CD・DVDの転売に古物商許可は必要?

この記事は専門家が監修しています

CD・DVDの転売には古物商許可が必要です。

もう少し詳しく解説すると、
中古のCDやDVDを営利目的で転売するときに古物商許可が必要なんだ。

どんな転売でも古物商許可が必要ってわけじゃないの。

営利目的で中古品の転売をするには古物商許可が必要

転売とは、買ったものや、もらったものを売り渡すことです。

転売にも色々なパターンがあります。

  • 自分で買ったCDを、要らなくなったのでブックオフに売る。
  • もらったDVDを、断捨離のためにヤフオクに出品する。

上記のような転売は、不用品を処分するための転売です。

こういった転売をやったことがあるという人は多いよね。

誰でも気軽にやっていることからも分かるように、このような転売に許可は必要ありません。

  • はじめから転売するつもりで中古のCDを買って、それをメルカリに出品する。
  • 中古のDVDを買って、それを売るという流れを何度も繰り返す。

上記のような転売は、営利目的(お金儲けのため)の転売です。

こういった転売は、許可なくやってはいけないの。

営利目的で中古品の転売をするには、古物商許可という許可(≒資格)が必要です。

対象となるものが中古品なので、新品の転売には古物商許可は必要ありません。

もし、古物商許可を取得しないで、営利目的の中古品の転売したら法律違反となります。

その場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくは両方が科せられる可能性があります。

新品でも中古品に当たる場合がある

古物商許可が対象としているものは中古品だと先述しましたが、中古品の考え方には注意点があります。

それを知らないと、本当は中古品なのに新品だと勘違いするかもしれないよ。

古物商許可を取り締まる古物営業法という法律では、古物(中古品)をこう定義しています。

未使用でも、一度でも取引されたことがあるものなら古物

もの自体が新品でも、一度でも誰かの手に渡れば中古品とみなすということです。

例1
『Aさんが、メーカー直販のCDショップでCDを買って、封を切らずにヤフオクに出品する。』

この例は、新品のCDの転売なので、Aさんは古物商許可がなくてもこの転売をすることができます。

例2
『Bさんがヤフオクで、Aさんが出品したCDを落札して、そのままAmazonに出品する。』

この例でも、CD自体は封も切られていない新品です。
ですが、このCDは一度、CDショップからAさんの手に渡っているので、古物営業法上は中古品とみなされます。

なので、Bさんは古物商許可がないと、この転売をすることができません。

古物商許可を取得するのが面倒で、新品だけに絞って取引する人もいるでしょう。

だけど、例2のような、ネット上に出品されている商品は特に注意が必要なの。

例1でAさんはCDを出品するとき、普通、『新品・未開封』と表示して出品するでしょう。

そのため、Bさんは画面を見ただけではCDが古物営業法上の中古品かどうかは判別できません。

個人の出品の場合、古物営業法上でも新品となるものが出品されているケースはほとんど無いかと思われます。
古物営業法上での新品を買いたい場合、ショップアカウントからだと買える場合もあります。

ただ、ネットショップでは、個人でも『◯◯ストア』『◯◯商店』といったショップ名で登録できるので、パッと見では個人かショップかの判断がつきにくいので注意しましょう。

