美術品商になるには、鑑定士の資格も必要なの?

この記事はトラスト行政書士事務所が監修しています

物置き部屋で高そうな掛け軸を見つけたんだけど、売ったらいくらになるかな?

ねぇねぇ、ドクターは古美術品の取引もやってるけど、美術品商になるには、鑑定士の資格も必要なの?

いや、鑑定士の資格は必要ない
古物商許可さえあれば、美術品商になることができるぞ。

へぇ~。そうなんだ!

というか、そもそも鑑定士という資格は存在しないのじゃ。

えっ!そうなの!?

もう少し詳しく解説しておくとするか。

あの、掛け軸は…?

古物商許可を取得するだけで美術品商になることができる

美術品商になるには、古物商許可さえ取得すればOKじゃ。

美術品って専門性が高い商品だから、他にも特別な資格がいるのかと思った。

あの、僕の掛け軸…

あと大事なことは、許可申請するときに美術品類の品目を選ぶことじゃ。
古物商許可は扱うジャンルごとに品目が13種類に分けられている。
選んだ品目の商品しか扱うことができないぞ

美術品は専門性が高い商品なので、美術品商になるには古物商許可以外にも資格が必要だと思われがちですが、古物商許可の取得のみで問題ありません
気をつける点は、許可申請の際、美術品類の品目を選んで申請することです。
他の品目を選んで許可取得しても、美術品商になることはできません。

鑑定士という資格はない

テレビのお宝鑑定の番組なんかで、鑑定士が掛け軸や陶芸品などをじっくりと見て、「これは偽物だ」とか、「これは江戸時代初期の◯◯の作品だ」とか、鑑定士を見てると、美術品の知識が豊富で、さすがは目利きのプロだなぁと思うじゃろ。

うん、とても真似できない。

ドクター、掛け軸の鑑定は…

でも、プロの鑑定士たちは、鑑定士となるための資格を持っているからプロだというわけではない
そもそも、鑑定士という資格は存在しないのじゃ。

プロの鑑定士たちは、どうやって鑑定士になったの?

鑑定士になるには、とにかく知識と経験を身につけることじゃ。
知識は独学でも身につくが、美術品を目利きするための審美眼は実践でしか身につかない。
プロの鑑定士の多くは、先輩の元で修行するなどしてスキルを磨き、鑑定士となったんじゃ。

ってことは、プロの鑑定士かどうかの基準はないのね。

そうじゃ。つまり、鑑定士を名乗ろうと思えば、誰でも名乗れるわけじゃ。
ただ、実際、職業としてやっていくには、スキルが無くてはできないし、信用も得られない。
鑑定士と名乗るかどうかは自己判断となる。

掛け軸…

鑑定士(美術品)という資格は存在しません。

不動産の鑑定を行う不動産鑑定士という国家資格は存在します。

テレビなどで馴染みのある美術鑑定士は、目利きのプロだという印象を持ちますが、特別な試
験などを受けて美術鑑定士となったわけではなく、骨董品店などで修行を積んだりして、知識と技術を身につけた上で美術鑑定士を名乗っているだけです
美術鑑定士を名乗るのは誰でも可能で、自己判断に任されています。

学芸員は美術鑑定士に似ているが、美術品商向きの資格ではない

美術鑑定士という資格は存在しないが、似たようなもので学芸員という資格があるのを知っておるか?

博物館とかで働いてる人たちだよね?

掛け軸…泣

そうじゃ。博物館や美術館などで資料の保管や収集をするのが仕事じゃ。
学芸員はれっきとした国家資格なんじゃよ。

学芸員にはどうやってなるの?

筆記試験に合格してなる方法もあるし、大学で学芸員に関する学位を取得してなる方法もある。
いずれにせよ、学芸員になるには知識が必要とされるわけだから、美術品の知識が豊富な美術鑑定士と同等な資格のように思えるじゃろ。

うん。思える!

