経験がなくても古物商許可を取得できる?

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

2020年4月1日古物営業法が全面改正されました。そのため記事の内容に一部古い情報がある場合があります。詳しくは【2020年4月1日全面施行】古物営業法が改正されましたをご覧ください。

中古品の商売の経験がなくても、古物商許可を取得することはできます。

古物商許可を取りたいんだけどさ、商売の経験がないんだよね。取れるかな?

経験があるかないかは、古物商許可を取るときに影響しないから大丈夫よ。

中古品の商売の経験がなくても、古物商許可を取得できるということを、詳しく解説しましょう。

古物商許可は商売の経験がなくても取得できる

中古品の商売の経験がなくても、古物商許可を取得することはできます。

古物商許可には、『これに当てはまる人は、古物商許可を取得することができません』という要件が、いくつか定められています。

この要件のことを、欠格要件(欠格事由)といいます。

欠格要件の中に、『中古品の商売の経験がない』という要件はないので、中古品の商売の経験がなくても、古物商許可を取得することができるのです。

ちなみに、欠格要件には、中古品に限らず、商売の経験に関する要件自体ないので、商売の経験が一切なくても、何も心配することはありません。

はじめて商売に挑戦する人でも、欠格要件に当てはまってさえいなければ、古物商許可を取得することができます。

ね。商売の経験がなくても大丈夫でしょ。

うん!安心して許可が取れるよ。あっ!でも、欠格要件に当てはまってたらダメなのか…

そうね。こぶ吉は大丈夫だと思うけど、どんな要件かチェックしておきましょ。

古物商許可の欠格要件

古物商許可には、『これに当てはまる人は、古物商許可を取得することができません』という要件、欠格要件(欠格事由)が定められています。

古物商許可は、商売の経験がなくても取得することができるでわけですが、欠格要件に当てはまってしまっては、取得できません。

ここで、古物商許可の欠格要件を、すべて紹介しましょう。

古物商許可の欠格要件

  • 破産手続き開始の決定を受けて復権を得ない者
  • 犯罪者
  • 暴力団員、元暴力団員、暴力的不法行為をする恐れのある者
  • 住居の定まらない者
  • 古物商許可を取り消されて5年経過しない者
  • 許可取り消しとなり、聴聞から処分確定までの間に自主返納してから5年経過しない者
  • 心身の故障により古物商または古物市場主の業務を適正に実施することができない者として国家公安委員会規則で定めるもの
  • 未成年者
  • 管理者の業務を適正に行えない者を管理者に選んでいる
  • 法人役員の中に1~8に該当する者がいる(法人で取得する場合の要件)

この1~10の要件に、1つでも当てはまると、古物商許可を取得することができなくなってしまいます。

10コもあるのか~。そんなにあったら、どれか当てはまっちゃいそう…

そんなに難しい要件はないわ。こぶ吉なら大丈夫よ。

欠格要件は、主に犯罪や、違反に関すること、「住居の定まらない者」など、真面目に生活していれば、大抵の人は当てはまらない要件がほとんどなので、そんなに心配することはないです。

実は…この前、車のスピード違反で罰金を取られたんだ…これって「2. 犯罪者」だよね…

あら、そうだったの!でも、罰金だけで済んだのならセーフよ。

犯罪者でも古物商許可を取得できる例外がある

欠格要件にある『2. 犯罪者』は、文字通り、犯罪をすると古物商許可を取れないという意味ですが、細かな例外が定められています。

まず、基本的に、禁錮(きんこ)以上の刑を受けた人が対象となっているので、禁錮より軽い刑を受けた場合であれば、例外で、古物商許可を取得できます。

犯罪の刑は、重い順に次のようになっています。

懲役>禁錮>罰金>拘留>科料

犯罪者であっても、禁錮より軽い、罰金、拘留、科料の刑で済んだ人であれば、基本的には、古物商許可を取得できます。

僕は、罰金で済んだから大丈夫なんだ!良かった~。

ただし、特定の犯罪と、特定の古物営業法(古物商許可に関する法律)違反は例外で、罰金以上の刑を受けた人でも、古物商許可を取得できないことになっています。

その犯罪と、古物営業法違反は、次の通りです。

罰金以上の刑で古物商許可を取得できなくなる犯罪、違反

犯罪

  • 窃盗罪
  • 背任罪
  • 遺失物横領罪
  • 盗品等有償譲受け罪

古物営業法違反

  • 無許可営業
  • 古物商許可の不正取得
  • 古物商許可の名義貸し
  • 営業停止命令違反

ちなみに、ここまで解説した、犯罪者に関する欠格要件に当てはまっている人でも、刑の執行を終えてから5年経っていれば、古物商許可を取得できるようになります。

犯罪歴があっても、あきらめるのは早いってこと!例外でセーフかもしれないしね。

『2. 犯罪者』の他にも、例外のある欠格要件はあります。

詳しくは、【古物商許可】欠格要件に当てはまったら絶対に取れませんか?を、ご覧ください。

よし!僕は大丈夫!古物商許可を取るぞ!…あれ?そういえば、どうやって取るんだ?