許可が要る理由は警察の捜査のため

営利目的で中古品を転売するには、古物商許可が必要です。

なぜ許可制にしているかというと、窃盗事件の捜査に役立てるためです。

営利目的で中古品を転売する人や会社を古物商といいます。

古物商許可は警察署に申請して取得する許可なので、警察は管轄区域で営業している古物商を把握しています。

泥棒は盗品を換金するために、古物商のとこに売りに来るかもしれないよね。

窃盗事件が起きると警察は、盗品の情報などを古物商と共有して、捜査に協力してもらいます。

古物商のもとに盗品が持ち込まれれば犯人逮捕につながります。
そして、持ち込まれた盗品を販売しないようにすれば、これ以上、盗品が出回るのを防ぐことができます。

古物商許可は品目を選んで申請する

古物商許可を申請する上で、覚えておくべきことがあります。

古物商許可では、取り扱うものをジャンルごとに分けています。
このジャンルのことを品目といって、全部で13種類あります。

古物商許可の申請書には、許可を取得したら取り扱いたい品目を選んで◯をつける欄があります。

基本的には、このとき選んだ品目に当てはまるものだけを取り扱うことができます。

選んでいない品目に当てはまるものを取り扱うこともできるのですが、その場合、品目の追加の届出が必要です。

届出は取引した日から2週間以内に済ませないといけません。

届出が済んだらその先もずっと、追加した品目に当てはまるものを取り扱うことができます。

13種類の品目は下記のようになっているの。

各品目に当てはまるものとあわせて紹介しとくね~。

美術品
(絵画、工芸品、登録日本刀、など)
衣類
(洋服、敷物、布団、など)
時計・宝飾品類
(時計、宝石類、貴金属類、など)
自動車
(自動車本体、自動車のタイヤ、カーナビ、など)
自動二輪車及び原動機付自転車
(バイク本体、原付き本体、バイクのタイヤ、など)
自転車類
(自転車本体、自転車のかご、空気入れ、など)
写真機類
(カメラ、レンズ、望遠鏡、など)
事務機器類
(パソコン、コピー機、FAX、など)
機械工具類
(ゲーム機、工作機械、電話機、など
道具類
(CD、DVD、家具、など)
皮革・ゴム製品類
(鞄、靴、毛皮、など)
書籍
(本、マンガ、雑誌、など)
金券類
(商品券、航空券、株主優待券、など)

中古のCDやDVDを転売してビジネスをしたい場合、『10、道具類』を選んで古物商許可を申請します。

選べる品目の数に制限はないので、例えば、『10、道具類』と『12、書籍』を選んで申請して、CD・DVDと本を一緒に取り扱うといったこともできます。

実は道具類って、ちょっと特殊な品目なの。

道具類に当てはまるものは、ざっくりいうと家庭用品なのですが、幅がとても広いです。

この品目にはどういったものが当てはまるのかという定義が、各品目にあるのですが、道具類の定義はこうです。

『道具類以外の品目に当てはまらないもの』

つまり、他に当てはまる品目がなければ道具類に当てはまるのです。

道具類は、他に振り分けられないものが行き着く、受け皿的な品目なんだ。

先程の品目の例では、CD、DVD、家具だけ紹介しました。

道具類にはそれ以外にも、楽器、運動器具、ゲームソフト、おもちゃ、トレーディングカード、雑貨……などなど、他の品目に比べて幅広く色々なものを取り扱うことができます。

ネットの転売ビジネスでも古物商許可は必要

古物商というと、言葉の響きから骨董品店などをイメージする人も多いでしょう。

ですが、最近の古物商の主流はネットビジネスです。

CDやDVDは特に、ネットの転売ビジネスで人気があって、よく取り扱われています。

『古物商許可が必要なのは店舗で営業するときで、ネットショップの場合は必要ない』

という情報がネット上に見受けられますが、これは間違いです!

ネットだけの取引でも、例外なく古物商許可が必要ですので注意しましょう。

ネットの情報は鵜呑みにしないで!

この記事は信頼していいよ~。

古物商許可の申請は行政書士に依頼

古物商許可を申請するなら、行政書士に依頼すると便利です。

申請にはたくさんの書類が必要になるのですが、その書類の多くが役所で貰うものなので、取りに行く時間を作るのは結構大変です。

行政書士に依頼すると、この面倒な書類集めを代わりにやってくれます。

必要な書類は、申請者が抱えているケースによって色々なパターンがあります。

行政書士は専門家ですので、依頼者に必要な書類を的確に判断することもできます。

高く売れるCD・DVDの見極め方

数ある商品の中でもCDやDVDの転売ビジネスは、初心者向けだと言われています。

中古のCDやDVDは単価が安いので、開業資金があまり用意できない場合でも仕入れやすい商品なのです。

ものによっては、10円で手に入ることだってあるんだよ!