学芸員と美術鑑定士で大きく異なるのが目利きの能力じゃ。
学芸員は、知識は必要とされるが、目利きの能力は特に求められないのに対し、優秀な美術鑑定士は目利きの能力もピカイチじゃ。
美術品商は商売である以上、目利きで古美術品の価値を見定めて、値段をつけなくてはならない。
目利きの能力がないと美術品商はつとまらないから、学芸員の資格は、美術品商の実務にはそれほど役には立たないだろう。

美術鑑定士に似た資格として学芸員があります。
学芸員は美術鑑定士と違い国家資格で、博物館や美術館などで資料の保管や収集の業務を行うために必要な資格です。
美術品商は、美術品の知識だけでなく目利きの能力が特に必要とされます。
学芸員の資格は、目利きの能力が無くても取得できるので、美術品商に学芸員の資格が役立つとは言いがたいです。

専門的な知識や経験がないと美術品商になるのは難しい

古物商許可を取得するだけで美術品商になることはできるが、やはり、美術品商は他のジャンルの古物商に比べて専門性が高いから、簡単につとまるものではない。

やっぱりそうよね。

古物商許可申請の審査でも、専門性が高いということで、警察から実務経験があるかどうかを聞かれることもあるんじゃ。

安易に申請できないね。

古物商許可の申請で美術品類の品目を選ぶのは、専門的な知識や経験があり、自信がある場合のみにしよう
それだけ美術品類は、他の品目と違い特殊な品目なんじゃ。
かくいうワシも美術品類の申請はしておらん。

えっ!?そうなの?

鑑定士を名乗れるような知識も経験も無いし、美術品の価値なんてさっぱり分からん。こぶ吉、ワシにこの掛け軸は鑑定できん。他をあたってくれ。

おい!

な~んだ。ドクターも大したことないんだね。

何を言うか、美術品類以外は全部精通しとるわ!

あれ、でもドクターって古美術品の取引もしてなかったっけ?

美術的価値が高くない、単なる中古の絵画や骨董品なら道具類の品目で扱うことができる。ワシが扱っているのはその部類じゃ。

古物商許可申請での品目選びに迷ったら、行政書士に相談じゃ。
美術品類の専門性についても丁寧に教えてくれるぞ。

古物商許可を取得するだけで美術品商になることはできますが、美術品商は専門性が高いため簡単につとまる商売ではありません
古物商許可申請の審査で、実務経験の有無を問われることもあるので、美術品類の品目は、知識や経験に自信がある場合にのみ選択するようにしましょう

美術的価値の高くない、単なる中古絵画や骨董品であれば、道具類の品目で扱うことが可能です。
古物商許可申請の品目選びに迷ったら、行政書士に相談するのをおすすめします。

価値ある美術品を逃さないために、なるべく早く許可を取得

美術品商にとって、価値のある美術品は目玉商品となるから、是非とも手に入れたいだろう。
価値のある美術品はタイミングを逃すと、ライバルに取られてしまう。
美術品商の取引をいち早く始めたいなら、古物商許可は素早く取得したい

そんなときは…

行政書士!

うむ。行政書士に依頼すれば、確実に最短の期間で古物商許可を取得できる
面倒な準備も手続きも一手に引き受けてくれるからオススメじゃ!

価値のある美術品を手に入れるタイミングを逃さないためにも、古物商許可はいち早く取得し
たい
ものです。
行政書士に依頼すれば、確実に最短期間での古物商許可取得が可能です。
行政書士は、申請準備も申請手続きも全て代行してくれるのでおすすめです。

美術品商になるには、鑑定士の資格も必要なの? まとめ

美術品商になるために、鑑定士の資格は必要ありません
古物商許可を取得すれば、美術品商になることができます

そもそも、鑑定士という資格は存在せず、世の中で鑑定士と名乗って活躍している人たちは、美術品の知識と目利きの実務経験から、自己判断で鑑定士を名乗っているにすぎません

とはいえ、美術品商は扱う商品の専門性が高いため、誰でも簡単につとまる商売ではありません。

美術品類の品目で古物商許可申請する際は、審査で実務経験の有無を問われる可能性もあるので、美術品の知識と目利きに自信のある場合にのみ、申請するよう心がけましょう。

行政書士は品目の説明も丁寧に行ってくれます。
古物商許可の取得も確実に最短期間で実現してくるので、価値のある美術品を手に入れるタイミングを逃す可能性を、最小限に抑えてくれるのでおすすめです。

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