【古物商の品目】衣類とはなにか完全解説・申請時の注意点

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

衣類品商を目指すあなたへ

古物商の許可を申請する際は、13品目の中から取り扱う品目を決めて申請する必要があります。取扱品目は複数でも問題ありませんが、メインに扱う品目は一つに決めなければいけません。

今回は、『衣類』をメイン品目に選び、『衣類商』になることを検討されている方に向けて、衣類という品目について詳しくご紹介していきます。

衣類は扱う人が多く競争が激しそうなジャンルですが、利益率が高くて自分のセンスや個性を一番発揮しやすいジャンルです。つまり、あなたの腕(鑑定力・仕入力・マーケティング力)次第でガンガン稼げる品目なのです!

衣装商とは?

衣類商での成功ポイント

その1 他社との差別化

ファストファッションにするのかブランド品にするのか、パンクやゴスロリなど確実に一定数いるマニア向けの品揃えにするのか、ビンテージの雑貨や家具も取り扱ってライフスタイル自体を提案する品揃えにするのか・・・他の店との差別化の可能性は無限大です。

その2 海外からの輸入や買い付け

顧客から買い取った商品に加え、海外からの輸入や買い付けした商品を販売している古着屋も多いです。日本では貴重なアイテムが、現地のフリーマーケットでタダ同然で手に入ることも!

その3 衣類は利益率が高い

家具・家電・衣類は利益率が高い品目です。回転率を挙げて常に一定以上の売上を達成していれば、他のジャンルより利益が挙げやすいです。

その4 ネットショップのみでも結果が出せる

古物商の中でも衣類は特に、実店舗を持たずにネットショップのみで高額の利益を上げることも可能なので、初期投資のリスクが少ないです。

また、あなたが衣類商の許可をとったら、下の衣類商プレートを営業所に飾ることができます。

衣類商プレート

許可申請書 衣類と併せて申請したい2品目

衣類は単体だけでなく、バッグや小物類まで含めて取り扱うことが多いジャンルです。下で紹介した品目も同時に取得しておくと便利です!

①衣類に併せて、靴やカバンも販売

ファッションはトータルコーディネートです。
靴やカバンも取扱いたい場合は、許可申請書で11. 皮革、ゴム製品類にも〇をつけましょう。

②衣類に併せて、アンティーク・ビンテージ雑貨を販売

古着と併せて同時代のアンティーク・ビンテージ雑貨類を扱うと、他の衣料商と差別化を図ることができます。
雑貨も取扱いたい場合は、許可申請書で10. 道具類も〇をつけましょう。

あとから追加も可能です

古物の品目追加(変更申請)は無料で簡単に手続きできるので、さらに多くの種類の品を扱えるようになった時点で、品目追加申請することをおすすめします。

古物の13品目を確認しましょう

アクセサリーや小物や家具など、衣類は他のものも一緒に提案しやすい商品です。あなたのビジネスモデルでは、衣類と一緒に取り扱えるジャンルはいくつありますか? 品目の申請漏れがないように、13品目をもう一度チェックしてみましょう。

1.美術品類 2.衣類 3.時計・宝飾品 4.自動車(それらのパーツ)5.自動二輪車及び原動機付自転車(それらのパーツ) 6.自転車類(それらのパーツ) 7.写真機類 8.事務機器類 9.機械工具類 10.道具類 11.皮革・ゴム製品 12.書籍 13.金券類

衣料商のビジネスモデルって?

