【古物商 実務解説】プリンターの販売価格の相場・決め方

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

中古プリンターを販売するとき、どうやって販売価格を決めたらいいの?

販売価格の決め方はいろいろある。自分にあった方法を選ぶといいじゃろう。

古物商のみなさん、商品の販売価格を決めるのって難しいですよね。

この記事では、プリンターにスポットを当てて、その販売価格の相場や、決め方を紹介します。

中古プリンターの販売価格を決めるときに参考になること

転売ビジネスを成功させる上で、販売価格の決め方は大事なポイントです。

販売価格の決め方にルールはないので、自分の好きな価格をつけることができます。

でも、高すぎる価格では売れませんし、安すぎる価格では利益が出ません。

ルールがない分、ちょうどいい価格に落としこむのは難しく、知識や経験が必要になってきます。

中古プリンターの転売ビジネスで販売価格を決めるときに、参考になることを紹介しましょう。

  • リサイクルショップの買取価格から販売価格が分かる
  • 最安値より安くしない
  • 仕入れ値を基準に決めない
  • 販売価格は時期によって変える

リサイクルショップの買取価格から販売価格が分かる

中古プリンターの販売価格の相場は、インターネットを使えば簡単に知ることができます。

Amazonやヤフオクなら、サイト内の相場を簡単に検索できますが、リサイクルショップの相場は調べにくく、買取価格しか載っていないことがあります。

あくまで目安じゃが、買取価格は、販売価格の30%ぐらいとされておる。

リサイクルショップでは、サイトなどに『買取価格3000円』と表示されていれば、販売価格は10000円ぐらいだと予想できます。

そうだったのか!

すぐに売れることが期待できる商品なら、販売価格の50%ぐらいで買い取ったり、逆に、売れなさそうなら、販売価格の10%ぐらいで買い取ることもあります。

なので、確実に販売価格が分かるわけではないですが、頭に入れておくいいでしょう。

最安値より安くしない

Amazonや、ヤフオクなどで中古プリンターを販売するのなら、販売価格は、サイト内の同じ商品の最安値に合わせることをオススメします。

初心者がやりがちなのが、最安値より1円安く出品することで、自分の商品を少しでも最安値にすることです。

僕もよくやるけど、それってダメなの?

