中古パーツでPCを組み販売する場合に古物商許可は必要?

この記事は専門家が監修しています

2018年に古物営業法が改正されました。そのため記事の内容に一部変更がある場合があります。詳しくは【2018年改正】古物営業法で何が変わる?いつから?をご覧ください。

中古パーツでPCを自分で組んで販売する場合、原則として古物商許可が必要です

PCのパーツの中に1つでも中古パーツが含まれている場合、そのPCは全体として「古物」となります

そのため、このPCを販売するには古物商の許可が必要となるのです。

古物商の許可なく古物の販売をすると、古物営業法違反(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)として逮捕・処罰される可能性があります。

今回は、中古パーツで自作PCを販売する場合の注意点などについて説明をします。

中古パーツで組んだ自作PCも「古物」にあたります

自作PCの販売ビジネスをやろうと思うんだ

どうやってやるつもり?

ネットで中古のパーツを安く仕入れて、自分でそれを組んで販売しようかと思うんだ

面白そう!
でも、そのためには古物商の許可が必要

自分で組んだPCを販売するのにも古物商許可って必要なの?

パーツが中古だったら、そのパーツは「古物」にあたるわ。
だから、中古パーツを仕入れるときに古物商許可が必要になるのよ

中古品などの古物を転売する場合には、古物商の許可が必要です。

具体的には、古物を転売目的で買受ける(仕入れる)ときに、古物商の許可が必要となります。

PCの中古パーツは「古物」に該当します。

そのため、自作PC販売のために、中古パーツを買受けるには、古物商の許可が必要なのです。

古物商の許可なく、中古パーツを買い受けた場合、古物営業法違反(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)として逮捕・処罰される可能性があります。

中古パーツで自作PCを販売する場合には、必ず古物商許可を取得しましょう

ヤフオク・メルカリで新品パーツを仕入れるときは要注意

中古パーツで組んだ自作PCを販売するには古物商許可が必要なのかー

そうね。許可なく販売したら無許可営業で逮捕される可能性もあるから絶対取得してね

もし、パーツが全部新品だったらどうなるの?

新品パーツで自作PCを組んで販売するのであれば、「古物」の転売にならないから古物商許可は不要よ。
でも、注意しなければいけないのは、未使用のパーツでも「古物」にあたる場合があるということね

ええぇ!?どういうこと?

中古品だけじゃなくって、個人が自分で使用するために買った未使用の物も「古物」にあたるの

???

例えば、私が自分で使うためにパソコンのパーツを買ったんだけど、いらなくなったから未使用のままこぶ吉に売るとするでしょ

うん

その場合、パソコンのパーツは「古物」にあたるの。
だから、こぶ吉は古物商の許可がないと転売目的では、このパーツを買い取ってはいけないの

難しいなぁ~~

特にヤフオクやメルカリで、個人が出品してる未使用品は「古物」にあたるケースが多いの。ヤフオクやメルカリで未使用品を購入するときには注意してね

わかったよ~

中古パーツで組んだ自作PCを販売する場合、中古パーツが「古物」に該当するため、古物商の許可が必要です。

逆に、パーツが全て新品であれば、古物の取引にあたらないため、古物商の許可は不要です。

ただし、「古物」とは中古品だけでなく、未使用品でも「使用のために取引された物」であれば古物に含まれます。

簡単にいうと「個人が自分で使用するために購入した物」であれば、未使用品であっても古物に該当する可能性が高いのです。

ヤフオクやメルカリで個人が未使用品として出品している物の多くが、これにあたります。

そのため、ヤフオクやメルカリで個人から未使用品のパーツを購入するには、古物商の許可が必要なケースが多いのです。

古物商許可なく古物を買い受けた(仕入れた)場合には、古物営業法違反で逮捕される可能性があります。

気になる方は、一度専門家である行政書士に相談することをおすすめします。

古物商許可は複数品目で申請

古物商許可の申請をしようと思うんだけどさ。品目を選べって言われたけど、よくわからなかったんだ・・・

古物は、法律の定める13の品目に分類されるの。古物商許可を申請する場合には、自分の扱おうとする古物の品目を決めて申請しなければならないの。
パソコンだったら品目は「事務機器類」ね

わかったー

でも、念の為「道具類」と「機械工具類」の品目も合わせて申請しておいて

なんで~~?

古物は、法律によって13種類の品目に分類されます。

古物商許可を申請する場合、自分で扱う品目を13の中から選択して申請をしなければなりません。

申請した品目以外の古物を取り扱うことはできないため、品目は慎重に選ぶ必要があります。

13品目は以下のとおりです。

  • 美術品類
  • 衣類
  • 時計・宝飾品
  • 自動車(それらの部品を含む)
  • 自動二輪車及び原動機付自転車(それらの部品含む)
  • 自転車類(それらの部品含む)
  • 写真機類
  • 事務機器類
  • 機械工具類
  • 道具類
  • 皮革・ゴム製品
  • 書籍
  • 金券類

この中で、パソコンは「8. 事務機器類」に該当します。

ですが、できれば他の相性の良い他の品目も申請をしておきましょう。

パソコンの販売ビジネスで成功している人の多くは、パソコン単品ではなくプリンターやソフト等とのセット販売をしています。

そのため、プリンターやスマートフォンの品目「9. 機械工具類」、パソコンソフトの品目「10. 道具類」も合わせて申請することをおすすめします。

自作PC販売のメリット

中古パーツでPCを組んで販売するというビジネスモデルは、商品単価も高く、常に一定の需要もあるため、上手に扱えば大きな利益を期待できます

また、スマートフォンやプリンターなど関連商品とのセット販売をすることで商品単価を上げることも可能です。

ですが、個人で中古の自作PCを販売する場合には、いくつか注意しなければならない点もあります。

デスクトップは梱包が大変

パソコンのような精密機械を転売する場合、商品の梱包には特に気を使います

適当に梱包をした場合、後から大きなトラブルに繋がりかねません。

そのため、デスクトップ型のPCを個人で販売する場合、梱包にかなり手間がかかります。

また、送料も大きくなるため、利益率が下がる可能性があります。

取引相手とのトラブル

中古パーツで組んだPCを販売する場合、商品の不具合などにより取引相手からクレームが発生する可能性が高くなります

取引相手とのトラブルを少しでも回避するため、商品の説明はできるだけ詳しく書きましょう。

スペック情報だけでなく、パーツの状態や傷についても詳細に説明し、写真なども利用して相手が納得して購入できるよう心がけましょう。

中古パーツでPCを組み販売する場合に古物商許可は必要? まとめ

中古パーツでPCを組んで販売する場合は、古物商許可が必要です。

中古パーツが古物に該当するためです。

古物商許可なく古物の取引をした場合、古物営業法違反として逮捕される可能性があります。

新品パーツで組んだ場合でも、メルカリやヤフオクでパーツを購入した場合には、古物商の許可が必要になるケースがあります。

古物商許可が必要かどうかの判断は難しく、自分で勝手に判断をすると取り返しがつかなくなる可能性があります。

もし気になるという方は、古物商許可の専門家である行政書士に相談をしましょう

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