衣料商とは、いわゆる古着屋のことです。一度でも人手に渡ったことがある、和服・洋服・帽子・その他着るもの全般を扱います。購入した後に一度も着なかったとしても、新古品と呼ばれ古物の扱いになります。

少し変わった衣類としては、布団やテーブル掛け、敷物類も衣類に含まれます。では、もう少し詳しく、『衣料商』と『古着』について確認していきましょう。

代表的な古着といえば・・・

代表的な古着といえば、ジーンズが挙げられます。よく、芸能人が高価なビンテージジーンズをコレクションしていますよね。古着のジーンズは価格帯が幅広く、百円単位から100万円以上のものまであります。色落ち・くたびれ具合・ステッチの縫い方など、様々な要素によって価格が変動し、稀少な物ほど高値がつきます。

時代の流れと衣料商

衣料商の歴史は長く、日本では近世に古着問屋が発達しました。新品の着物に手が届かない庶民は、古着問屋で着物を買っていました。着物から洋服に切り替わってからも、衣料商のマーケットは拡大していき、現在は世界中からバイヤーを通じて様々な古着が輸入出されています。

日本の主な輸入先は、アメリカ合衆国です。現地の人が不用品として安く出してる品物の中から、目利きの古着屋は高価なビンテージ商品などを探しあてるのです。

例えば、古い年代の服(1940〜1960年製)や、もう存在しないブランドの洋服、世界大戦時代の軍服などです。そういった品物は、破れたり傷んでいたりしても欲しい人は高値で買います。

最近は、衣料商の新しい形態として、アウトレット品やデッドストックといった新古品を多く扱う店も多く見受けられるようになってきました。

衣類商大手3社の事例

では、実際に大手衣類商のビジネス例をいくつかご紹介いたします。その中に、ご自身が計画している新規ビジネスの参考になるポイントがないか、ぜひ確認してみてください。

ドンドンダウンオンウェンズデイ

衣類商として店舗型で全国展開している古物商。

特徴:独自の仕組みで商品の回転率を上げ、在庫を抱えない

  • 洋服をグループ分けする
  • 在庫を決まった曜日に値下げしていき、回転率を上げる

洋服をグループ分けする
洋服をいくつかのグループに分けてそれぞれに野菜のマークをつけます。野菜のマークごとに値段を一律にし、②のシステムで値下げします。マークは、『鮮度が命の野菜のように商品を扱っていること』を表しています。

在庫を決まった曜日に値下げしていき、回転率を上げる
毎週水曜日に在庫品の古着を「どんどん」値下げして古着の在庫が長期にならないように工夫しています。例えば、2,000円の商品は次の水曜日になると1,500円、更にその次の水曜日には900円、そして最後の水曜日を迎えたら100円まで値下げします。 この販売方法が店名『ドンドンダウンオンウェンズデイ』の由来になっているのです。

RAGTAG

高級ブランド専門の大手衣類商で、バッグ・時計・宝飾品・家具まで幅広く扱っています。
1985年のバブル真っ只中、「これかわいい、でも高くて買えないよね」そんな女子高生のつぶやきから着想を得て誕生しました。

特徴:商品状態や店舗空間にこだわり、新品を扱うセレクトショップのような雰囲気

  • 店頭とオンライン両方で買い取りしている
  • 専門知識のあるバイヤーが1点ずつ丁寧に査定、バイヤーを指名することもできる

zozoused

ゾゾタウン内で展開されているブランド古着セレクトショップ。

特徴:買取額が販売価格の5割~7割、他の古着やより高く買い取ってくれる

  • 買い取りも販売もオンライン
  • 無料査定、買い取りセット(梱包用のダンボールなど)も無料で送付くれる

おわりに

バブル期以降、リユースのブームがきています。若い人たちの間では、リユース品を一点ものとして、逆に貴重に感じるような文化も発達してきました。そのような時代の流れにのって、衣類商は今後、古物の中でも右肩上がりに繁盛していく品目と言えるでしょう。

その一方で、メルカリなどのアプリで個人間で古着の売買をすることが当たり前になってきました。古着屋から買うメリット、例えば、洗濯やメンテナンスがしっかりできている・鑑定結果に間違いがない、などを上手くアピールして、フリマアプリなどと差別化を図っていくことが、今後の大きな課題ではないでしょうか。

ぜひ、こちらの記事を参考にしていただき、衣料商として最初の一歩を踏み出していただけたらと願っています。

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