【古物商Q&A】チラシ・広告に古物商許可番号を記載する必要はある?

この記事は専門家が監修しています

営業所に古物商プレートを掲示しなければならないことは、古物商に広く知られています。

チラシやDMの場合も同じように、許可番号などを記載しなければならないのか、疑問に思っている方も多いでしょう。

実は、チラシやDMに関しては、はっきりとした決まりはありません。

ですが、チラシやDMの場合も、許可番号などを記載しておくのが望ましいと言えます。

では、何故そのようになるのかを解説いたしましょう。

チラシやDMに許可番号を記載しておいた方がいい理由

古物営業法の条文には、

チラシやDMには許可番号を記載しなければなりません

といった内容はどこにも記載されていません。

だったら、別に許可番号は載せなくていいんじゃないの?

じゃが、インターネット上で古物を買い受けることについて、こんな条文がある!

その取り扱う古物に関する事項と共に、その氏名又は名称、許可をした公安委員会の名称及び許可証の番号を電気通信回線に接続して行う自動公衆送信により公衆の閲覧に供しなければならない

古物営業法 第十二条第二項

これはつまり、
『ネット上で古物の買い受けをするのなら、許可番号や氏名、許可をした公安委員会の名称を、ホームページなどに記載しなければならない』
ということです。

これを拡大解釈すれば、“公衆の閲覧に供しなければならない”とありますから、チラシやDMで宣伝し古物の買い受けを行う場合も同様に、許可番号や氏名、許可をした公安委員会の名称は記載しておくのがベターでしょう。

なるほど。はっきり決まりがあるわけじゃないけど、記載するのが無難だと

記載してないことを突っ込まれて、面倒なことになってもイヤだもんね

そういうことじゃから、チラシやDMの広告を出すときでも、許可番号をはじめ、氏名や公安委員会の名称は、しっかり記載しておくとよい!

宣伝方法には、インターネット、チラシ、DMの他に、メールマガジンや、最近広く利用されているビジネス向けLINEの、LINE@(ラインアット)などもあります。

メールマガジンやLINE@も同様に、許可番号、氏名、許可した公安委員会の名称は記載しておくとよいでしょう

許可番号を記載するメリット

チラシやDMへの許可番号の記載を、ただそのほうが望ましいからと、漠然と考えている方もいるかもしれません。

一見、ちょっとしたことですが、許可番号の記載は古物商にとってメリットもあるんです。

信頼の獲得

チラシやDMに許可番号が記載されていると、広告を見た人に「ここはちゃんと許可を受けたお店だから安心して利用できるな」と、信頼してもらえます。

商売に信頼はとても大切です。
許可番号を記載するというちょっとした手間で信頼が得られるのなら、記載しておくにこしたことはないでしょう。

自覚を持てる

チラシやDMに許可番号を記載することによって、「自分はプロの古物商なんだ!」と自覚を持つことが出来ます。
自覚を持てば責任が芽生え、良心的な取り引きを心がけるようになれることでしょう。

記載しておいて損はないね!

そんなに面倒でもないんだし、ちゃんと記載しよう!

チラシを作る前に確認しておくべきこと

『リサイクルショップ◯◯ OPEN!』、『地域で一番の高額買取!』など、広告の内容にも色々ありますが、『出張買取』をうたった広告を出す場合、注意しなければならないことがあります。

『行商する』で許可申請

諸君、古物商許可の申請をした時のことを振り返ってみよう。
“行商する”で申請していたかな?

行商……?

あれ、どっちにしてたっけ……?

古物商許可の申請書類に『行商をしようとする者であるかどうかの別』という欄があります。

『する』か『しない』に◯をつけるのですが、『する』で申請していないと出張買取を行うことは出来ません。

えっ!? そうなの!?

行商って出張買取のことなの!?

“行商”と聞くと、時代劇などで家を一軒一軒まわって物を売る人をイメージしてしまいますが、古物商許可における行商とは、出張買取を行ったり、業者同士が取り引きする場である古物市場に参加することも意味します。

じゃから、出張買取の広告を出したいなら、『行商する』で申請がなされていたか、きちんと確認しておこう

もし、出張買取をするつもりだったのに『行商しない』で許可を取得していたらどうすればいいの?

