネットオークションに出品している方、
もしくはこれからオンラインを利用していきたいと考えている方が多いと思います。

普段、ご自身のホームページを利用して古物の取引をしている方はご存知かもしれませんが、
オンライン上で古物を販売する場合には、古物商許可が必要です。
さらには営業を行っているサイトのURL届出が必要になってきます。

では、
ヤフオクに出品、出店する場合、届けなければならないサイトURLにあたるのはどれでしょうか。
そもそも、必ず届出なければいけないのでしょうか。

今回は、
ヤフオクで古物商を営業する場合、URL届出には何を書けばいいのか
をわかりやすく説明していきたいと思います。

ヤフオクの出品には、必ずURL届出が必要?!

結論から言うと、
ヤフオクの出品では、必ずしもURL届出が必要なわけではありません。

ヤフオクに1品ずつ商品を出品する場合、URL届出は必要ありません。
しかし、
ヤフオク内で”ヤフオク!ストア”に出店している方は、URL届出が必要です。

ヤフオク!ストアってなに?

”ヤフオク!ストア”とは、
ヤフオクという大きなネットオークション市場に出店しているある程度の規模を持ったストアのことを指します。
イメージとしては、大型商業施設がヤフオクで、そのなかに入っているいくつかの店舗がヤフオクストア、という感じです。
有名なものだと、菜々緒さんのCMでおなじみの「ブランディア」があります。

ヤフオク!ストアに出店するメリットは?

”ヤフオク!ストア”に出店するメリットは、
効率的に出品作業やデータ保管ができるシステムや
入札者・落札者へメールマガジンを配信できるシステムなどの
作業効率化ツールやリピート客の獲得に効果的なシステムを無料で使用することができる点にあります。

ヤフオク!ストアに出店するには条件がある?!

ヤフオク!ストア、無料で使用できるツールもあって便利そう!
でも誰でも出店できるのかな?条件とかはあるの?

多くの商品数を扱い、ビジネスとしてヤフオクを利用する場合、
ヤフオク!ストアに出店するメリットはたくさんあります。

例えば、一気に1000品まで出品することができたり、
お客さんとのやり取りを一元的に管理できたり、
お客さんにメールマガジンを配信しリピート利用を促すことできたり・・・・。

「ヤフオク!ストアに出店した方が便利そう。出店したい!」
と考える方も多いと思いますが、
実は、ヤフオク!ストアに出店するためには条件があります。

ヤフオク!ストアに出店する条件は、以下のどちらかを満たしていることです。

  • 過去一年間で事業として実店舗またはインターネット販売において、
    おおむね1000万円/年以上、もしくはおおむね100万円/月以上の売上があること
  • 事業として1ヶ月あたりの出品数が200点以上、
    または一時点において100点以上の商品を出品予定であること

すでに古物商として実店舗もしくはオンライン上でビジネスをされている方は、
どちらかに当てはまる方もいるかもしれませんが
個人でやるとしたら、なかなか厳しいハードルですよね。

つまり、
ヤフオク!ストアに出店することが難しい個人経営の方や、
小規模な法人の場合
は、
ヤフオク内で古物商として営業していたとしてもURLの届出は不要、ということになります。

ヤフオク!ストア出店後、具体的にどのURLをどのように届出るの?

ここからは、ヤフオク!ストアに出店される予定のある方に向けて、
より具体的な内容を説明していきたいと思います。

ヤフオク!ストアに出店すると、出店者個別のURLが割り当てられます。

ヤフオク!ストアに出店すると、ビジネスIDが発行され、お店固有のURLの使用ができるようになります。

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/オリジナルID

でヤフオク内にストアサイトが出来ます。
このストア内で古物を販売していく場合にはサイトURLを届出していく必要があります。

ヤフオクストア出店契約の際に送付を受けた画面をプリントアウトして提出!!