知らなかったの?許可を取るためにやることは、書類を集めることね。

古物商許可は書類を用意して取得する

古物商許可は、欠格要件に当てはまっていなければ、誰でも取得することができます。

古物商許可を取得するために行うことは、主に書類を用意することです。

用意できたら警察署に持って行って、申請手続きをして、審査に通ると、古物商許可を取得できます。

おぅ!意外とシンプルだね~。

略歴書は正直に書けばいい

古物商許可の申請書類はたくさんあって、その中に、略歴書という書類があります。

略歴書とは、履歴書のようなもので、古物商許可を申請する日から、過去5年間の職歴や学歴を書く書類です。

商売の経験がない人は、「自分の経歴では審査に通らないのではないか?」と、心配することもあるでしょう。

それは、心配しないで大丈夫です。

略歴書は、就職面接の履歴書とは異なるので、経歴の良し悪しで、審査の通りやすさが変わるということはありません。

正直に経歴を書けば、何も問題ありません。

僕、この5年間、ずっとニートだったんだけど、それでもいいの?

どんな経歴でも正直に書くのがベストよ。

略歴書は、ヘタにごまかして書く方が、かえって申請を受け付けてくれない可能性が高いです。

たとえ、直近5年間、ずっとニートであったとしても、『無職』と正直に書きましょう。

また、細かく書きすぎる必要もありません。

例えば、このように、勤めていた会社での業務内容まで、細かく書く必要はありません。

令和2年7月 株式会社コブツに入社し、中古品の販売を担当。

このように書けば、何も問題ありません。

令和2年7月 株式会社コブツ 入社

経歴をアピールしても、特に意味はないので、勤め先や、学校名を端的に書くといいでしょう。

都道府県によっては、業務内容まで記載を求めるところもあります。

そうなんだ~。もう古物商許可は楽勝で取れるね。

そんなに楽勝ではないかもしれないわよ?

書類を用意するのは大変

古物商許可の申請書類を用意するのは、人によっては大変に感じることもあるでしょう。

まず、書類の種類が多いです。

先ほど紹介した、略歴書は、たくさんある書類のひとつに過ぎません。

他にもたくさんの書類を用意する必要があります。

また、必要な書類は、人によって異なります。

申請する人が考えている営業の形態や、お店に使う物件の形態によって、用意する書類が変わってくるのです。

そのため、自分に必要な書類を調べて、把握しないといけません。

そうなんだ~。うーん、たしかに大変かも…

あと、申請書の書き方なんかも、調べないといけないわよね。

また、書類の中には、役所でもらうものもあります。

そのため、平日に働いている人などは、すべての書類を自力で用意するのは難しいでしょう。

面倒くさいね。こんなに面倒なら、古物商許可を取るのやめようかな~。

えぇ…でもね、面倒なことをしなくていい取り方もあるから大丈夫!

行政書士に依頼すれば簡単に用意できる

古物商許可の申請書類は、行政書士に依頼すると簡単に用意できます。

行政書士とは、許認可の申請書類を代わりに用意してくれる専門家です。

行政書士に依頼すれば、必要な書類や、書類の書き方を調べたり、役所に書類を取りに行ったりする必要はありません。

こういった面倒な作業は、行政書士がすべて代わりにやってくれます。

依頼者は、行政書士が用意してくれた書類に、署名と捺印をして、警察署に持って行くだけで、古物商許可を申請できます。

へぇ~便利だね。でも警察署は自分で行かないといけないのか~。うーん…

まだ面倒なの!?じゃぁ、これならどう?

多くの行政書士事務所は、オプションで、警察署での申請も代わりにやってくれるプランも提供しています。

料金は多くかかってしまいますが、オプションも追加すれば、ほとんど何もせずに、古物商許可を申請することができます。

おぉ~やるねぇ。でも、お金を出すからには、審査に落ちてもらっちゃ困るよ!

そこは安心して。こぶ吉が自分でやるよりも、ずっと確実だから。

古物商許可の申請を自分で行うと、書類に不備が見つかりやすいです。

一度のミスでは終わらず、何度も警察署に足を運ぶという話も聞くほど、ミスは起きやすいです。

でも、行政書士はプロですから、確実に審査に通る書類を用意してくれるので、安心して任せられます。

よし!決めた!行政書士にお願いする!

経験がなくても古物商許可を取得できる? まとめ

中古品の商売の経験がなくても、古物商許可を取得することはできます。

当てはまると古物商許可を取得できない要件、欠格要件(欠格事由)に、商売の経験に関する要件がないからです。

欠格要件にさえ当てはまっていなければ、誰でも古物商許可を取得できます。

古物商許可の申請書類は、行政書士に依頼すると簡単に用意できます。

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