せどり入門(種類・仕組み・資格)

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

2020年4月1日古物営業法が全面改正されました。そのため記事の内容に一部古い情報がある場合があります。詳しくは【2020年4月1日全面施行】古物営業法が改正されましたをご覧ください。

せどりとは、物を安く仕入れて、それを高く売ることで、差額でお金を儲けるビジネスのことです。

「せどりは儲かる」って聞いて、興味があるんだけど、あんまり詳しくないんだよね。

だったら私が、一から教えてあげる。

せどりとはどういうビジネスなのか、その種類や、仕組み、せどりをするために必要な資格など、せどりについて詳しく解説しましょう。

せどりは、物を安く仕入れて高く売るだけのビジネス

せどりとは、物を安く仕入れて、それを高く売ることで、差額でお金を儲けるビジネスのことです。

ビジネスといっても、会社を設立したり、店舗を構える必要はありません。

物を安く仕入れて高く売れば、何だってせどりになります。

めちゃくちゃ簡単そうじゃん!

例えば、古本屋で100円の古本を買って、その本を欲しがっている人に500円で売る。

これが、せどりです。

たったこれだけで、簡単に400円を稼ぐことができます。

おぉ~!…でも400円か、ちょっと少ないかな。

先ほどの例では、古本屋に足を運んで安い古本を探したり、仕入れた本を欲しがっている人を探したりと、それなりの労力がかかります。

それだけの労力を費やした稼ぎが400円だと、割に合わないビジネスにも思えます。

この作業をちょっと工夫すれば、もっと簡単にせどりを行うことができます。

例えば、ヤフオク!で100円の古本を買って、その本をAmazonに500円で出品する。

これも、せどりです。

出品した本を買ってもらえたら、先ほどの例よりも簡単に400円を稼ぐことができます。

実際の儲けは、出品手数料や、商品の発送料などの経費が差し引かれた額になります。

これなら、本の仕入れから販売まで、全部インターネットで済んじゃうでしょ。

ホントだ!

家から一歩も出ずに、パソコンやスマホを操作するだけで400円を稼げるのなら、おいしいビジネスだと感じるでしょう。

せどりを本格的にやっている人は、1日1個商品を売って、400円程度をコツコツ稼いでいるわけではありません。

毎日、たくさんの商品を安く仕入れては、高く売ることを繰り返しています。

『チリも積もれば山となる』で、せどりで月に何十万、何百万円と稼いでいる強者もいるのです。

えぇーっ!!ますます興味がわいてきたよ!

じゃぁ、もっとせどりに詳しくなりましょ!

せどりは、中古品を扱う方が儲かる

せどりは、中古品を売り買いしても、新品を売り買いしても、どちらでも構いません。

ですが、中古品を扱う方が、稼ぎやすいとされています。

せどりは、物を安く仕入れて、それを高く売るビジネスです。

中古品と新品の価格を比べると、中古品の方が安いのは、みなさんご存知のことでしょう。

なので、当然、中古品の方が、安く仕入れることができます

たしかに安く仕入れられるけど、中古品って高く売れるのかなぁ?

中古品の価格には、基本的に相場がありません。

中古品を売る人が自由に価格を決めることができます。

一方、新品の価格の相場は、基本的に決まっています。

最新のゲーム機が、新品のまま高値で転売されるといったことも時には起こりますが、基本的には、相場が定価より高くはなることはありません。

せどりは、仕入れ値と売り値の差額で稼ぐビジネスなので、売り値が仕入れ値より高くないと成立しません。

新品は、基本的に定価か、それより少し安いぐらいの値段でしか仕入れられません。

そのような値段で仕入れた商品を転売して稼ぐには、定価よりも高い値段をつけることになります。

でも、新品の商品が定価より高く売られていても、誰も買いたいとは思わないでしょう。

商品が売れなかったら意味がないわよね…

一方、中古品は、仕入れ値が安いので、利益を出せる売り値をつけやすいです。

また、中古品は、その価値が人それぞれ異なります

状態の良いものなら定価でも買いたいという人もいますし、マニアに人気の商品なら、状態が悪くても定価以上の値段で買ってくれる人もいます。

おぉ~!そういうことがあるのか~。

ただ、どんな中古品でも高く売れるわけじゃないから、商品の見極めは大事よ。

中古品のせどりには古物商許可が必要

せどりで中古品を扱うなら、古物商許可という許可が必要になります。

古物商許可?

