【古物商許可の申請】古物の区分の選び方

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

2020年4月1日古物営業法が全面改正されました。詳しくは【2020年4月1日全面施行】古物営業法が改正されましたをご覧ください。

古物商許可の申請書に、『取り扱う古物の区分』っていう欄があるんだけど、区分って何?

区分?品目のことじゃないかなぁ

せど美の思ってる通りでいいぞ。区分とは品目のことじゃ。
古物商に関するサイトなどでは品目と書いてあることが多いが、申請書には区分とある。
意味は同じじゃから、区分を品目に置き換えて申請書を書くとよい。

そうなんだ~。品目のこと、今一度教えてほしいなぁ。

忘れちゃったの?

仕方ない、古物の区分(品目)について教えてやるとするか。

区分(品目)は全13種類

古物の区分(品目)は、全部で何種類じゃ?

13種類!

うむ。申請書に書いてあるから間違えようがないな。

古物商許可申請で選ぶ古物の区分(品目)は、以下の13種類です。
カッコ内は区分(品目)に該当する古物の具体例です。

  • 美術品類(絵画、彫刻など)
  • 衣類(洋服、布団など)
  • 時計・宝飾品(時計、宝石など)
  • 自動車(自動車、自動車のタイヤなど)
  • 自動二輪車及び原動機付自転(オートバイ、オートバイのエンジンなど)車
  • 自転車類(自転車、空気入れなど)
  • 写真機類(カメラ、望遠鏡など)
  • 事務機器類(コピー機、FAXなど)
  • 機械工具類(ゲーム機、電話機など)
  • 道具類(家具、CDなど)
  • 皮革・ゴム製品(バッグ、靴など)
  • 書籍(本、雑誌など)
  • 金券類(商品券、乗車券など)

こうやって扱う古物をジャンルごとに分けているんじゃ。

選んだ区分(品目)に入る古物だけ扱うことができるのよね。

そうじゃ。区分(品目)は複数選ぶこともできるぞ。
衣類と皮革・ゴム製品類を選んで、洋服とバッグの両方を扱うことも可能じゃ。

古物商許可申請書に書く2つの区分(品目)

ドクター、『取り扱う古物の区分』とは別に、『主として取り扱おうとする古物の区分』って欄が申請書にあるんだけど。どう違うの?

この2つは意味が違うから間違えないようにするんじゃ。

『主として取り扱おうとする古物の区分』

『主として取り扱おうとする古物の区分』の欄では、古物商許可を取得したらメインで扱う予定の商品が、該当する区分(品目)を選びます。
これは一つしか選んではいけないので注意しましょう。

古物商許可を取得したら、古物プレートという看板のようなものを作成して、営業所に掲示しなければなりません。

古物プレートには、主として取り扱おうとする古物の区分に選んだ、区分(品目)の名称が表記されます。
例えば、美術品類を選択すると『美術品商』と古物プレートに表記されます。
(※自動二輪車・原動機付自転車の場合は『オートバイ商』と表記されます。)

『取り扱う古物の区分』

『取り扱う古物の区分』の欄では、古物商許可を取得したら扱う予定の商品が、該当する区分(品目)を全て選びます。
こちらは選ぶ数に制限はありません。

将来的に色んな商品を扱ってみたいから、13種類全部選んじゃおう。

すぐに扱う予定でないのなら、全部選ぶのはやめたほうがいいな。

古物商許可を申請したら警察が審査をします。
あまりにもたくさんの区分(品目)を選んでいると、本当に全て取り扱う予定なのかどうか、警察が聞き取り調査をする可能性があります。

区分(品目)の中でも、特に専門性の高いものは審査に時間をかけます。
自動車自動二輪車・原動機付自転車は、商品の保管場所の証明などが必要になりますし、美術品類は、美術品の知識レベルや過去の実務経験の有無もチェックされますので、選ぶ区分(品目)はすぐに取り扱いたいものだけにして、必要最小限に抑えるようにしましょう。

区分(品目)は、古物商許可を取得したあとでも、追加することができるんじゃ。
追加の手続きは、古物商許可の取得よりもずっと簡単じゃから、初めから欲張っていくつも選ぶことはない。

たくさん選ぶと審査も時間がかかりそう。

その通りじゃ。どうせなら、できるだけ早く許可取得したいじゃろ。

うん。美術品類と自動車はやめて、ほかの11種類で申請するよ!

