せどりで確定申告は必要?

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

2020年4月1日古物営業法が全面改正されました。そのため記事の内容に一部古い情報がある場合があります。詳しくは【2020年4月1日全面施行】古物営業法が改正されましたをご覧ください。

せどりをやっていたら、必ず確定申告が必要になるわけではありません。

せどりの所得が一定の額を超えていると、確定申告が必要になります。

もっと詳しく知りたいなぁ~。

ワシが分かりやすく教えるとしよう。

せどりに確定申告が必要なパターンは2つある

せどりは、物を安く仕入れて、それを高く転売することで、差額でお金を稼ぐビジネスです。

せどりをやっている人の中には、

確定申告が必要なんじゃないか?

と、心配になっている人もいるでしょう。

確定申告は、必要な人もいれば、不要な人もいるんじゃ。

せどりをやっていて、確定申告が必要になる可能性があるケースは2つあります。

せどりに確定申告が必要なパターン

  • 会社などに勤めながら、副業でせどりをやっていて、せどりの所得が20万円を超えている
  • 会社などに勤めず、せどりを本業にしていて、せどりの所得が38万円を超えている

このどれかに当てはまれば、確定申告が必要となる可能性があるんだね。

2つのパターンを解説する前に、確定申告がどういう手続きなのか、教えておこう。

確定申告とは、1月1日~12月31日までの期間の個人の所得に、いくら税金がかかるかを計算して、それを税務署に申告し、税金を納める手続きのことです。

税金を納めることは、国民の三大義務のひとつでもあります。

確定申告は忘れずに行いましょう。

えっ!?そんな手続き、やったことないんだけど…どうしよう!

こぶ吉はサラリーマンじゃから、大丈夫じゃ。

会社員や、公務員など、給料をもらって働いているような人は、原則として、毎月の給料から税金が天引きされているので、自分で確定申告をすることは基本的にありません

毎月、天引きされている税金は、おおざっぱに計算したものです。

なので、会社は年末に、年末調整という手続きをすることで、払いすぎていた税金を返したり、足りていなかった税金を追加で徴収して、調整をします。

年末調整が済めば、一年間の所得にかかる税金を納める手続きが済んだことになります。

な~んだ。会社がやってくれてたのか~。

では、せどりで確定申告が必要な2つのパターンを解説するとしよう。

会社などに勤めながら、副業でせどりをやっていて、せどりの所得が20万円を超えている場合には、確定申告が必要なケースがある

会社勤めで給料をもらっている人は、原則として確定申告の必要はないと先述しました。

ですが、必ずしもそうではありません。

会社勤めをしていても、副業をやっている人は、確定申告が必要になる場合があります。

サラリーマンの僕でも、確定申告が必要になることもあるのか!

副業でせどりをやっている人は、せどりでの一年間の所得が20万円を超えると、確定申告が必要となる場合があります。

せどりの所得が20万円ピッタリまでなら、確定申告は原則不要です。

20万円を1円でも超えると、原則、確定申告が必要となるのです。

会社などに勤めず、せどりを本業にしていて、せどりの所得が38万円を超えている場合、確定申告が必要

会社などに勤めずに、せどりを本業にしている人は、確定申告が必要となる可能性があります。

つまり、個人事業主、自営業、フリーランスなどと呼ばれている人じゃな。

会社などに勤めていれば、会社が年末調整をやってくれているので、確定申告をする必要は基本的にはありません。

個人でせどりを本業としているのであれば、年末調整をやってくれる人はいないわけですから、せどりの所得を、自分で確定申告しなければいけないわけです。

そっか~。

個人でせどりを本業としていても、所得が38万円を超えなければ、原則として確定申告をする義務はありません。

これは、所得控除があるからなんじゃ。

確定申告には、所得控除という制度があります。

所得控除とは、決められた金額を所得から差し引いて、納税の負担を軽くする、割引サービスのようなものです。

所得税は、(所得-所得控除)×税率という計算ではじきだされます。

所得控除は14種類あって、要件に当てはまれば控除を受けることができるのですが、基礎控除という所得控除だけは、誰でも受けることができます。

基礎控除の金額は、現在は誰でも一律38万円です。

所得が38万円より少ない場合、基礎控除を差し引くと、ゼロ以下になるので、所得がないことと同じ扱いになり、税金を払う必要はなくなり、確定申告も必要ありません。

へぇ~。そうなんだ~。

ちなみに所得と収入の違いは、分かっているかな?

収入とは、単純にせどりで手に入れた売り上げのことです。

5000円で仕入れて転売した物が、1万円で売れれば、収入は1万円です。

所得とは、売り上げから経費を差し引いた金額のことです。

5000円で仕入れて転売した物が、1万円で売れたときの所得は、『1万円-5000円』で、5000円です。

これは、あくまで分かりやすく例えたもので、実際のせどりでは、仕入れ以外にも、送料や、倉庫を借りる家賃など、いろいろな経費がかかります。

確定申告の計算は、所得の計算を間違えないように気をつけましょう。

確定申告をしなかったら罰がある

確定申告は、怠ると罰を受けてしまう可能性があります。

罰って、どんなの?