古物商許可とは、中古品を転売目的で仕入れるときに必要となる許可です。

中古品のせどりは、中古品を買って(転売目的で仕入れて)、それを売るビジネスです。

なので、中古品のせどりには、古物商許可が必要となります。

新品のせどりなら、古物商許可はいらないんだね。

そうよ。でも、新品の定義には気をつけてね。

古物商許可のルールには、『物自体が新品でも、一度、取引されたものは中古品とみなす』という定義があります。

物を転売するとき、その取引に古物商許可が必要かかどうかは、物を仕入れるときに判断されます。

例えば、新品のフィギュアを小売店で買って、それを未開封のままAmazonで売ったとします。

この転売例では、小売店から新品を仕入れているので、古物商許可は不要です。

では、先の例でAmazonに転売されたフィギュアを買って、未開封のままヤフオク!で売ったとします。

この転売例は、先の例と同じような取引に思えますが、仕入れたフィギュアは、一度、小売店で買われた(取引された)ものです。

なので、古物商許可のルールでは、中古品とみなされるため、この転売例には、古物商許可が必要ということになります。

えぇーっ!そんなこと、初めて聞いたよ~。

小売店は、問屋から商品を仕入れて販売しているので、小売店で売っている新品の商品も、古物商許可のルールに当てはめると、中古品となるようにも思えます。

ですが、小売店で売っている新品の商品は、古物商許可のルールでも新品とみなして構いません。

古物商許可がないと逮捕される

古物商許可を取らずに、中古品のせどりを行うと、逮捕される可能性があります。

逮捕されると、最悪の場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくは両方が科せられる可能性があります。

罰則、重いなぁ…

中古品のせどりをやるなら、必ず、古物商許可を取ってね。

古物商許可を取るなら行政書士がオススメ

古物商許可を取るときは、行政書士に頼むと便利です。

古物商許可は、警察署に申請して、審査に通ると与えられる許可です。

なんだか難しそうだなぁ…

申請には、たくさんの書類が必要で、普段、なかなか見慣れない書類も多いので、内容を把握するのも大変です。

それに、書類は役所で貰うものもあるので、取りに行くのも手間がかかります。

これが、行政書士に頼んだ場合、面倒な作業を代わりにやってくれます

行政書士が必要な書類をすぐに判断して、役所に書類を取りに行ってくれます。

それだけでなく、警察署への申請も、すべて行政書士が代わってくれます。

何もしなくても古物商許可を取れるじゃん!

そう!申請がすごく簡単になるからオススメよ。

マスクの転売は違法

マスクは、定価より高く転売すると、違法となります。

2020年、世界中で流行している病原性ウイルス、新型コロナウイルスの感染者が日本でも増えてきたことで、マスクを買い求める人が急増しました。

その騒ぎに乗じて、マスクを買い占めて、高値で転売する人も出てきました。

これでは、マスク必要としている人が、マスクを手に入れられません。

どうしてもマスクが欲しくて、高値で転売されたマスクを、なくなく買う人も少なくありません。

SNSでは…

メルカリでマスク転売してるやつ、どうにかならんのか!

マスク転売してるやつ、古物商許可必要だからね。捕まっても知らないよ(笑)

どうせ古物商許可持ってないんだろ!早く捕まればいいのに!

と、マスクを転売する人たちが非難されています。

マスクの転売は、たしかに許しがたい事態なのですが、厄介なことがあります。

中古品のせどりには古物商許可が必要で解説したように、新品のせどりに古物商許可は必要ないのです。

そのため、ドラッグストアでマスクを買って転売する行為は、古物営業法(古物商許可を取り締まる法律)違反ではありません

えぇ~!?こんなに迷惑なのに違法じゃないの!?

古物営業法ではな。これからは、別の法律で違法になることが決まったぞ。

マスクが手に入らないことは緊急事態ということで、政府は、国民生活安定緊急措置法という法律に基づいて、マスクの転売を禁止する政令を公布しました。

2020年3月15日からは、マスクを定価より高く転売すると、違法となります。

おぉ~!政府やるじゃん。

マスクを定価より高く転売してはいけないのは、個人だけではありません。

製造業者卸売業者小売店なども、消費者に対して、マスクを定価より高く転売すれば、違法となります。

ただし、製造業者→卸売業者卸売業者→小売店といった、通常の卸売取引は、規制の対象外です。

大抵のマスクは規制されるが、防護マスクは対象外じゃ。

規制の対象となるマスクは、一般的に、カゼや花粉症対策に使われているようなマスクや、医療現場で使われているマスク、工場などで使われているマスクです。

防護マスクや、美容用のフェイスマスクは、規制の対象ではありません。

違反したら罰金とかはあるの?

マスクを定価より高く転売すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくは両方が、科せられる可能性があります。

懲役刑まであるんだ!