ねぇ、聞いてた?

たくさんの区分(品目)の許可を取得すると、警察の捜査協力をする機会が増える

たくさんの区分(品目)を選ぶのってそんなにダメかなぁ。

これを聞いてもそう思うかな。

古物商を許可制にしているのは、盗品の流出防止と早期発見のためです。

ものが盗まれたとの情報が警察に入ると、警察は登録されている古物商に捜査協力を要請します。
美術品が盗まれたなら美術品商、自動車が盗まれたなら自動車商といったように、盗まれたものが出回る可能性のある古物商に要請すれば早期解決につながるからです。

もし、こぶ吉が、13区分(品目)全てを申請して古物商の営業を行っているなら、警察は、どんなものが盗まれてもこぶ吉に捜査協力を要請してくるぞ

おっ…

事あるごとに捜査に協力していたら業務にも支障をきたすし、事件に巻き込まれる可能性も高くなるんだぞ。

そうか…分かりました。必要最小限にします!

区分(品目)のことで迷ったら行政書士に相談

こぶ吉、どの区分(品目)で申請するか決めたかな?

僕はゲームが好きだから、機械工具類で申請して、中古ゲームショップでもやってみるよ。

ならば、道具類も合わせて申請しておいたほうがよいな。

なんだよ!たくさん申請するなって言ってたじゃないか!

中古ゲームショップでは何を売るんじゃ。

ゲーム機とか、ゲームソフトに決まってるだろ!

機械工具類だけの申請では、ゲームソフトは扱えないぞ。

なんだって!

ゲーム機は機械工具類に分類されますが、ゲームソフトは道具類に分類されます。

ゲーム機とゲームソフトのように、関係性の深い商品が、異なる区分(品目)に分類されている例は多いです。

  • 洋服(衣類)と、(皮革・ゴム製品類)
  • スマートフォン(機械工具類)と、タブレット(事務機器類)
  • 電化製品(機械工具類)と、家具(道具類)

現在、中古ゲームショップを営業している人は、恐らくほとんどが機械工具類と道具類、両方の許可を取得していることでしょう。
メインで扱いたい商品を決めたら、その商品と相性のいい商品を考えて、申請する区分(品目)を決めるのをおすすめします
相性のいい商品を一緒に扱えば、自分の古物ビジネスをより豊かにすることができます。

それにしても、スマートフォンとタブレットが別の区分(品目)だなんて、まぎらわしいね~

ほんとだよ。危うくゲームソフトが扱えなくなるところだった。

区分(品目)の分け方には曖昧なものがたくさんあります。
実は古物商許可の制度ができたのは1949年です。
その当時に作られた区分(品目)が今でも使われていて、現代に発明された商品は分類しづらくなっており、警察でも決めるのが困難な状況になっています。

自分が扱いたい商品の区分(品目)がどれなのか迷ったら、行政書士に相談するとよいぞ。

古物商許可専門の行政書士は、区分(品目)のことを熟知していますので、区分(品目)選びに迷ったら相談してみましょう。

行政書士は区分(品目)の相談だけでなく、古物商許可申請における全てのエキスパートです。
行政書士に申請代行を依頼すると、申請に必要な書類集めも、警察署への申請も、全て代わりにやってもらえるので、とても便利です。

【古物商許可の申請】古物の区分の選び方 まとめ

区分は、多くの古物商関係のサイトなどでは品目と言い換えられています。区分(品目)は全部で13種類あります。

その中から、『主として取り扱おうとする古物の区分』には、古物商許可を取得したらメインで扱いたい商品が該当する区分(品目)を、一つだけ選びます。

さらに『取り扱う古物の区分』には、古物商許可を取得したら扱いたい商品が該当する区分(品目)を選びます。

『取り扱う古物の区分』は制限なく選べますが、すぐに扱う予定がない区分(品目)まで適当に選ぶのはよくありません。
たくさんの区分(品目)を申請すると、審査の際に、本当に扱う予定のある区分(品目)を選んでいるのか疑われ、聞き取り調査などで審査が長引く可能性があります。

『取り扱う古物の区分』の数は必要最小限に抑えるのがベターです。

区分(品目)の選び方に迷ったら、行政書士に相談するのをおすすめします。

行政書士は区分(品目)についても丁寧に教えてくれますし、申請代行を依頼すれば、面倒な書類集めも、申請手続きも一手に引き受けてくれるので便利です。

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