【古物商】防犯協会とは?入会するメリットは?

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

古物商許可を取得した人の中には、警察署などから、地域の防犯協会への入会を勧められた人も多いでしょう。

防犯協会とは、警察と地域住民が連携して防犯知識を広めるなど、社会貢献のために活動する団体です。

防犯協会に入会すると、古物商同士の人脈が広がったり、盗品に関する資料がもらえるといったメリットがあります。

僕も入会を勧められたんだけど、入ってみようかなぁ~。

入会は任意じゃから、メリットを見てから検討してみるといいじゃろう。

防犯協会のことや、古物商が入会するメリットについて解説しましょう。

防犯協会はこんな団体

防犯協会とは、警察と地域住民が連携して、防犯知識を広めたりする活動を行っている団体です。

古物商許可は、盗品が出回るのを防止するためにつくられた制度ということもあって、古物商にとって警察は関わりが深い組織です。

防犯協会に入会している古物商は、警察から盗品に関する資料をもらえたり、講習会に参加したりすることができます。

また、古物商プレートの製作を請け負っている防犯協会もあります。

防犯協会への入会は任意なので、古物商になると必ず入会するわけではありません。

古物商には何かと役立ちそうだね。

防犯協会は、古物商に関することだけでなく、薬物の乱用を防止する活動や、暴力団を排除する活動など、防犯に関するあらゆることを行っています。

具体的には、小冊子やDVDを作って地域の学校に配布したり、講習会を開くなどの活動を行っています。

古物商以外の役にも立ってるんだね。

防犯協会は、『〇〇県防犯協会』といった協会が各都道府県にあって、それらを全国防犯協会連合会(通称 全防連)という団体が取りまとめている、全国規模の大きな団体です。

また、地域によっては、都道府県防犯協会の下にさらに、市区町村単位でも防犯協会が組織されているところもあります。

これらの各防犯協会とは別に、東京都には、都内の古物商によって組織された、東京都古物商防犯協力会連合会(通称 東古連)という団体もあります。

へぇ~大きな団体なんだね~。

古物商が防犯協会に入会するメリット

古物商が防犯協会に入会すると、どんなメリットがあるのか解説しよう。

古物商が防犯協会に入会するメリット

  • 講習会に参加して情報収集ができる
  • 盗品資料を確認できる

講習会に参加して情報収集ができる

防犯協会の中には、年に数回、古物商のための講習会を開いているところがあります。

講習会では、主に古物商になったばかりの人のために、古物商の三大義務についての解説などが行われています。

こぶ吉は、古物商の三大義務は覚えているかな?

えっと…忘れちゃった。

古物商の三大義務はこれじゃ。

古物商の三大義務

  • 取引相手の本人確認
  • 取引の記録
  • 不正品の申告

古物商になったばかりだと、三大義務のことをよく理解できていない人も多いので、古物商許可を取ってから最初の講習会は、なるべく参加した方がいいでしょう。

講習会によっては、防犯協会に入会していなくても参加できるものもあります。

古物商歴が長い人でも、講習会に参加する価値はあるぞ。

講習会では、法改正によってできた新しいルールなどの解説も行っています。

古物商許可を取り締まる法律、古物営業法は、2018年から2020年にかけて、いくつか改正が行われています。

これから古物商許可を取る人に関わってくる改正点もありますが、すでに古物商許可を取っている人に大きく関わる改正点も多いです。

すでに古物商許可を取っている人に大きく関わる改正点

  • 仮設店舗での営業
  • 簡易取り消し制度
  • 非対面取引における本人確認方法の追加
  • 古物台帳の様式の変更
  • 許可単位の見直し
  • 主たる営業所等届出

法改正の情報は、法律の専門家でもない限りなかなか耳に入ってきません。

近年の改正の中でも特に、主たる営業所等届出は、2020年3月31日までに届け出ないと、古物商許可が失効してしまうという重要な内容のものです。

このような情報を知らずに、古物商許可を失ってしまったら大変な損失です。

古物商歴の長い人でも、古物商の知識を更新していくために、講習会に定期的に参加するのが望ましいでしょう。

講習会の価値はあなどれないね。

古物商同士で情報交換することもできる

防犯協会が開く講習会に参加すれば、たくさんの古物商と知り合う機会ができます。

古物商同士で仲良くなれば、分からないことを聞けたり、情報交換なども期待できます。

例えばどんな情報を交換するの?

古物商は、通常の小売業とは違って、売れ筋の商品を、一度にたくさん仕入れるのが難しい商売です。

中古品を扱うわけなので、仕入れる商品は基本的に一点ものだからです。

なので、古物商で稼ぐには、出回りやすくて、よく売れる物の情報を、たくさん知っておくことが大切です。

そっか~。

古物商になりたてだと、ライバルが現れたということで警戒されるかもしれませんが、ある程度、経験をつんだ古物商同士は、意外と仲良く情報交換しあっているものです。

講習会の他に、古物市場も情報交換に最適の場です。

盗品資料を確認できる

古物商が防犯協会に入会すると、警察が防犯協会に提供した、盗品資料を確認することができます。

盗品資料とは、窃盗事件が起きたときに、警察が、盗まれた物の特徴などを記して提供する資料です。

盗品資料は、どんなことに使うの?

古物商は、うっかり盗品を買い取ってしまう可能性があります。

古物商が盗品を買い取ってしまった場合、もし、持ち主が現れて、返してほしいとお願いされたら、古物商は、無条件で盗品を返さないといけないという義務があります。

しかも、盗品の買い取り代金は戻らず、タダで持ち主に返すことになります。

これでは、古物商は、損をしてしまいます。

持ち主からすれば、タダで返してもらうのは当然のことじゃな。

古物商的には、手痛いミスだね。

盗品資料で事前に盗品の情報を確認しておけば、うっかり盗品を買い取ってしまうリスクを軽減することができます。

防犯協会にはそんなメリットもあるんだね。

古物商が防犯協会に入会するデメリット

古物商が防犯協会に入会することのデメリットを挙げるとするならば、年会費がかかることです。

年会費の金額は、各防犯協会によってまちまちなので、一概には言えませんが、目安としては、次のような金額です。

防犯協会の年会費の目安

  • 個人の古物商 3000円~10000円
  • 法人の古物商 5000円~30000円

結構、幅があるんだね。

【古物商】防犯協会とは?入会するメリットは? まとめ

防犯協会とは、警察と地域住民が連携して、防犯知識を広めたりする活動を行っている団体です。

古物商が防犯協会に入会すると、次のようなメリットがあります。

  • 講習会に参加して情報収集ができる
  • 盗品資料を確認できる

防犯協会に入会するデメリットを挙げるとするならば、年会費がかかることです。

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