ホームレスでも古物商許可は取れますか?

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

古物商許可を取りたいけど、僕ってホームレスなんだよね~。

ホームレス!?なら、古物商許可を取るのは難しいぞ。

ホームレスが古物商許可を取ることは難しいです。
ですが、取れる可能性がないわけではありません。

ここで言うホームレスとは、いわゆる路上生活者のことだけではありません。

最近、話題のアドレスホッパーという生活スタイルの人も含みます。

ホームレスに古物商許可が取れない理由や、どうすればホームレスでも古物商許可が取れるのか、詳しく解説しましょう。

ホームレスは欠格要件に当てはまるから古物商許可を取るのが難しい

ホームレスが、古物商許可を取るのは難しいです。

この記事では、住む家を持たない人のことを、ホームレスと呼ぶこととします。

路上生活者もそうですし、日雇いで働きながら、安宿やネットカフェを転々としている人、また、アドレスホッパーと呼ばれる人も、ホームレスです。

なぜ、ホームレスが古物商許可を取るのが難しいかというと、欠格要件(欠格事由)に当てはまるからです。

欠格要件?

欠格要件とは、古物商許可を取れない要件のことです。

欠格要件に当てはまると、古物商許可を取ることはできません。

欠格要件は、10項目の要件が法律で定められていて、その中に、『住居の定まらない者』という要件があります。

つまり、ホームレス(住居の定まらない者)は、古物商許可を取れないのです。

やっぱ、僕に古物商許可は取れないのか…

あきらめるのは、まだ早い。

ホームレスであっても、古物商許可を取れる可能性がないわけではありません。

次の章で、そのことについて解説します。

アドレスホッパーって何?

僕は、ホームレスっていうか、アドレスホッパーなんだよね~。

アドレスホッパー?なんじゃそれは?

え~知らないの~?ドクターも大したことないね。

アドレスホッパーとは、決まった住所を持たずに、各地のホテルなどを転々としながら過ごす生活スタイルのことです。

アドレスホッパーは、ネットカフェで暮らす日雇い労働者とは一線を画します。

アドレスホッパーは、きちんと定職についていながら、あえて住まいを持たない生活をしているんです。

なんでわざわざ、そんなことをするんじゃ?

家賃や光熱費を払うのって、バカらしいじゃん。

アドレスホッパーは、基本的に、職場に出社せず、パソコンで仕事をこなします。

インターネット環境さえあれば、どこでも仕事ができるので、各地を自由にさすらい、普通の会社員では味わえない刺激を楽しむのです。

ワシには、さっぱり分からん価値観じゃ。

遅れてるなぁ~。

ホームレスでも住民票があれば古物商許可を取れる可能性はある

古物商許可の申請では、欠格要件に当てはまっていないことを、書類で証明することになっています。

『住居の定まらない者』という欠格要件に当てはまっていないことを証明するには、住民票を使います。

つまり、ホームレス(住居の定まらない者)であっても、住民票があれば、古物商許可を取れる可能性があるのです。

よかった~。

ホームレスには、住民票がないという方も多いです。

自治体は、住民票に登録された住所を訪問するなど調査をして、登録者が住んでいる実態がないと判断したら、その住民票の登録を削除できる権限を持っています。

これを、住民票の職権消除といいます。

生まれたときからホームレスという人はいないでしょう。
ホームレスでも、どこかに住民票を置いていた時期はあったはずです。

でも、路上生活者や、日雇い労働者のような過ごし方では、住民票を職権消除されているケースも多く、その状態のままでは古物商許可を取ることはできません。

ホームレスであっても、アドレスホッパーの方は、実家やシェアオフィスなどに住民票を置いている方が多いので、その場合、古物商許可を取れる可能性はあります。

ですが、これはあくまで、手続き上の話です。

古物商ビジネスの実務上は、住所不定では良くありません。

実際に住んでいない場所の住民票で許可申請をすると、虚偽の申請とも取られかねないので気をつけましょう。

しかし、クリアすべきは住民票の問題だけではない。

なんだと!?

古物商許可を取るために必要なのは、住民票だけではありません。

次の章で、そのことについて解説します。

古物商許可を取るには営業所も必要

古物商許可を取るために必要なのは、住民票だけではありません。

古物商許可を取るためには、営業所が必要です。

僕はアドレスホッパーだよ。パソコンさえあれば営業所なんて必要ないでしょ?