ヤフオク!ストアに出店し、無事ストア開設ができると、ヤフー側より『出店審査完了の報告』と『契約内容の確認』、『ヤフーJAPANビジネスID発行』の3点がメールで案内されます。
また、『契約内容の確認』画面の写しを提出することで、ヤフーよりURLの割当てを受けた証明資料として使用することが可能です。

※ヤフーとの契約内容について疎明資料として認められるかどうかは事前に管轄警察署へ確認することをおすすめ致します。

通常、ヤフオク!ストアを出店するとお店専用のURLの使用が可能となります。
そして、契約内容からURLの使用ができることが、読み取れるはずです。
ヤフオクストアから送られてくるメールは削除せずに大切に保存しておきましょう。

参考 ヤフオクでは使えないが、独自ドメインの場合には、以下の証明方法もあります

「ドメイン検索」や「WHOIS検索」でドメイン所有権を証明できます!

インターネットでドメイン取得サイトに当たる、
ドメイン検索WHOIS検索を実施し、
検索結果の画面を印刷したものでもドメイン所有権を証明することができます
※ヤフーストアの場合には、独自ドメインはないので利用できません。

ドメインの所有権を証明する書類を確認してください!!

割当通知書、ドメイン検索結果などの書類を用意したら、最後にその書類に
ドメインを所有している自分の名前、法人名、法人の代表者名、法人の業務担当者名
が含まれているかどうか、を確認してください。

注意 ドメインの登録者名が自身とことなる場合は、登録者から使用承諾を受けていることが証明できる、URL使用承諾書も添付する必要があります。

※ヤフーストアの場合には、所有権を証する書面がないため、ストア開設時の契約書(URLの使用を承諾する契約)で証明していきます。

ストアサイト内に記載しなければならないことは?

ストアのトップページに記載しなければならないことが3点あります!!

ドメインも取得し、その所有権を示す書類も用意したら、
次に、ストアのトップページに必要事項が記載されているかを確認しましょう。

必須記載事項は3つ。
1つ目は、古物商許可を受けている人の氏名、法人の場合は法人名称。

2つ目は、許可を受けている公安委員会の名前。
例えば、東京都のどこかの窓口で申請した場合は東京都公安委員会となります。

3つ目は、12桁の古物商許可番号、です。

ヤフオク!ストアの場合、
それぞれのトップページにストア情報という項目が左上にあります。
その”ストア情報”にとんだとき、3つの必須記載事項がもれなく提示してあることが必要になります。

URL届け出後の流れ

URL届け出後は警察が、必要事項の記載に問題がないかをチェックします!

URL届け出後は、警察が届け出されたURLをチェックし、

  • 古物商許可を受けている人の氏名(法人の場合は法人名称)
  • 許可を受けている公安委員会の名前
  • 12桁の古物商許可番号

が記されているか、間違いがないか、を確認します。

確認が取れ次第、公安委員会のホームページ内の
”古物商届け出業者一覧”のところに申請者名とストアのURLが掲載されます。

通常、確認が取れるまでに1ヶ月程度かかるようです。

東京都の場合はURL届け出後の流れが異なります!!

東京都では、届け出た時点で、”警察署受理番号”というものを与えられます。

自身のサイトに、必要事項が記載されているかを今一度確認した後、
東京都公安委員会サイトにアクセスし、「古物商URL届出一覧」から「入力フォーム」へと進みます。

そして、その入力フォームに、
警察署受理番号、古物商許可を受けているものの氏名、12桁の許可番号、届け出たURLを入力し、送信することで登録、という流れになります。

最後に・・・

ヤフオクで営業する場合、ある一定の条件を満たし、
ヤフオク!ストアを出店するときURLの届け出が必要です。

通常、お小遣い稼ぎ程度でヤフオクを利用している人は、
届け出も必要ないかと思いますが、
「結構な売り上げをヤフオクで出しているぞ」という方は、
ヤフオク!ストアに出店してみてください。結構、メリットがありますよ。

そして、ヤフオク!ストアに出店したら、
ストアトップページのURLをしっかりと届け出て、営業していきましょう。