通常より多く税金を払うことになったり、逮捕されることだってあるぞ。

確定申告を怠ることで受ける罰には、このようなものがあります。

  • 無申告加算税
  • 延滞税
  • 逋脱(ほだつ)

ひとつずつ、解説しましょう。

無申告加算税

確定申告は、手続きすべき期限が決められています。

原則として期限は、毎年、対象となる年の翌年の2月16日~3月15日までです。

この期間内に確定申告を済ませないと、原則として、通常の税金の納付にプラスして、無申告加算税という、罰金のような税金も納めないといけません。

えー。

無申告加算税の金額は、本来納める税金に、決められた割合をかけて計算されます。

その割合は、本来納める税金が50万円以下なら、15%
50万円を超えていれば、20%です。

結構、取られるなぁ…

こんな措置もあるぞ。

もし、期限を過ぎても、税務署が調査する前に、自分から確定申告すれば、先ほどの割合が5%に軽減される措置もあるようです

延滞税

確定申告は、期限内に申告するだけでなく、納税もその期限内に終えなければいけません

期限内に納税できなければ、延滞税という、罰金のような税金を納めなければいけない可能性も出てきます。

延滞税は、納税の期限の翌日から、納税を終えるまでの日数に応じて発生します。

延滞税の税率は、納税の期限の翌日から2ヵ月経った日までと、2ヵ月を過ぎた日以降で異なります。

また、年によっても変動します

平成31年(2019年)1月1日~令和元年(2019年)12月31日までの所得にかかる税金を、期限までに納められなかった場合、次のような税率で延滞税が課せられます。

延滞税の税率

  • 納税の期限の翌日から2ヵ月経った日まで  2.6%
  • 納税の期限の翌日から2ヵ月を過ぎた日以降 8.9%

逋脱(ほだつ)

逋脱(ほだつ)とは、納税を不正にまぬがれることで、これは、れっきとした犯罪です。

確定申告をせずに、かつ、わざと申告しなかったのであれば、5年以下の懲役または500万円以下の罰金、もしくは両方が、科せられる可能性があります。

ひぇ~!

もし、確定申告しなかったことが、わざとではなかったとしても、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

確定申告は絶対に怠ってはダメだぞ!

せどりをやっていて確定申告が必要なら、古物商許可が必要な可能性が高い

せどりは、物を安く仕入れて、それを高く転売することで、差額でお金を稼ぐビジネスです。

せどりで扱う物は、大きく分けると、中古品新品に分けられます。

一般的に、稼ぎやすいとされているのは中古品です。

中古品は、安く仕入れやすいからな。

中古品のせどりを行うには、古物商許可が必要です。

古物商許可?

古物商許可とは、中古品の転売ビジネスに必要な許可です。

確定申告が必要となるせどりを行っている人は、古物商許可が必要な取引をしている可能性が高いです。

せどりで確定申告が必要となるパターンを、おさらいしよう。

せどりで確定申告が必要となる可能性があるパターン例

  • 会社などに勤めながら、副業でせどりをやっていて、せどりの所得が20万円を超えている
  • 会社などに勤めず、せどりを本業にしていて、せどりの所得が38万円を超えている

確定申告が必要となるパターンは、せどりの取引をたくさん行っている人でなければ、当てはまらないということが分かります。

それだけたくさん中古品を取引をしていれば、古物商許可が必要となる可能性が高いです。

必ずしも『確定申告が必要=古物商許可が必要』ではありません。
確定申告が必要でも、古物商許可が不要なケースも、多々あります。

もちろん、たくさん取引していても、すべて新品を取引しているのであれば、古物商許可は不要です。

ひとつでも中古品を仕入れて転売していれば、古物商許可が必要になる可能性があります。

古物商許可が必要なのに許可を取らなかったら、大変なことになるぞ!

古物商許可を取らずに、中古品を仕入れて転売すると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくは両方が科せられる可能性があります。

えぇーっ!

古物商許可を取るときは行政書士に頼むと便利

古物商許可を取るときは、行政書士に頼むと便利なのでオススメです。

古物商許可の申請では、たくさんの書類が必要になります。

また、書類をそろえるには、役所に出向いたりしないといけないので、働いている人には、書類を取りに行く時間をつくるだけでも大変です。

そうなんだ…

行政書士に頼めば大丈夫じゃ。

行政書士は、代わりに役所に行って書類を取ってきてくれます。

それに、必要な書類を把握するのは、素人には難しいですが、行政書士はプロなので、書類集めにつまずくことはありません。

行政書士におまかせすれば、待っているだけで古物商許可が取れます。

へぇ~。それは便利だね!

せどりで確定申告は必要? まとめ

せどりをやっていれば、必ず確定申告が必要となるわけではありません。

次のどちらかに当てはまれば、確定申告が必要となる可能性があります。

  • 会社などに勤めながら、副業でせどりをやっていて、せどりの所得が20万円を超えている
  • 会社などに勤めず、せどりを本業にしていて、せどりの所得が38万円を超えている

確定申告が必要なのに、期限内に申告しなかったり、納税しなかった場合、次のようなペナルティーを受ける可能性があります

  • 無申告加算税
  • 延滞税
  • 逋脱(ほだつ)

せどりをやっていて確定申告が必要な場合、古物商許可が必要な可能性が高いです。

古物商許可を取るときは、行政書士に頼むと、手続きを簡単に進められて便利です。

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