このような売り方をすると、そこから価格競争がおきて、最安値がどんどん更新されてしまいます。

最安値が更新され続けると、相場がくずれてしまいます

安すぎる価格で売れても利益が出ないので、このような売り方はオススメできません。

相場のくずれは、たった一人の古物商から始まることもあるんじゃ。

どの古物商も、5000円前後で出品している中古プリンターがあったとします。

その中古プリンターは、5000円で売れば十分、利益が出る商品です。

そこに、一人の古物商が、同じ中古プリンターを2000円で出品したとします。

2000円は、利益が出るギリギリの価格です。

2000円の古物商が出てきたために、負けじと、2000円前後に値下げする古物商が次々出てくると、たちまち相場がくずれます。

相場が2000円前後になると、5000円で買ってくれる人はいなくなります。

元々、5000円でも売れる見込みが十分あった商品が、2000円でしか売れなくなってしまっては、古物商みんなにメリットがありません

古物商同士、お互いのためにも、度が過ぎた値下げはやめておくべきです。

仕入れ値を基準に決めない

販売価格は、商品を仕入れる段階から、ある程度考えておくべきです。

初心者の古物商は…

このプリンターは2000円で仕入れたから、3000円で販売しよう。

と、仕入れ値を基準に、販売価格を考えがちです。

このような販売価格の決め方は、うまくいかない場合が多いです。

なんで~。

もし、このプリンターの販売価格の相場が2000円だったら、3000円で売るのはきびしくなります。

つまり、仕入れの段階でつまづいているのです。

このプリンターを相場の2000円で転売して、利益を出すには、せめて1400円ぐらいで仕入れる必要があります。

仕入れに2000円かかっている時点で、うまくいく可能性が低いのです。

そうか~。

◯◯円で仕入れたから、◯◯円で売る

という、仕入れ値基準の考え方はやめましょう。

販売価格の相場が◯◯円だから、◯◯円なら売れる

と、相場を意識して販売価格を決めるべきです。

そして、仕入れの段階から…

販売価格の相場が◯◯円だから、◯◯円以下じゃないと仕入れない

と、買取価格も、販売価格の相場を意識して決めるといいでしょう。

販売価格は時期によって変える

プリンターの新製品は、10月ごろに発売されることが多いです。

これは、年賀状を印刷したい人をターゲットにするからです。

11月、12月は、普段、年賀状の印刷ぐらいにしかプリンターを使わない人が、プリンターを買い替えることが多い時期だとされています。

これは、その時期にプリンターをフル稼働させて故障させてしまい、修理に出そうとするも、修理費の高さや、修理にかかる期間を知って、修理をあきらめるからです。

11月、12月は、それだけプリンターの需要が高くなるので、他の時期より多少、販売価格を上げても、売れる可能性があります。

販売価格は、時期によって違いがあるんだね~。

回転率と利益率

プリンターの販売価格を決めるときに、知っておくと役に立つ指標として、回転率利益率があります。

それぞれ、解説しましょう。

回転率

商品を仕入れて、その商品が売れて、新しい商品を仕入れて、その商品が売れて…というサイクルのことを回転といいます。

そして、期間内にどれぐらい商品が売れたか』を示す指標のことを、回転率といいます。

回転率が高いということは、商品が次から次へと売れているということです。

逆に、回転率が低いと、売れ残りがたまっていくということになります。

回転率って、どうやって計算するの?

回転率は、このような計算で求められます。

回転率=期間中の売上額÷期間中の平均在庫額

期間中の平均在庫額』はどうやって計算するの?

期間中の平均在庫額は…

期間中の平均在庫額=(期間の始めの日の在庫額+期間の終わりの日の在庫額)÷2

という計算で、求めることができます。

なるほど~。

例えば、ある1ヶ月の売上が100万円で、月初の在庫額が55万円、月末の在庫額が45万円だっとします。

この1ヶ月の平均在庫額は…

(55+45)÷2=50・・・50万円

よって、この1ヶ月の回転率は…

100÷50=2・・・2回転

となります。

1回転で、在庫がすべて入れ替わるということを意味します

なので、この例は、1ヶ月に2回在庫が入れ替わるペースで、商品が売れているということです。

転売ビジネスでは、回転率が1ヶ月で2回転だと、効率よく回転しているとされています。

1ヶ月で1回転あれば、まずまずといったところでしょう。

回転率を重視して販売価格を決めるなら、基本的に薄利多売になります。

  • たくさん売らない儲からない
  • 作業量が多くなる

というデメリットはありますが…

  • 仕入れの資金繰りに困らない
  • 続けるほど仕入れの資金が増え、比例して利益も増えていく

というメリットがあります。

利益率

仕入れ値に対して、どれぐらいの利益があるのか』を示す指標のことを、利益率といいます。

利益率が高いほど、少ない仕入れで大きな利益を得ることができます。

逆に、利益率が低いと、仕入れ値に対しての返りが少ないということになります。

利益率は、どうやって計算するの?

利益率は、このような計算で求められます。

利益率=利益額÷販売価格×100

利益額は、単純に、販売価格と仕入れ値の差ではないぞ。

利益額は、販売価格から、仕入れ値だけでなく、経費も引いて計算する必要があります。

経費とは、店舗で営業する古物商なら、人件費など。
ネットで営業する古物商なら、出品手数料などです。

中古プリンターを3000円で仕入れて、Amazonで6000円で売ったとします。
販売手数料は580円かかったとします。

まず、このプリンターの利益額は…

6000-3000-580=2420・・・2420円

よって、このプリンターの利益率は…

2420÷6000×100=40.3・・・40.3%

となります。

転売ビジネスで、利益率40.3%という数値は、かなり高い方です。

初心者は、15%をキープできれば上出来だとされています。

利益率は、プリンターを仕入れるか、仕入れないかを判断するときに役立ちます。

自分なりに利益率の基準を◯◯%と決めておいて、基準より高ければ仕入れる、低ければ仕入れないといった感じで、判断するといいでしょう。

利益率を重視すると…

  • 売れなかったときの損失が大きい
  • 仕入れ値が高い傾向にある

というデメリットはありますが…

  • 一つ売れただけで大きな利益が出る
  • 仕入れの資金がたくさんあれば、短期間で利益を上げていける

というメリットがあります。

【古物商 実務解説】プリンターの販売価格の相場・決め方 まとめ

中古プリンターの販売価格を決めるとき、参考になることとして…

  • リサイクルショップの買取価格から販売価格が分かる
  • 最安値より安くしない
  • 仕入れ値を基準に決めない
  • 販売価格は時期によって変える

といったことが挙げられます。

期間内にどれぐらい商品が売れたかを示す指標、回転率

仕入れ値に対して、どれぐらいの利益があるのかを示す指標、利益率

これらの指標も、販売価格を決めるときに役立てることができます。

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