高校生が転売するのは違法?

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

高校生でも、古着やスニーカーの転売などで稼いでいる人がいます。

ただ、皆さんの中に

高校生が転売するのって違法じゃないの?

と気になっている方がいるかもしれません。

ですが、ご安心ください。

高校生が転売でお金を稼ぐことは違法ではありません。

ただ、古物商という許可が必要になる点は注意が必要です。

古物商~?

あまり馴染みのない言葉ですよね。

今回は、古物商と高校生の転売について詳しく説明をします。

高校生が転売することは違法ではありません

まず、はっきりさせておきたいのは

高校生が転売をすることは違法ではない

ということです。

高校生や未成年者が転売をするのってひょっとしたら違法なんじゃないかと思っている方もいると思います。

ですが、高校生や未成年者が転売をしてはいけないという法律は現在の日本にはありません

ですから、高校生が転売でお金を稼いでも違法ではないのです。

ただし、未成年者が転売でお金を稼ぐにはクリアしなければいけない問題がたくさんあります。

大人のように簡単に転売で稼ぐことはできないので注意が必要です。

なんで、高校生は簡単に稼ぐことができないの?

それは、法律上、高校生はまだ未熟で自由なビジネスを許すと取り返しがつかないことになる可能性があるからよ。
そうならないように、高校生のビジネスには法律で色々と厳しいルールが課せられているの

まず、高校生が転売ビジネスを始めるには「古物商」という許可が必要です。

次は、古物商について説明をしますね。

転売するには古物商許可が必要です

古着や中古ゲーム機などの中古品(古物といいます)をビジネスとして転売する場合、「古物商」という許可が必要です。

これは高校生に限らず、大人でも転売ビジネスをする場合は必要です。

もし、古物商許可がないとどうなっちゃうの?

古物商許可が無いまま転売ビジネスをすると、警察に逮捕されてしまうかもしれません。

警察に逮捕された場合は、「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」という重い罰則が課せられます。

転売ビジネスにあたらない場合は古物商許可はいりません

古物商許可は古物の転売ビジネスをする場合に必要となる資格です。

ですから、転売ビジネスと言えないような場合、古物商許可は必要ありません。

例えば、次のような場合です。

  • 友達からタダで貰った古着をメルカリで転売する
  • 自分で長年愛用してきたスニーカーをヤフオクで転売する
  • 間違えて同じ漫画を2つ買ってしまったので1つメルカリに出品する

これらの場合、転売ビジネスとはいえないので許可はいりません。

転売ビジネスをもっと詳しく説明すると、「最初から転売する目的で中古品を仕入れること」をいうわ

高校生が古物商許可を取得するのは難しい

高校生が転売でお金儲けするには、古物商許可が必要なのか~。
許可を取るにはどうしたらいいの?

古物商許可を取得するには、管轄の警察署にいって必要書類を提出しなければなりません。

ただし、高校生がこの方法で許可を取得することは実際にはかなり難しいです。

ええ~なんで~~

古物商許可は、欠格要件に当たらなければ誰でも取得することができます。

欠格要件というのは、ざっくりいうと古物商許可が取れなくなる要件のことです。

欠格要件には次のようなものがあります。

  • 成年被後見人、被保佐人又は破産者で復権を得ないもの
  • 過去に犯罪歴のある人
  • 暴力団関係者
  • 住居不定者
  • 未成年者

注目して欲しいのは最後の未成年者です。

高校生は未成年者なので、この欠格要件に当たってしまい、原則として許可が取れないのです。

未成年者は絶対に許可が取れないってこと?

未成年者の場合にはいくつか例外があって許可が取れる場合もあります

例えば、未成年者が親から同意を得た場合です。

親から同意をもらうだけだったら、簡単にできる気がするけど・・・

仮に、親から同意をもらって古物商の許可が取れたとしても、今度は未成年者登記というものが必要になります。

未成年者登記って何?

ざっくりいうと、未成年者であることが誰でもわかるように役所で記録することです。

未成年者は法律で特別に保護されています。

そのため、未成年者であるということをビジネス関係者が分かる状態にしておかないと、思わぬ被害を負う人が出てくる可能性があるのです。

ただし、この登記をするということがとても大変で、専門的な手続きが必要になります。

そのため、高校生が古物商許可を取って一人でビジネスをすることは現実的にはかなり厳しいのです。

高校生が転売ビジネスをする方法2つ

会社を設立して転売する

じゃあ、高校生が転売でお金を稼ぐ方法はないってこと?

そんなことはありません

未成年者が古物商許可を利用してお金を稼ぐには、大きく分けて2つの方法があります。

1つ目は、会社を設立する方法です。

未成年者が個人でビジネスをする場合、未成年者登記が必要だという説明をしました。

ですが、会社を設立した場合、ビジネスをするのはあくまで会社であって、未成年者ではありません。

そのため、未成年者登記は必要ないのです。

法律上、会社と未成年者は別個の人として考えられているわ

ただし、この場合、両親など成人の協力者が必要になります。

それは、法人が古物商許可を取得する場合、「管理者」という古物取引の責任者が必要になるからです。

未成年者は管理者になることができません

そのため、誰か別の大人に協力してもらい、管理者になってもらう必要があるのです。

両親など成人している人のパートナーとして転売する

2つ目の方法は、別の大人のパートナーとして転売をする方法です。

高校生が個人で古物商許可を取得することは難しいと説明をしました。

ですから、別の大人に許可を取得してもらい、販売などのビジネス面は自分が担当するという契約をその人と結べばよいのです。

この場合、未成年者は許可を取得した人の代わりとして、転売をするので未成年者自身が許可を取得する必要はありません。

リサイクルショップで高校生がアルバイトするのに、古物商許可を取得する必要がないのと同じ理屈ね

高校生が転売ビジネスをする2つの方法を説明しました。

どちらも重要なのは「大人の協力が必要」だということです。

古物ビジネスをどうしてもやりたいという方は、両親や親戚など身近な大人に相談してみるとよいでしょう。

高校生が転売するのは違法? まとめ

高校生が転売するのは違法ではありません

日本には、高校生が転売をしてはいけないという法律はないからです。

ただし、高校生が転売ビジネスをするには、クリアしなければいけない難しい問題があります。

そのため、高校生が一人で転売ビジネスをするのは、現実的にはかなり厳しいといえます。

ですがもし、両親など大人の協力が得られるのであれば、高校生でも転売ビジネスをすることが可能です。

もし、大人の協力が得られるようであれば、その後の必要な手続きについては、行政書士という転売ビジネスの専門家がいるので相談することをお勧めします。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

当サイトおすすめ 【取得率100%】古物商許可専門のトラスト行政書士事務所
https://kobutsudaikou.com/
古物商許可取得がネットで完結!トラストなら即日着手&古物営業に必要な特典付き(15,000円相当)

こちらは、これから許可を取得したい、取得すべきかどうか迷っている方向けの窓口です。
よくお問い合わせいただく内容について、以下記事でも詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。

よくある質問と答え




必要書類や書類の記入方法に関するご質問は、当サイトにて詳しく解説しておりますので各記事をご覧ください。

※ 無料相談での回答によって生じる一切の損害につき、当所は責任を負いかねます。無料相談の回答(録音データ・メール・LINE等)を弊所に無断で転用することを固く禁じます。