せっかく安く仕入れても売れなければ商売にならないわけですが、CDやDVDはこの点においても優れた商品です。

CDやDVDはプレミアがつくものが多く、プレミア商品は仕入れ値の何十倍、何百倍という価格で売れることもあるんです。

もちろん、どんなCDやDVDでも高く売れるわけではないので、仕入れる商品を見極めるテクニックはある程度必要です。

初回限定版を狙う

CDやDVDは、最初に生産する分だけパッケージを豪華にしたり、おまけをつけたりして販売されることがよくあります。

こういった限定的なCDやDVDは、初回限定版と呼ばれています。

初回限定版はそもそもの生産数も少ないのでプレミアがつきやすく、高く売れやすい傾向にあります。

マイナーなアーティストの商品を狙う

人気アーティストのCDやDVDはよく売れそうに思えますが、古物商の世界ではそうでもありません。

人気アーティストの商品は人気なわけですから、発売されてすぐに売れていきます。
特にファンは新品で手に入れたい人がほとんどで、あとから中古で買おうという人は少ないです。

人気商品なのではじめから生産数も多く、たくさん出回るのでプレミア商品にはなりにくいのです。

一方、マイナーなアーティストのCDやDVDは、古物商の世界では高く売れる可能性があります。

マイナーとはいえ、CDデビューを果たしたプロのアーティストですから、どこかに必ずファンがいるものです。

マイナーなアーティストの商品は店舗だと売れ残ることが多く、在庫処分のために値段がどんどん下げられていきます。
それを仕入れてネットショップで転売すれば、高い利益を得られるかもしれません。

店舗販売ではマイナー商品をファンに見つけてもらいにくいです。

でも、ネットでは世界中から商品を探しているファンが集まるので、買ってもらえる可能性がグッと高まります。

買ってもらうために一手間かける

中古のCDやDVDは転売する前に一手間かけると、より買ってもらいやすくなります。

中古のCD・DVDを安く手に入れるのにオススメなのが、レンタル落ち商品です。

レンタル落ちとは、元々、レンタル用に使われていた商品のことです。

レンタルショップの棚には限界がありますから、新作が入荷したら棚を開けなくてはなりません。

なので、長いこと借りられていない商品や、在庫数が多すぎる商品などはレンタルすることをやめて、安く販売することがあります。
これがレンタル落ち商品です。

レンタル落ち商品はかなり安いから、転売ビジネスの仕入れにもってこいなんだ。

レンタル落ち商品は安い反面、何度も貸し借りされているので盤面の状態があまり良くありません。

パッケージも本来の形状と違っていたり、ジャケットがついていないようなこともあります。

そこで、レンタル落ち商品は必ず盤面をクリーニングすることをオススメします。

CDやDVDの盤面を磨く機械は、家庭用のものも発売されています。
値段はピンキリで、高いものはやはり性能もいいですが、リーズナブルなものでも評判のいいものもあります。
CD・DVDの転売ビジネスを始めるなら、買っておいて損はありません。

自分の懐事情にあったものを買ってみるといいでしょう。

あと、ケースを新品と交換するのも大事な作業よ。

CD・DVDが収められているプラスチック製のケースは、ネットショップなどで買うことができます。

ケースを新しものに替えてあるだけでも、受け取ったお客様の満足度は高まります。

このように、レンタル落ち商品をクリーニングしたり、外装を交換したりすることをレンタルアップといいます。

レンタルアップは良い商売をするために大切な作業なので、怠らないように心がけましょう。

CD・DVDの転売に古物商許可は必要? まとめ

営利目的で中古のCDやDVDを転売するには、古物商許可が必要です。

古物商許可を取得せずに、CDやDVDの転売ビジネスを始めると法律違反です。
3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくは両方が科せられる可能性があります。

CDやDVDの転売ビジネスを始めるには、古物商許可申請のとき道具類の品目を選びます。

古物商許可の申請は行政書士に依頼すると便利です。

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