無許可で古物商の営業をするとどうなる?

この記事は専門家が監修しています

2018年に古物営業法が改正されました。そのため記事の内容に一部変更がある場合があります。詳しくは【2018年改正】古物営業法で何が変わる?いつから?をご覧ください。

『古物商の教科書』を見ていたら、実は私も古物商許可が必要な取引をしていることがわかった。

 けれども・・・

許可申請手続きがすごく面倒そう

今までもまで無許可で取引していたけど、平気だったし費用をかけてまで取りたくない

友達も、メルカリで同じ取引をしてるから無許可営業は私だけじゃない

このように考えてしまう読者の方も多くいるかもしれません。

しかし、無許可で古物商営業をすることは非常にリスクが高いです。

そこで今回は、無許可で古物商の営業をしていると、一体どうなるのか?確認していきたいと思います。

古物商無許可営業をした者へは重い罰則あり!『3年以下の懲役100万円以下の罰金』

古物商を無許可で営業していた場合には、重い罰則がかされます。

なんと、無許可営業者には、3年以下の懲役または100万円以下の罰金もしくは両方の罰が科されてしまう可能性があるのです。

理由は、古物商許可は盗品類の流通防止被害の早期回復のための許可制度だからです。

また、古物商許可を取得した古物商は、盗品を流通させないような防止措置盗品捜査に協力できるよう日々の取引を帳簿に記録する義務を負います。

しかし、無許可営業者はこれらの義務を負わないため、盗品捜査が難航してしまうリスクが高いのです。

そのため、無許可営業は古物法の中でも一番重い罰則である、3年以下の懲役または100万円以下の罰金を科すと定められているのです。

参考)古物営業法で一番重い3つの罰則
3年以下の懲役または100万円以下の罰金

  • 無許可営業
  • 名義貸し
  • 営業停止命令違反

無許可営業がバレると5年間は古物告商許可が取れなくなる?

無許可営業をして捕まると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金もしくは両方の罰が科される可能性がありますが、実はそれ以外にも不利益があります。

それは、5年間は古物商許可が取得できなくなることです。

古物営業法の中で、『無許可営業をした者』は古物商許可が取れない要件(欠格要件)の1つにあてはまります。

つまり、無許可営業をした者は、新たに古物商許可を取得したくても5年間は許可を取得することができなくなるのです。

当然ですが古物商許可がなければ古物ビジネスをすることはできません。

あなた名義での古物ビジネスはできなくなってしまうのです。

また、法人を設立すれば解決する?と考える方もおりますが、無許可営業で捕まった者が法人の役員に1人でもいる場合には、古物商許可を取得することができなくなります。

そのため、自分が主体となり古物ビジネスを展開する術がなくなってしまうのです。

現在、古物ビジネスをしている方はもちろんのこと、これからされる方においても必ず古物商許可を取得してから取引をすることをおすすめします。

無許可営業はバレるのか?

古物書許可を取得せずに、無許可営業をしている方も現実には多くおります。

それでは、古物商許可は無許可営業でもバレないのでしょうか?

もし、バレないならば、お金をかけて、めんどくさい書類を作成したくないのが本心でしょう。

しかし、無許可営業を続けていると、バレるリスクは常にあります

それでは、どんなケースでバレるのかを確認していきたいと思います。

お客様からの通報

あなたが取引したお客様が警察へ通報する可能性もあります。

実際に過去にあった例ですが、古物を販売しているAさんより、インターネットを通じて何度か古物を購入した方がいました。

古物自体は無事に届いたのですが、Aさんから購入したはずの古物の送り主はAさんではなく、BさんやCさんであったそうです。

そのため不信に感じ、Aさんへ確認するも返信は一切なかったそうです。

また、送付主の住所も東京であったり、沖縄であったり、北海道であったりと全国バラバラであったため、不信はさらに高まり警察に通報したそうです。

その結果、後日販売者Aさんのもとへ警察の捜査が入りました。

Aさんが古物商の無許可営業として罰を受けたのか、注意で終わったのかどうかはわかりませんが、お客様からの通報で警察の捜査が開始される可能性は十分にあるのです。

補足ですが、今回捜査を受けたAさんは、他の方がヤフオクで出品されている古物と同じものを自分でも出品しているように見せかけて、落札された瞬間にその古物を落札していた模様です。

このような取引は古物を転売する目的で購入しているので、古物商許可が必要な取引となります。

そして、Aさんが古物商許可を取得していなければ、無許可営業として3年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象にはなるでしょう。

古物商許可を取得している同業からの通報

古物商許可をしっかり取得し営業活動をされている方も多くおります。

そして、許可を取得している方からすると無許可営業をしているかたたちは非常に迷惑な存在でしょう。

理由は、無許可営業者が多くいると盗難品の流通が広まり許可を取得している者たちも不利益がでるからです。

また、自分は費用を支払い、難しい手続きをして許可を取得したのに、無許可営業者がまかり通っていたら、気持ち的にも許せない心情となるでしょう。

そのため、古物商許可を取得している者は、無許可で営業している者に対してしっかり許可を取得するように注意をする傾向があります。

また、先輩古物商としての注意であればよいですが、いきなり警察へ通報される方もいるようです。

いずれにしても、古物商許可をしっかりと取得していれば通報されても問題ないですね。

インターネットを通じて大量の古物取引をしている
プレミアムが付く古物を販売し莫大な利益を得ている

インターネットやスマホが普及していることからも、『メルカリヤフオク』を使った古物ビジネスは流行しております。

しかし、警察においても、これらのツールを利用した犯罪を防ぐために日々捜査をしております。

そこで、以下のような取引をしている場合には、捜査対象となっている可能性が高いでしょう。

  • 古物を一度に大量に売買している
  • プレミアムのついたチケットやグッツを販売し大きな利益を出している

古物を一度に大量売買している

古物を売買する目的が自分で使用すためであれば古物商許可は不要です。

一方で、転売する目的で古物を購入する場合には、古物商許可が必要となります。

そして、一度に大量の古物を売買しているということは、自分で使用する目的である可能性が薄くなり、転売目的でないかと疑われてもおかしくないでしょう。

ただし、あくまで疑われるだけですし、自分で使う目的で購入している場合には許可は不要なので安心してください。

プレミアムのついたチケットやグッズを販売し大きな利益を出している

プレミアムのついたチケットやグッズの取引をしている方はよく注意しましょう。

理由は、古物商許可の取得はもとより、迷惑防止条例の対象となる可能性があります。

特に、アイドルグループのコンサートチケットなどを転売目的で購入している場合には、ダフ屋行為として迷惑防止条例として摘発される可能性が高いです。

古物商許可の取得以外にも処罰される可能性があることに注意しましょう。

無許可で古物商の営業をするとどうなる? まとめ

無許可で古物商許可をして摘発されると、3年以下の懲役または100万年以下の罰金という重い罰則がかされます。

また、罰則に加えて、5年間も古物商許可を取得することができなくなります

既に古物の転売をしている方はもちろん、これから始めようとしている方にも、1日でも早く許可を取得されることをおすすめ致します。

また、古物商許可の取得が面倒だと感じた方は、行政書士へ依頼することも検討してみましょう。

最短・確実に許可が取得できるでしょう。

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