古物商許可を取得するデメリット

この記事は専門家が監修しています

古物商許可を取得すると色々なメリットがあります。

では逆にデメリットはあるのでしょうか?

デメリットは特にありません!
しいて言うならば、古物取引の手間が増えるという点ぐらいです

古物商は、古物取引をするとき、相手の本人確認をしなければならないなど、いくつかの義務が課せられます

しかし、それでも中古品など古物の転売ビジネスをするのであれば、古物商許可を取得しなければいけません

古物商許可を取得するメリットは、デメリットよりもはるかに大きいですが、今回はあえてデメリットについて説明をします。

古物取引の手間が増える

古着や中古家電の転売ビジネスをしたいんだ~

だったら、古物商許可を取得しなきゃね

う~ん・・・・古物商許可を取得した場合、何かデメリットってないの?

簡単に言うと、古物取引の手間が増えることがデメリットといえるわね

手間~?

うん。古物商には、古物取引のプロとして、法律で様々な義務が課せられているの。
これを古物商の三大義務と呼ぶわ。

古物商の三大義務

  • 本人確認義務
  • 古物台帳への記録義務
  • 不正品申告義務

古物商は、これら3つの義務を守りながら取引をしなくちゃいけないから、取引の手間が増えるの

そもそも、何でそんな義務があるんだい?

古物商制度の目的っていうのは、古物取引の中に盗品が紛れ込むことを防いだり、紛れ込んでしまった盗品をすぐに警察が発見できるようにすることなの。
この目的を果たすために、古物商には色々な義務が課せられてるのよ

なるほど~

以下では、三大義務を中心に詳しく説明をするわね

本人確認義務

古物商の三大義務の1つ目は「本人確認義務」よ。
古物商は古物を買い取る場合に、相手の本人確認をする義務があるわ

それも、盗品が紛れ込んだりすることを防ぐため?

そうよ。しっかり本人確認が行われていると、泥棒は身元がバレる可能性があるから盗品を売却しにくくなるわ。
それに、盗品が発見された場合、売却した人の情報を辿っていくと泥棒を特定することができるのよ。

なるほどね

古物商は原則として、古物の買い取り(仕入れ)をする場合に、相手の本人確認をしなければなりません

確認する情報の内容は以下の通りです。

  • 氏名
  • 住所
  • 職業
  • 年齢

確認する目的は、盗品の流通を防ぐことにあります。

そのため、盗品のおそれが少ない場合(例:商品の価格が1万円未満の場合等)には、確認義務が免除されることがあります。

逆に、盗品の恐れが高い商品(自動車やオートバイ等)の場合には、買取価格に関係なく本人確認をしなければならないのです。

古物台帳への記録義務

古物商三大義務の2つ目は、古物台帳への記録義務よ。
古物商は古物取引が行われた場合、その取引内容を台帳に記録して保存しておかなければならないの

たぶんこれは、警察が捜査する場合に、役立つからだね

その通りよ、こぶ吉!分かってきたじゃない

古物商は、古物取引の内容を古物台帳に記録し3年間保存をしておかなければなりません。

記録内容は以下の通りです。

  • 取引相手の氏名
  • 住所・職業・年齢
  • 古物取引内容
  • 取引年月日
  • 古物の特徴

記録を付けておく理由は、警察が盗品捜査をするときに非常に役に立つからです。

そのため、本人確認義務と同様に、1万円未満の古物については盗品のおそれが少ないことから、原則として記録を付ける必要はありません

不正品申告義務

三大義務の最後は不正品申告義務よ。
古物商は、取引された古物に盗品の疑いがある場合、その内容をすぐに警察に通報する義務があるの

もし通報しなかったらどうなるの?

古物商の営業停止命令や許可の取消処分が下される可能性があるわ。
さらに、盗品と分かっていて買い取ったと判断された場合、別の犯罪(盗品等有償譲受罪・保管罪)が成立する可能性もあるわね

古物商は、取引された古物に盗品の疑いがある場合、すぐに警察に通報しなければなりません

これも盗品の流通を阻止するための制度です。

盗品であることを分かった上で買い取りをした場合、刑法上の犯罪(盗品等有償譲受罪・盗品等保管罪)が成立する可能性があるので注意が必要です。

その他のデメリット

三大義務の他にもデメリットってある?

そうね~。例えば、古物商が結婚して名前が変わったり、引っ越しをして住所が変わった場合には変更届や書換申請をしなくちゃいけないわ。
これもデメリットといえわるわね

警察が古物商の情報をしっかり把握しておくために必要なんだね

あと、インターネットで古物取引をするには、URLを警察に届けなくちゃいけないんだけど、都道府県によってはそのURLと古物商の氏名が公開される場合があるわ

法人の場合は別にいいけど、個人の名前が公開されることにはちょっと抵抗があるな~

古物商には、三大義務の他にも色々な義務が課せられます。

こうした義務を守らなかった場合、営業停止命令や許可が取り消される可能性があります。

このような義務が課せられることが古物商許可を取得するデメリットといえます。

圧倒的にメリットの方が大きい

う~ん・・・デメリットがいっぱいで古物商許可を取得したいっていう気持ちが萎えてきたよ

心配しないで。今回はあえてデメリットばかり説明をしたけど、古物商許可を取得するメリットは、デメリットの百倍は大きい

そうなの~?

そうよ。まず、古物商許可を取得すれば、無許可営業の逮捕に怯えなくてすむわ。
古物商の許可なく古物取引をした場合、古物営業法違反(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)で逮捕・処罰される可能性があるの。
許可を取れば安心して取引できる

たしかに、転売で儲かっても逮捕されちゃ元も子もないね

それに、古物商許可を持っていれば高い信用が得られるわ。
ネットでの取引や、高額商品を転売する場合に、信頼があるか無いかはとても大きな差になるわ

許可を持っているってことは、警察がちゃんとした古物商ということを認めたってことだもんね

他にも、超優良な中古品市場である「古物市場」に参加可能、節税対策、融資面での信頼性アップなどメリットを挙げればキリがないわ

そうか~、じゃあやっぱり許可は取るべきだね

今回は、あえて古物商許可を取得した場合のデメリットを説明しました。

ですが、古物取引をするのであれば、古物商許可は必ず取得するべきです。

なぜなら、古物商許可を取得した場合のメリットはデメリットよりもはるかに大きいからです。

古物商許可を取得した場合のメリットには、以下のようなものがあります。

  • 無許可営業で逮捕・処罰される可能性が無くなる
  • 古物市場(古物商が集まる優良な中古品市場)での買い付けが可能
  • 信頼性が高まる
  • 古物商許可は更新がなく一生使える
  • 融資等の審査においてもプラス
  • 節税対策

このように、古物商許可を取得した際のメリットは大きく、古物ビジネスをするには、古物商許可の取得が必須といえます。

古物商許可を取得するデメリット まとめ

古物商許可を取得するデメリットには「古物取引の手間が増える」ということがあります。

ですが、古物の転売ビジネスをするのであれば、必ず古物商許可を取得するべきです。

なぜなら、許可を取得した場合のメリットは、デメリットよりもはるかに大きいからです。

古物取引で儲けたい、成功したいと思うのであれば古物商許可は必ず取得しましょう

ただし、古物商許可の申請手続きはとても複雑です。

もし、簡単に許可を取りたいのであれば、専門家である行政書士に許可の取得を依頼することをおすすめします。

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