チケットの転売に古物商許可は必要?

この記事は専門家が監修しています

友達からコンサートのチケットを安く売ってもらっちゃった

よかったわね。コンサート行くの?

行かないよ。転売してお小遣い稼ぎするんだ。

チケットの転売には守らなければいけないルールがいくつかあります。

その中の1つが、チケットを転売してお金を稼ぐ場合、古物商許可が必要ということです。

チケットはプレミア価格が付くものもあり、転売をするのに魅力的な商品の1つです。

今回はそんなチケットの転売とルールについて説明をします。

チケット転売ビジネスには古物商許可が必要です

「人気グループのチケットが数十万円で転売されている」といった話を聞いたことがある方は多いと思います。

転売ビジネスに興味のある人からすると夢のような話ですね。

ただ、チケット転売でお金を稼ごうとする場合、いくつか守らなければならないルールがあります。

そのルールの1つが、古物商許可です。

チケットの転売をビジネスとしてする場合、古物商許可が必要になります。

もし、許可なくチケット転売をすると、古物営業法違反として逮捕・処罰の対象になります

罰則は「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」でとっても重いから注意が必要よ

「ビジネスとして転売をする」とは?

古物商許可が必要なのは、チケットをビジネスとして転売する場合です。

「ビジネスとして」っていうのは具体的にどういう場合のことなの?

「ビジネスとして」というのは、具体的にいうと、転売をする目的で仕入れた場合のことです。

お金稼ぎをするため、人気コンサートのチケットなどを安く仕入れる場合が、これにあたります。

逆に、転売目的がない場合や、仕入れ(買い受け)が無い場合、許可はいりません。

具体的には、

  • コンサートが急用で行けなくなったのでチケットを転売する
  • 友人からタダでもらったチケットを転売する
  • 友人の分のチケットも購入したが、友人が行けなくなったので、そのチケットを転売する

などの場合、許可は不要です。

ネット取引でも許可は必要

チケット転売で注意が必要なのは、「ネットの取引でも許可が必要」ということです。

「ネット取引だと古物商許可はいらない」と勘違いしている方が意外と多いようです。

ですが、「許可が必要かどうか」と「ネット取引かどうか」は一切関係がありません。

ビジネス目的のチケット転売であれば、ネット取引でも直接売買でも許可は必要なんです。

メルカリやヤフオクではたくさんのチケットが出品されています。

ネットを使ったチケット転売に興味のある方は、必ず許可を取得しましょう。

チケット不正転売禁止法にも注意が必要

チケットを転売する場合に注意しなければならないのは、古物商許可だけではありません。

高額チケットが社会問題となっていることもあり、古物商以外にもルールや規制があるのです。

その中の1つ、「チケット不正転売禁止法」について説明をします。

どんな法律?

人気コンサートやイベントのチケットを、特定の業者や個人が買い占めるという事態が社会問題になっています。

買い占められたチケットは、異常な高値で転売され、本来のお客さんが手にすることができなくなっていました。

この問題に対応するために作られた法律が「チケット不正転売禁止法」です。

この法律は、2019年(令和元年)6月14日に施行されました。

どんな行為が規制対象?

「チケット不正転売禁止法」によって規制の対象となるのは「チケット」の「不正転売」です。

ここでいう「チケット」とは、イベント日時や場所が指定されていて、転売できない旨がチケットに明記されているものをいいます。

「不正転売」というのは、ざっくりいうと「ビジネス目的で転売をすること」です。

そのため、急用で行けなくなって、友人にチケットを譲る場合などは「不正転売」になりません。

この法律に違反した場合の罰則は、「1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金またはその両方」です。

注意が必要なのは、転売する側だけでなく、購入する側も処罰の対象ということです。

急用で行けなくなったから転売する場合は、不正転売にあたらないからOKってことね。

この法律で転売する方法なども決まっており、正しい方法で行えば不正にはならないので安心ですね。

チケット不正転売禁止法について詳しくは「【かんたん解説】チケット不正転売禁止法とは?(6/14施行)」をご覧ください。

まずは古物商許可の取得からスタートしよう

チケット転売を始める場合、まずは古物商許可の取得からスタートするのがいいでしょう。

古物商許可というのは、転売ビジネスの一番基本となる許可だからです。

他の法律に違反していなくても、この許可がないと転売ビジネスはできません。

そもそもチケットは、チケット不正転売禁止法で転売が禁止されているから古物商許可なんか取っても意味ないんじゃない?

そんなことないわ。
チケット不正転売禁止法で転売が禁止されているのは、チケットに転売禁止が明記されている場合など一定の場合だけよ。
でも、古物商許可がないとそれ以外のチケットも全部転売できなくなってしまうの

なるほど。
まずは、古物商許可を取って、そのあとから他の規制やルールをクリアしていくことが効率的と言えるね

古物商許可を取得する場合は「品目」に注意!

古物商許可を取ったからといって、何でも転売できるというわけではありません。

古物は法律によって13の品目(種類)に分類されています。

  • 美術品
  • 衣類
  • 時計・宝飾品
  • 自動車
  • 自動2輪車及び原動機付自転車
  • 自転車類
  • 写真機類
  • 事務機器類
  • 機械工具類
  • 道具類
  • 皮革・ゴム製品類
  • 書籍
  • 金券類

許可を取得するときに、この中から、転売したい品目を選んで申請をします。

チケット転売をする場合は、「13、金券類」を選んで申請します。

申請した品目以外の古物を転売することはできません。

許可を取得した後から、品目を追加することは可能よ

許可の取得は行政書士に依頼しよう

チケット転売をするのであれば、古物商許可の取得は、行政書士に依頼することをおすすめします。

その理由は大きく2つあります。

1つは、許可の取得がとても簡単だからです。

古物商許可を取得するまでの手続きは、複雑でとても分かりにくいのです。

そのため、一般の方が自分で手続きをすると、たくさんの時間と労力を無駄にします。

効率よく簡単に許可を取るには、行政書士に依頼するのが1番です。

2つ目は、専門家のアドバイスをもらえるからです。

先ほども説明したとおり、チケット転売には、色々な規制やルールがあります。

ですが、一般の人がこれらの規制やルールをチェックするのは大変です。

なので、転売ビジネスの専門家である行政書士に協力してもらって、いろいろとアドバイスを受けた方が安全なのです。

チケット転売で儲けるコツ

チケット転売ビジネスの特徴は「薄利多売」です。

高額で取引されるチケットもありますが、一般的に利益率はあまり高くありません。

そのため、チケット転売で儲けるためには、何よりも集客が重要になってきます。

店舗で転売をするのであれば、立地が重要です。

駅前や大きな商業施設の近くなど、人の集まる場所に出店しなければ安定した利益の確保は難しいといえるでしょう。

ネットを使って転売する場合も同じです。

アマゾンやヤフオクなどのアプリを利用するのであれば、商品説明やタイトルを工夫して少しでも目につくための努力が必要です。

自分でサイトを作って販売するのであれば、SEO対策にお金をかける必要があります。

チケットの転売に古物商許可は必要? まとめ

チケットを転売するには原則として古物商許可が必要です。

チケット転売には、古物商以外にも、守らなければならないルールがあります。

中でも特に「チケット不正転売禁止法」には注意が必要です。

古物商許可は自分で申請すると、とても面倒なので、行政書士に依頼するのがお勧めです。

行政書士は転売ビジネスの専門家なので、他の規制やルールについてもアドバイスをくれることでしょう。

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