ゲーム機・ゲームソフトの転売に古物商許可は必要?

この記事は専門家が監修しています

福引でNintendo Switchが当たったんだけど、同じのを持ってるから売っちゃった。

えー、なんで私にくれないのよー!

まぁまぁまぁ…
それでね、27000円で買い取ってくれたんだ!

へぇ~そんなに高く売れるんだね!

ゲームの転売ビジネスって儲かるんだろうね。僕もやってみようかなぁ~。

こぶ吉、ゲーム機やゲームソフトの転売ビジネスをするには古物商許可が必要だぞ。

中古品を転売するために仕入れるとき古物商許可が必要

古物商という言葉をご存知でしょうか?

古物商とは、中古品を買い取って、それを転売して利益を得る商売(をする人)のことです。

古物商になるには、古物商許可という許可を取らないといけません。

古物商許可を取らずに転売を行うと、法律違反になる可能性があります。

えっ!この前のNintendo Switchの転売は、法律違反だったの!?

心配しなくていいぞ。

単なる転売に、わざわざ古物商許可は必要ありません。

具体的には以下のような場合です。

  • もらったゲーム機を、いらないので転売する。
  • 自分で買って遊んでいたゲームソフトを、飽きたので転売する。

良かった~違法じゃなかった~。

古物商許可が必要な転売とは、儲けるための転売です。

へ?正直、儲ける気マンマンで転売したんだけど…
やっぱ違法なの?

ちょっと、ややこしくしてしまったな。

古物商許可が必要かどうかを判断するポイントは、実は、転売する前の段階にあります。

転売するために中古品を仕入れるとき、古物商許可が必要なんです。

ポイントは仕入れるときということじゃ。
“転売する”という行為に古物商許可は必要ない。
“転売するために”中古品を仕入れるという行為に古物商許可が必要なんじゃ。

こぶ吉は、もらった(福引で当てた)ゲーム機を転売しただけです。

お金儲けするつもりだったかどうかは置いといて。

こぶ吉が転売したものは、転売するために仕入れた(買った)ものではありません。

よって、今回のこぶ吉の転売例に古物商許可は必要ありません。

これがもし、

このNintendo Switchは高く売れるぞ

と、はじめから売る(転売する)つもりで中古のNintendo Switchを買って(仕入れて)いたとしたら、それは古物商許可が必要な取引です。

古物商許可の対象は中古品の売買

『転売するために中古品を仕入れるとき、古物商許可が必要』と先述しました。

古物商許可が必要かどうかを判断するポイントで、もう一つ大切なのが、『中古品を仕入れる』という部分です。

“古物”商の古物とは中古品のことです。

古物商は中古品を対象とした商売なので、新品を売買するのに古物商許可は必要ないんです。

ですから、同じ転売目的の仕入れでも、

転売するために、ヤフオクで中古のNintendo Switchを仕入れる。

この場合、仕入れているものが中古品なので古物商許可が必要です。

転売するために、デパートのセールで新品のNintendo Switchを仕入れる。

この場合、仕入れているものが新品なので古物商許可は必要ありません。

なるほど~。古物商許可のことがだんだん分かってきたよ。

中古品の考え方には注意点があります。

ネットオークションに出品されているものは、新品だと思っても中古品であることがあります。

古物商許可を取り締まっている古物営業法という法律では、古物(中古品)をこう定義しています。

未使用であっても、一度でも取引されたことがあるものは古物

たとえ、もの自体が新品でも、それが誰かの手に渡れば中古品とみなすということです。

ネットオークションには『新品 未開封』と表示して出品されているものがよくあります。

確かに出品されているもの自体は新品なのですが、これは出品者が直売店などで買ってきたものかもしれません。

お店から出品者の手に渡った時点で、その商品は古物営業法的には中古品(古物)となります。

もの自体は新品であることに間違いはないからな。
あくまで、古物営業法での中古品の捉え方じゃよ。

新品の転売なら古物商許可は必要ないということで、許可を取らずに新品にしぼって転売するという人もいるかもしれません。

ただ、ネットオークションで仕入れて転売した場合、古物商許可が必要な取引にあたる可能性があるので注意しましょう。

許可なく中古品の仕入れを行うと罰則がある

転売するために中古品を仕入れるとき、古物商許可が必要です。

法律で定められているわけですから、守らないと罰則があります。

もし、古物商許可を取らずに、転売のための中古品の仕入れを行うと、3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくは両方が科せられる可能性があります。

古物商許可を申請するときに品目を選ぶ

古物商許可ってどうやって取るの?