そんな場合でも焦らなくてよい。
古物商許可を取得したあとでも、行商する、しない、の変更は可能じゃ。
許可を受けた警察署に『変更届出・書換申請書』という書類を提出して、手数料1500円を支払えば変更完了じゃ。
届出が受理されたその日から変更内容は適用されるぞ

良かった~。それなら安心

古物商許可証もしくは行商従業者証を携帯する

出張買取を行う際には、『古物商許可証』を携帯しなければなりません。
また、許可を取得していない従業員などが買取先におもむく場合、その従業員は『行商従業者証』を携帯しなければなりません。

相手方から古物商許可証、行商従業者証を見せるよう求められたら、掲示しなければなりません。

チラシに関するあれこれ

ここからは、チラシで広告を出す際のちょっとした秘訣などをお教えします。

ビラ配りのコツ

チラシの配布方法にも色々ありますが、街中で直接配るいわゆるビラ配りは、迷惑がる人が多く、なかなか受け取ってもらえません。
ビラ配りをするなら、受け取ってもらうためのひと工夫が大事です。

おまけをつける

チラシだけ配っていても興味を持ってくれる人は少ないので、ポケットティッシュに挟んで配るのも一つの手です。

ポケットティッシュ分、費用はかさみますが、受け取る側の反応の差は大きいので、試してみる価値はあります。

チラシの中でもA5サイズのチラシは、2回折り曲げるとちょうどポケットティッシュに収まるサイズなので、この方法に打ってつけです。

どこで配るか見極める

ビラ配りの定番スポットといえば駅前です。

駅前は人通りが多いのでビラ配りには最適ですが、駅前でも何処にポジショニングするかで配りやすさが変わってきます

駅前の道は大概、色んな方向に枝分かれしています。
効率よくビラ配りをするためには、いくつかの道から、より人の流れが多い道を見極めることが大切です。

駅前にバス停や、大きな道路があるなら、そこに向かう道は人の流れが多い道です。

そういった道をビラ配りポイントにしておくと、効率アップを望めます。

逆に言えば、駅前から分かれる道にこれといった差が無いような駅は、人の流れが分散するので、あまりビラ配りには向かないと言えます。

チラシの使い分け

チラシを各家庭のポストに配る方法として、新聞の折り込みチラシと、ポスティングがあります。

この2つは広告のターゲットを考えて使い分けた方がいいでしょう。

新聞の折り込みチラシ

折り込みチラシは中高年の家庭に見てもらえる可能性が高いです。

家電や家具など、生活に特化した商品を扱うリサイクルショップなどは効果が高いと言えます。

ポスティング

ポスティングは新聞を取っていない若者や、一人暮らしの世帯にも多く配ることが出来るので、若者向けの商品を扱うショップなどは効果が高いでしょう。

小中学校の通学区域などに配布エリアを絞れば、子供向けのおもちゃや、ゲームを扱うショップには効果的です。

チラシとインターネットの使い分け

誰もが利用するような、商品の単価が比較的安いショップなら、チラシでの広告は割と効果的なのですが、専門性の高い商品や、単価の高い商品を扱うショップ、例えば美術品や、自動車重機などを扱うショップはターゲットが限られるので、チラシよりもインターネットを使ったほうが広告効果が高いと言えます。

チラシは不特定多数に配るものですが、インターネット広告は閲覧履歴などのデータから、その人が必要としているであろう情報を流してくれるので、ターゲットが絞られる商品には特に効果的なのです。

自分が扱う商品に合った広告方法を活用するようにしましょう

【古物商Q&A】チラシ・広告に古物商許可番号を記載する必要はある? まとめ

広告チラシに古物商許可番号を記載しなければならない

といった決まりは特にありません。

ですが、『ネットでの買い取りを行う際には、ホームページ上に古物商許可番号を記載しなければならない』という内容の条文が古物営業法にあるので、チラシの場合も古物商許可番号を記載しておくのが望ましいです。

これはチラシに限らず、DMや、メールマガジン、LINE@なども同様です。

チラシに古物商許可番号を記載することは、お客さんへの信用にも繋がりますし、古物商自身のプロとしての自覚にも繋がります。

さほど手間のかかる作業でもないので、チラシなどの広告を作ろうと考えている方は、古物商許可番号を記載するように心がけましょう

スポンサーリンク

スポンサーリンク

当サイトおすすめ 【取得率100%】古物商許可専門のトラスト行政書士事務所
https://kobutsudaikou.com/
古物商許可取得がネットで完結!トラストなら即日着手&古物営業に必要な特典付き(15,000円相当)





必要書類や書類の記入方法に関するご質問は、当サイトにて詳しく解説しておりますので各記事をご覧ください。

※ 無料相談での回答によって生じる一切の損害につき、当所は責任を負いかねます。無料相談の回答(録音データ・メール・LINE等)を弊所に無断で転用することを固く禁じます。