古物商許可を返納したが、その後再取得できますか?流れは?

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

古物商許可を返納したあと、再取得することはできるのでしょうか?

再取得することはできます!

ただ、返納の理由によって結論が変わってくるから、もう少し説明が必要ね。

古物商許可を返納したあと、再取得することは可能

返納とは、違反などで許可を取り消されることとは違って、自主的に古物商許可を返すことです。

古物商許可には有効期限がないので、一度取得してしまえば、ずっと持っていることができます。
ならば、返納する必要などないように思えますが、古物商許可を返納するケースはあります。

返納するケースは、主にこのようなものがあります。

返納しても、再取得したいよね。

心配しないでね。返納したあとでも再取得することはできます!

古物商許可の返納がどんな理由であれ、再取得することは可能です

ただ、返納理由の違いで、“すぐに”再取得できるか、そうでないかが変わってきます。

古物商許可を返納するケースを、もう一度見てみましょう。

なんらかの理由で古物商を廃業するので返納する

この理由で返納したなら、すぐにでも再取得の申請ができる可能性が高いよ~。

古物営業法違反などで許可取り消しとなりそうなので、処分が決定するまでの期間中に返納する

この理由で返納したなら、すぐには再取得ができません!
返納した日から5年経たないと再取得の申請ができない可能性が高いです。

すぐに再取得できないケースについては、次の章でもっと詳しく解説します。

ちなみに、古物商許可を返納するケースは他に、このようなものもあります。

  • 古物商許可を受けた者が死亡したので、遺族が故人に代わって返納する
  • 法人の古物商許可を受けた会社が倒産や合併で消滅したので返納する

古物商許可の取り消し処分が決定するまでの間に返納した場合、すぐには再取得できない

古物商許可の罰則の中には、許可の取り消し処分があります。

古物商許可の取り消しを受ける要件は以下の通りです。

  • 不正な方法で古物商許可を取得した
  • 古物商許可の取得時は欠格要件に当てはまっていなかったが、取得後、欠格要件に当てはまった
  • 古物商許可の取得後、6ヶ月以内に営業を開始しなかった。
  • 6ヶ月以上営業を休止していて、再開のめどが立っていない
  • 3ヶ月以上所在不明になっている
  • 古物営業法違反を繰り返す

許可の取り消しは罰とはいえ、古物商にとっては不利益なことなので、すぐに処分が下されないこともあります。
一旦、公安委員会から古物商に意見を聞く機会が設けられます。

これを聴聞っていうんだよ。

聴聞から処分が下されるまでは、数日の期間があります。

正式に処分が下されるまでの間に、自ら古物商許可を返納することもできます。
そのような場合、再取得するには、返納した日から5年経たないと許可申請できません。

ちなみに、処分が下されるまでに返納することはせず、取り消し処分となるのを待った場合でも、その後、再取得することは可能です。
その場合も同様に、取り消し処分を受けてから5年経たないと許可申請できません。

このような返納のケースは通常の返納とは違って、許可取り消し処分と同じ扱いになるというわけなの。

聴聞から許可取り消し処分が下されるまでに古物商許可を返納しても、処分決定を待って古物商許可を取り消されても、どちらも5年経たないと再取得できないことに変わりありません。

ですが、同じ5年でも起算日が異なるので、取り消し処分が下される前に返納した方が、処分が下されるのを待つよりも、多少ですが、早く再取得できるようになります。

聴聞から処分決定までの間に返納した場合

返納した日から5年経てば再取得できる。

古物商許可の取り消し処分を受けた場合

処分を受けた日から5年経てば再取得できる。

聴聞から処分決定までは数日間あるから、5年経つまでの早さが数日だけ違ってくるんだ。

少しの差だけど、処分を受けることに変わりないわけだし、再取得するつもりなら返納した方がちょっとだけお得かな。

古物商許可の再取得の手続きは、新規で取得する場合と変わらない

古物商許可を返納したあと再取得する際、特別な手続きはありません。

新規で古物商許可を申請するときと全く同じです。

前に許可を持っていたからといって、審査が簡単になったり、手数料が安くなるというようなこともないんだ。
初めて古物商許可を申請するときと何も変わらないよ。

初めて古物商許可を申請するとき、どんな風に行いましたか?
自分で全部やったという人は、すごく大変だったでしょう。

古物商許可は自分ひとりで申請することも可能ですが、専門的な知識がないと難しい作業です。

申請にはたくさんの書類が必要です。
普段目にすることのないものばかりなので、必要な書類を調べるだけでも大変です。

そして、書類の多くは役所で入手するものなので、平日の日中に自由に動くことのできないサラリーマンなどは、特に大変です。

こんな手間をなくしてくれるいい方法があるよ~。

古物商許可の申請は、行政書士に依頼するととても便利です。

行政書士とは、許認可の申請における専門家です。

行政書士は古物商許可申請に必要な書類のことも熟知していますし、書類集めの作業を依頼者に代わって行ってくれます。

それだけでなく、集めた書類を警察署に提出、申請する作業まで、古物商許可取得にかかる一連の作業を全て代わりに行ってくれます。

つまり行政書士に依頼すれば、こっちは何もしなくてもいいの!

行政書士に依頼する場合、費用は4~5万円かかります。

ちょっと高いと思うかもしれませんが、そんなこともありません。

費用をケチって自分で古物商許可申請をするのもいいのですが、自分で申請した場合、書類に不備が見つかりやり直しとなるケースが多いです。
平均5回ほどやり直しになるというデータもあるほどです。

何度もやり直しになれば、時間も手間もかかるので「もういいや!」と許可取得を諦めたくもなるでしょう。
行政書士に依頼すれば時間も手間もかからないので、少し費用が多くかかってもメリットは大きいのです

古物商許可を取得できないときに許可申請しても、支払った手数料は返ってこない

違反などで古物商許可の取り消し処分を受けた場合、再取得は5年経たなければできないと先述しました。

取り消し処分を受けて、まだ5年経っていない段階で古物商許可を申請をすると、申請自体はできてしまいます。
ですが、5年経っていないわけですから、当然、許可は下りません

このような場合、支払った申請手数料、1万9千円は返金されません

手数料はあくまで、申請するための手数料。
だから申請するときに支払うんだ。

手数料を支払うのは審査する前だから、許可なのか不許可なのか、その時点では警察も分からないの。

許可が下りない状態で申請しても、申請手数料が無駄になってしまいます

古物商許可を申請するときは、許可が下りる状態にあるのか十分に確認した上で行いましょう。

自分が古物商許可を取得できるかどうか不安なら、行政書士に依頼するのもいいでしょう。

古物商許可を返納したが、その後再取得できますか?流れは? まとめ

古物商許可を返納したあと、再取得することは可能です。

通常の返納であれば、すぐにでも再取得できます。

ですが、違反などで古物商許可を取り消しとなり、取り消しにかかる聴聞から処分決定までの間に返納した場合は、返納から5年経たないと再取得できません

古物商許可の再取得にかかる手続きは、新規で許可取得するときと全く同じです。

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