古物商許可は警察署に申請すると取得できます。

申請の前の準備として、色々な書類を書いたり、集めたりします。

その作業の中で、ゲーム機やゲームソフトの転売ビジネスを行う上で気をつける点を解説します。

古物商許可では、取り扱う商品をジャンルごとに分けていて、これを品目といいます。

品目は13種類あって、このようになっています。
()内は、各品目に当てはまるものの例です。
 

美術品類
(絵画、工芸品、登録日本刀、など)
衣類
(洋服、敷物、布団、など)
時計・宝飾品類
(時計、宝石類、貴金属類、など)
自動車
(自動車本体、自動車のタイヤ、カーナビ、など)
自動二輪車及び原動機付自転車
(バイク本体、原付き本体、バイクのタイヤ、など)
自転車類
(自転車本体、自転車のかご、空気入れ、など)
写真機類
(カメラ、レンズ、望遠鏡、など)
事務機器類
(パソコン、コピー機、FAX、など)
機械工具類
(ゲーム機、工作機械、電話機、など)
道具類
(ゲームソフト、家具、楽器、楽器、など)
皮革・ゴム製品類
(鞄、靴、毛皮、など)
書籍
(本、マンガ、雑誌、など)
金券類
(商品券、航空券、株主優待券、など)

 

古物商許可の申請用紙には、品目を選んで◯をつける欄があります。

古物商許可が取得できたら基本的には、このとき選んだ品目に当てはまるものだけを取引することができます。

選んだ品目に当てはまらないものを取引することも、一応できます。
その場合、取引した日から2週間以内に品目の追加の届出が必要です。
忘れずに行いましょう。

古物商許可を申請するときに、選ぶ品目の数に制限はありません。

ゲーム機を取り扱いたいなら『9、機械工具類』、ゲームソフトを取り扱いたいなら『10、道具類』を選んで申請します。

ゲーム関係の転売ビジネスの場合、機械工具類と道具類の両方を選んで、ゲーム機もゲームソフトも両方扱うのが一般的です。

中古ゲームショップに行って、ゲーム機とゲームソフトのどっちかしかなかったらガッカリするもんね。

ゲーム関係の転売ビジネスを行う場合、間違って機械工具類と道具類から片方だけを選んでしまうことのないように注意しましょう。

行政書士に任せて古物商許可を簡単に取得

古物商許可の申請では、色々な書類を書いたり集めたりすると先述しました。

この書類は普段見慣れないものが多く、理解するのが結構大変です。

集める書類の多くは役所で取り寄せるものなので、役所に出向く時間をつくるのも大変です。

申請にかかる作業を全部自分でやるという人も中にはいますが、もっと簡単に申請する方法があります。

それは行政書士に依頼するという方法です。

行政書士とは、古物商許可などの許認可の申請にかかる作業を、代わりにやってくれる専門家です。

専門家なので書類の知識も豊富ですし、書類集めも行政書士が動いてやってくれるので便利です。

依頼する方は、特に何もせず、行政書士に任せていれば古物商許可を取得できます。

ゲーム機・ゲームソフトの転売に古物商許可は必要? まとめ

ゲーム機やゲームソフトの転売ビジネスには古物商許可が必要です

具体的には、中古のゲーム機やゲームソフトを、転売するために仕入れるとき、古物商許可が必要です。

古物商許可を持たずに、中古のゲーム機やゲームソフトを転売するために仕入れると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくは両方が科せられる可能性があります。

古物商許可は、申請を行政書士に依頼すると簡単に取得できます。

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