せどりは手軽なビジネス

いろんなビジネスがありますが、その中でもせどりは、とても手軽に始められるビジネスです。

まず、初期投資がとても安く済みます

物を売る商売を始めようとすると、店舗を借りたり、ホームページを作ったり、卸業者と契約したりと、始める前から何かとお金がかかります。

一方、せどりは、スマホやパソコンがあれば始められます

今や、スマホもパソコンも持っていないという人は、ほとんどいないでしょう。

パソコンやスマホがあっても、商品を仕入れないと始まらないわけですが、仕入れに費やす資金に決まりがあるわけではないので、はじめは、自分が出せる範囲の額で仕入れればOKです。

数千円、数百円の仕入れから始めていき、徐々に金額や数量を増やしていけばいいのです。

例えば、ポイントカードなどを使って、お金をかけずに商品を仕入れれば、極端な話、0円の初期投資で、せどりを始めることもできます

これは、たしかにお手軽だ~!

卸売業をやっていくには、契約するメーカーや、小売店を開拓していく必要があります。

小売業をやっていくには、卸し元との契約や、消費者の開拓が必要です。

一方、せどりは、どこかと契約などを結ぶ必要はなく、市場にある商品を好きなように仕入れて、好きなように売ることができます。

いい商品を販売すれば、自然と消費者も集まってきます。

個人プレイでいけるんだね。

せどりで10万円以上の商品を扱うことは、あまりありません。

高くても1万円台の商品を扱うことがほとんどなので、もし売れなかったとしても、損失を少なくおさえることができます。

そういう点でも、せどりは手軽に始められるビジネスです。

ちょっと失敗しても、すぐに立て直せるね!

せどりに便利なFBA

Amazonには、せどりをする人にオススメの、FBAというサービスがあります。

FBAとは、Fulfillment By Amazon(フルフィルメント・バイ・アマゾン)の略で、せどりで扱う商品の管理を、Amazonのスタッフが代わりにやってくれるというサービスです。

せどりは、一人で手軽に始められますが、扱う商品が多くなってくると、管理するのが大変になります。

インターネットでせどりをやるとなると、当然、商品が売れたら、発送しないといけません

商品を梱包して、段ボール箱に詰めて、郵便局やコンビニで発送を手配するという一連の作業は、一人で行うには結構な労力が必要です。

うわぁ…そこまで考えて無かった…

FBAを利用すると、面倒な作業がなくなります

まず、仕入れた商品を、まとめてAmazonの倉庫に送ります。

何百個まとめて送ってもかまいません。
逆に、小さな商品一個でも大丈夫です。

小型、中型の商品は5000点、大型の商品は500点が上限です。

Amazonの倉庫に送った商品が売れたら、Amazonのスタッフが代わりに商品をピックアップして、梱包し、発送までやってくれます。

倉庫に送ったら、あとはAmazonにおまかせってことね。

すげぇ~!便利だなぁ~。

FBAのいいところは、それだけではありません。

FBAを利用すると、商品にprime(プライム)マークがつきます。

primeマークがついた商品は、商品ページに優先的に表示されるので、お客様の目に止まりやすくなります。

それに、prime商品は、送料が無料になるので、お客様に買ってもらいやすくなります。

また、prime商品は、決済方法を自由に選ぶことができます

primeマークのない商品は、代金引換で決済することができないので、prime商品は、クレジットカードを持っていない人などに重宝されます。

代金引換は、FBAを利用していても、小口出品だと提供できません。
大口出品で、かつ、ある程度の販売実績がないと提供できません。

いろいろメリットがあるんだなぁ~。

せどりをうまく回さないと、FBAで損をするかもしれないから気をつけてね。

FBAを利用すると、倉庫に預けている商品ひとつひとつに、保管手数料がかかります。

保管手数料は、基本となる値に、商品のサイズと、保管日数をかけて算出されます。

つまり、預けた商品は、なるべく早く売りさばかないと、どんどん手数料を取られてしまいます。

なので、せどりが上手くいかないと、FBAを利用しても損をするおそれがあるので気をつけましょう。

せどり入門(種類・仕組み・資格) まとめ

せどりとは、物を安く仕入れて、それを高く売ることで、差額でお金を儲けるビジネスです。

せどりは、インターネットで行えるので、とても手軽なビジネスです。

せどりで扱う商品は、中古品が儲けやすいとされています。

中古品のせどりを行うには、古物商許可が必要です。

古物商許可を取らずに、中古品のせどりを行うと、3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくは両方が、科せられる可能性があります。

古物商許可を取るときは、行政書士に頼むと、手続きが簡単になるのでオススメです。

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