どんなケースでも、営業所は必要なんじゃ。

リサイクルショップのような店舗がなくても、古物商になることはできます。

せどりと呼ばれる転売ビジネスも古物商です。
せどりは、インターネット環境があれば自宅で行うことができます。

ですが、せどりのために古物商許可を取る場合であっても、営業所は必要です。

申請書には、営業所の住所を書く欄があるからな。空欄にしたら申請できんぞ。

自宅で行うせどりのために、古物商許可を取る場合、自宅を営業所として申請します

なので、自宅を持たないホームレスが、せどりのために古物商許可を取るのは難しいです。

ホームレスでも古物商許可を取れる可能性を挙げるなら、このようなケースが考えられます。

  • 自宅はないが、営業所とする店舗は所有していて、実家などの住民票の登録を職権消除されていない
  • 実家やシェアオフィスに住民票を置くアドレスホッパーが、実家やシェアオフィスを営業所として申請する

営業所は絶対に要るのか~。

営業所は、ただ所有していればいいわけではないぞ。

古物商許可の申請が認められるには、営業所とする物件が、古物商の営業をする場所にふさわしい物件である必要があります。

古物商にふさわしい物件?

古物商許可は、そもそも、盗品の取引を防止するために作られた制度です。

なので、営業所では、商品の中に盗品などが混じることがないように、商品をしっかり管理できる設備が求められます。

具体的には、商品の保管場所が、他のスペースと独立していることなどが求められます。

店舗用の物件であれば、このような要件を満たすのは、比較的、簡単ですが、シェアオフィスだと、要件を満たせず、申請が認められないこともあります。

シェアオフィスは、他の企業とのスペースの境い目が、ハッキリしていない場合が多いです。

パーティションなどで仕切られているだけでは、スペースが独立しているとは認められません。

ちゃんと壁で仕切られた独立したスペースでないと、営業所の要件を満たせません。

それだけじゃないぞ。

営業所が満たすべき要件は他にもあります。

借りている物件を営業所とするときは、物件を営業所として使う権利を持っていることを、書面で証明しないといけません。

実家を営業所とする場合、実家が賃貸物件であれば、物件の大家さんから使用承諾書をもらう必要があります。

賃貸とはいえ、契約している家をどう使うかは自由に思えますが、そうではありません。

賃貸住宅は、普通、賃貸借契約書の用途欄に『住居用』『居住用』などと書かれています。

これでは、物件を住むために契約しているということになり、営業所として使うことは契約違反ということになるのです。

なので、大家さんに、営業所として使うことを認めてもらった上で、その証拠に使用承諾書にサインしてもらわないといけません。

実家が持ち家であれば、使用承諾書は必要ありませんが、都道府県によっては、所有者からの使用承諾書が必要になる場合もあります。

シェアオフィスの場合、賃貸借契約は『事務所用』などとなっているでしょうから、使用承諾書は必要ありません。

いろいろと、きびしい決まりがあるんだな~。

ホームレスが古物商許可を取るなら行政書士に頼むのがオススメ

どうじゃ。ホームレスが古物商許可を取ることは難しいじゃろ。

取れないことはないんだろうけど、大変そうだなぁ…

ホームレスが古物商許可を申請するとなると、必要な書類をそろえたり、営業所の要件を満たすための準備が、とても複雑になります。

そのような手続きは、自分で行うのは難しいので、専門家に頼むことをオススメします。

古物商許可を取るための手助けをするのがお仕事の、行政書士という専門家がいます。

古物商許可の申請を行政書士に頼むと、必要な手続きのすべてを行政書士が代わってくれます。

頼んだ側は特に何もすることなく、古物商許可を取ることができます。

行政書士にお願いすれば、僕でも古物商許可を取れそうな気がしてきた~!

ホームレスでも古物商許可は取れますか?

ホームレスは、『住居の定まらない者』という欠格要件に当てはまるので、古物商許可を取るのは難しいです。

ホームレスでも、住民票を用意できれば、古物商許可を取れる可能性はあります。

ただ、古物商許可を取るには営業所も必要なので、営業所とする物件を借りたり、住民票を置いている実家などを営業所として申請する必要があります。

営業所は、スペースが独立した物件である必要がありますし、賃貸物件であれば、大家さんなどからの使用承諾書も必要となります。

ホームレスが古物商許可を申請するための準備は難しいので、行政書士に頼むと便利です。

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