行商「しない」で古物商許可を取得してしまった場合にはどうする?

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

2020年4月1日古物営業法が全面改正されました。詳しくは【2020年4月1日全面施行】古物営業法が改正されましたをご覧ください。

行商「しない」で古物商許可を取得してしまった方へ

行商「する」に変更することを強くおすすめいたします。

古物を売り歩くわけじゃないし、「しない」でいいよね…

と、行商「しない」で古物商許可を取得してしまった方、

実は、行商こそが、仕入れルートを充実させたり、人脈作りに役立つのです!

古物商にとって、行商できないことはデメリットでしかありません。

行商「しない」から「する」に変更する方法を、解説しましょう。

行商「しない」から「する」に変更する方法

行商「しない」から「する」に変更するのは簡単です。

書類を1枚書いて、1500円を払えば、即日で変更できます。

手続きが難しそうだと思って、ほったらかしにしてたよ。

簡単だからチャチャッとやっちゃいましょ。

それでは、行商「しない」から「する」に変更する方法を解説しましょう。

書類を書くのがどうしても苦手、忙しくて手続きできないといった方は、行政書士に依頼をして、代行してもらうといいでしょう。

必要書類

『変更届出・書換申請書』という書類を用意します。

この書類は、警察署でもらうか、警察のホームページでダウンロードすることもできます。

行商「しない」から「する」への変更で、証明書類を添付することはありません。

別記様式第6号その1(ア)1枚目_行商する

届け出先

主たる営業所の所在地を管轄する警察署です。

「主たる営業所」が何か分からない方は、【2020年4月1日全面施行】古物営業法が改正されましたを、ご覧ください。

届け出の期限

変更があった日から14日以内です。

受付時間

平日の午前8時30分~午後5時15分までです。

古物商許可証の記載を書き換えたり、会計窓口で手数料を支払ったりと、時間がかかるので、警察署には時間に余裕を持って行きましょう。

手数料

1500円です。

警察署の会計窓口で支払います。

行商「しない」はデメリットしかない

行商を「しない」で古物商許可を取得した場合には

  • 仕入れの限界
  • ツテのある業者のもとへ買い取りに出向けない
  • 古物市場で取引できない

といったデメリットがあります。

それでは、リサイクルショップを例に、考えていきましょう。

仕入れの限界

営業所でしか古物の取引ができないということは、商品の仕入れは、店頭での買い取りだけになってしまいます。

店頭での買い取りは、日によって、お客様の人数も、商品の種類もバラつきがあります。

そのため、品薄状態になったり、売れ筋の商品が手に入らなかったりします

毎日、たくさんのお客様が訪れる、ブックオフのような超大手でもなければ、品揃えをコントロールするのが難しいでしょう。

ツテのある業者のもとへ買い取りに出向けない

新古品を譲ってくれる卸売業者や、中古の家具や家電を譲ってくれる引っ越し業者などにツテがあれば、独自の仕入れ先として、リサイクルショップの経営に大きな強みとなります。

しかし、行商「しない」で古物商許可を取得してしまうと、こちらからツテのある業者のもとへ、買い取りに出向くことができません。

ツテのある業者から買い取りを行いたければ、こちらの営業所まで来てもらわないといけません。

古物市場で取引できない

最強の仕入れ先と言われる、古物市場という取引の場があります。

古物市場は、古物商許可を取得している者しか取引に参加できない、特別な場です。

ただし、行商「しない」で古物商許可を取得していると、古物商であっても、古物市場の取引に参加できません。

古物市場ってどんなところなの?

古物市場では、一般の相場よりも安い値段で古物を仕入れることができます。

また、営業所で売れなかった商品を出品して、在庫処分をすることもできます。

最強の仕入れ先でしょ!

行商「する」で古物商許可を取得することが大切

行商「しない」で古物商許可を取得すると、仕入れや、在庫処分が思うようにいかず、リサイクルショップが経営の危機に陥ってしまいます。

リサイクルショップに買い物に行って、商品棚がガラガラだったり、売れ筋ではない商品ばかりだと、買い物をする気は起きないでしょう。

適度な品揃えで、幅広い商品のあるお店は、購買意欲を刺激します。

そのようなお店をつくるために重要なことは、いろいろな仕入れ先を持つことです。

いろいろな仕入れ先を持つために、行商「する」で、古物商許可を取得することが大切なのです。

行商「しない」のままで、行商を行った場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科せられる可能性があります。

行商するときは「古物商許可証」もしくは「行商従業者証」を携帯する

 
行商するときは、古物商許可証を携帯しなければなりません。

また、古物商の従業員が行商する場合は、許可証の代わりに、行商従業者証を携帯しなければなりません。

そして、取引相手に提示を求められたら、すみやかに提示しなければなりません。

行商に、古物商許可証、行商従業者証を携帯しなかった場合、10万円以下の罰金を科せられる可能性もあります。

行商「する」でこんなことができる

行商「する」の古物商許可があれば、次のような営業を行うことができます。

  • 出張買取、出張販売
  • 仮設店舗での営業
  • 古物市場での取引

出張買取、出張販売

行商「する」の古物商許可があれば、出張買取や、出張販売を行うことができます。

取引する場所は、取引相手が住んでいる場所に限られるので、注意しましょう。

ただし、取引相手も古物商であれば、どこで取引しても構いません。

例えば、喫茶店で待ち合わせて、そこで取引するといったこともできます。

出張買取は、自動車を扱う場合などに有効です。

多くの中古車買取業者は、お客様の家に出向いて自動車を査定をする、出張査定を行っています。

出張査定は、自動車を中古車店まで持ち込む必要がないので、お客様に重宝されます。

行商「する」の古物商許可があれば、出張査定先で自動車を買い取ることができます。

自動車の売却にはいろいろな書類が必要ですが、お客様の方で書類の用意ができていなくても、後日、受け取れば問題ありません。

参考企業:ガリバー

仮設店舗での営業

行商「する」の古物商許可があれば、仮設店舗を開いて営業することができます。

仮設店舗とは、デパートの催事場や、イベント会場などで開く、期間限定の店舗のことです。

ひと昔前までは、仮設店舗での営業は、古物を販売することしかできませんでした。

法律が改正されて、2018年10月24日からは、仮設店舗でも古物の販売、買取の両方ができるようになったので、仮設店舗を営業することのメリットは、ますます大きくなっています。

古物市場での取引

行商「する」の古物商許可があれば、古物市場での取引に参加することができます。

古物市場とは、古物商許可を取得している者しか参加できない、古物商専用の取引の場です。

古物市場では、一般の相場よりも、安く古物を仕入れられます。

また、売れ残った商品を出品して、在庫処分をすることもできる、古物商に役立つ場です。

古物市場には、たくさんの古物商が集まってくるので、情報交換をしたり、人脈を広げたりすることもできます。

行商「しない」で古物商許可を取得してしまった場合にはどうする? まとめ

行商「しない」で古物商許可を取得してしまっても、『変更届出・書換申請書』を届け出るだけで、「する」に変更することができます。

届け出先は、主たる営業所の所在地を管轄する警察署です。

届け出の手数料は、1500円です。

行商「する」の古物商許可があれば、次の営業を行うことができます。

  • 出張買取、出張販売
  • 仮設店舗での営業
  • 古物市場での取引

行商「しない」の古物商許可では、デメリットしかありません。

行商「しない」で古物商許可を取得してしまった方は、「する」に変更することをおすすめします。

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