【せどり】ブックオフで仕入れて転売するには古物商許可が必要?

この記事は専門家が監修しています

はじめに

本の転売に関して、

ブックオフ限定であれば、古物商許可はなくても大丈夫

副業でお小遣いの範囲であれば、わざわざ取り締まらないでしょ

と思っている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

せどりをこのような考えで行っている方が多いのは、いわゆる「まとめサイト」の多くで、『ブックオフ限定の仕入れならば古物商許可は不要』『せどりで簡単に稼げます』などと記載していることも大きな一因です。

ところが、いままでにご紹介した例はすべて間違っています

古物の法律では、転売する目的で古物を仕入れる場合には古物商許可が必要と定められています。ブックオフからの仕入れ(せどり)だからといって、許可は不要とはなりません。また、金額や規模の大小も関係ありません。

せどりについて、たとえ個人であっても、古物商許可を得ずにインターネットオークションその他で継続的に転売したということで逮捕された事例があります。

ブックオフでのせどりに古物商許可が必要な理由は?

まずは、「せどり」に関する基礎的な知識を、一旦一緒におさらいしていきましょう。

せどりとは? 

「古書店等で安く売っている本を買い、他の古書店などで高く売って利ざやを稼ぐ」ことを指します。以前は、自分の知識と目利きを頼りに日本全国を渡り歩いて商売をする「せどり屋」と呼ばれる職業があったそうです。

転じて、現在の『せどり』とは、ブックオフなど新古書店で安く売っている商品や古紙回収で集めた書籍を、主にインターネットを利用して販売することを指し、せどりをしている個人や業者を「せどらー」と呼んだりもします。

最近は、本だけでなく、例えば家電やフィギュアなど、ジャンルに限らず店頭で商品を安く買って、ネットで高く販売する行為を、せどりと言うようです。

ブックオフで、せどりをするのはなぜ?

その1 買い取りの基準が異なるから

ブックオフのような大規模な新古書店では、本の希少価値にこだわらない、大量仕入れ大量販売形式を取っています。タイトルで現在の売れ行きを査定することはほとんどなく、発行日が新しいかどうかを重要視して価格を決定します。

そのため、希少価値がある本が、個人の古書店より見つかりやすいのです。例えば『3年前に発行されてまだ人気があるビジネス書』のような本は、ブックオフでは買い取り価格50円ですがAmazonに出品すれば800円で買い手がつく、ということが起こります。

その2 盗品を購入してしまうリスクが少ないから

ブックオフ自体が大手の古物商であり、古物商義務(本人確認・帳簿・記録など)を徹底して行っているため、一般人からの仕入れより安心できます。盗難した品を知らずに買ってしまう、といった可能性がグッと低くなります。

要注意なのが、個人や古紙回収のルートからの仕入れです。窃盗犯にとって、ブックオフに買い取りを持ちかけるのはリスクが高いので、知識が少ない個人のせどりを狙う可能性があります。

その3 せどりが必ずしも嫌われないから

同業者の店頭から高値で転売する事を目的に購入するため、せどり行為は業界内では嫌われています。ですが、ブックオフのような大規模な新古書店に関しては、「一度に数十から百冊の本を買ってもらえる」「長期在庫が減る」というメリットがあるので、せどりが必ずしも嫌われているわけではありません。

ただし、店内であからさまに、せどり専用のスマホアプリで本のバーコードの下にあるISBN番号を入力するなどの行為をした場合、逮捕まではされませんが、口頭でやんわりと注意をされたり退店を求められたり、ということは少なくないようです。お店や一般のお客様の迷惑にならないよう、マナーはしっかり守りましょう。

せどりで古物商許可が必要となる理由は?

では、いよいよ本題に入っていきます。この記事の一番上の章で、古物の法律では、転売する目的で古物を仕入れる場合には古物商許可が必要と定められている、ということを根拠に、せどりについても、古物商許可が必要であるとご案内しました。

たしかに、許可をとるのは億劫です。しかし、逆転の発想で、古物商の許可をとれば、せどりを理由に検挙されることはない、と考えればどうでしょう。許可を取らず、モヤモヤした気持ちのまませどりをするより、よっぽど気分も良く安全です。

なぜ、せどりで古物商許可が必要なのか?

古本も含めた古物を扱う店あるいは個人へは、盗品が持ち込まれる可能性があります。窃盗犯が盗んだ品物を換金するために、売りにくることがあるからです。

そういった際に、警察が盗品の流通経路をすぐに確認できるように、古物を扱うものには許可を取ることを義務づけているのです。

実際、古物に関する法律で、古物を買い取る時に相手が怪しい人物でないか確認する義務や、盗品と疑わしい品物を買い取った時には通報する義務が明記されています。
また、売買の内容を古物台帳という帳簿に記載し、3年間保管する義務もあります。

ブランド品などと比べれば頻度は低いですが、古本に関しても知らずに盗品を買い取ってしまう可能性はあります

そして、警察が流通経路をたどってあなたの元へたどり着いた時に、許可を持たず、法律で定められた義務も怠っていたら、まずい立場になる可能性があります。

その時に慌てても遅いので、ぜひ、今の時点で許可を取っておきましょう。

買取品を盗品だとして通報した場合、品物は警察が押収し、あなたの払った買い取り金額はパーになります(犯人に損害賠償請求は可能)。

古物商許可なくせどりをすると罰則はあるか?

「せどりだから」というよりは「古本を古物とみなした場合、許可なく利益目的で転売すると逮捕される可能性がある」というのが回答になります。せどりで逮捕された事例は少ないようですがが、ほぼ同じような転売の仕方で別の品物を売って逮捕された事例はあります。

古物法違反(無許可営業)による逮捕の実例
人気男性アイドルグループのコンサートチケットを転売したとして、香川県に住む25歳の女性が古物営業法違反(無許可営業)で逮捕されました。

報道によると、女性は転売サイトを使い、人気男性アイドルグループのコンサートチケット5枚を定価の1.6倍に当たる値段で売った疑いがあるとのことです。女性は1年半に渡り何度も転売サイトに出品して、合計で約1000万円を売り上げていた可能性があるそうです。

女性の直接の容疑はチケット5枚の販売ですが、古物法違反を逮捕理由としたのは、継続性から「利益を出す目的での営業」と判断されたものと考えられます。

古本に関しても、絶版になってしまった稀少本や部数限定のコレクター本などは、販売価格よりかなり高価な額で取引されます。そして、そういった定価より高値で売れる古本を継続的に大量にインターネットなどで転売した場合、上の例と同じく古物営業法違反(無許可営業)で逮捕される可能性があります

不安な方は古物商許可専門の行政書士に取得を依頼することをオススめするよ。

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おわりに

ブックオフで仕入れて転売するにも古物商許可が必要な理由、おわかりいただけましたでしょうか。今現在、せどりをしていて古物商許可を持っていない方は、できるだけ早く取得することをおすすめいたします。古物商許可は、そんなに難しい許可ではないですし、一度取ってしまえば一生モノです。

古物商許可の申請は、最寄りの警察署で行なえます。くわしい古物商許可の取り方については、以下の記事をご参照ください。

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