古物商の市場とは?

この記事は専門家が監修しています

古物商の市場があるらしいんだけど、知ってる?

古物商の市場?フリーマーケットのこと?

よく知らないけど、プロ仕様の市場らしいんだ。

プロの市場…?

古物商許可を持っている人だけが参加できる、古物市場という市場があるんです!

古物商許可を持ったプロだけが参加できる市場

中古品の売買で商売をする人のことを古物商といいます。

古物商になるためには、古物商許可という許可を取らなければなりません。

そんな、古物商許可を持ったプロだけが、参加を許される市場が古物市場です。

フリーマーケットのような感じというよりは、魚市場のセリに近い雰囲気です。

そんなに活気があるんだ。

古物市場の雰囲気は、会場によってさまざまです。

魚市場のように威勢よく専門用語が飛びかうようなところもありますし、アットホームで和やかなところもあります。

古物市場の目的

古物市場って何のためにあるの?

仕入れがなければ販売する商品がなくなってしまうので、古物商にとって仕入れは重要な作業です。

古物商は、日々、お客様から中古品を買い取って仕入れを行いますが、お客様との取引は日によってばらつきがあって安定しません。

古物商は、定期的に開かれる古物市場に参加することで、安定した仕入れ先の確保ができます。

また、売れ残りの商品をいつまでもお店に置いていては、せっかく新しい商品を仕入れても並べるスペースがなく、邪魔なだけです。

古物市場は、そんな売れ残った商品を処分する場にもなっています。

売れ残りばっかり集めても売れないんじゃないの?

たとえA店で売れ残った商品でも、B店にとっては、のどから手が出るほど欲しい商品ということもあります。

古物市場は、参加する古物商たちが、お互いに在庫のバランスをとることにも一役買っているのです。

古物市場ではお宝に出会える

古物市場であつかっている商品は、基本的に古物商が在庫処分のために出品したものです。
そのため、一般的な相場よりもかなり安くお得です。

古物商なら、ぜひ参加するのをオススメします。

中には、質流れ品(しちながれひん)をあつかう古物市場もあります。

質流れ品って何?

質流れ品とは、質屋から流れてきた商品のことです。

質屋は古物商と混同されがちですが全然違う商売です。

質屋は物をあずかって、その物の価値に見合ったお金を貸す商売です。

質屋でお金を借りると3ヶ月の期間が与えられて、その期間内に借りたお金と利息を返せば、あずけていた物が戻ってくるという仕組みです。

消費者金融などと違うところは、期間内にお金を返せなかった場合、返す義務がなくなることです。

お金を返さなくても済みますが、その代わり、あずけていた物は戻ってきません。

あずけた物は、質屋の店頭で売られる場合もありますが、古物市場などに出品される場合もあります。

そうやって流れてきた商品が質流れ品ということだね。

質屋を利用する人は、できるだけ多くのお金を借りるために、なるべく価値の高い物を質に入れるでしょう。

質流れ品をあつかう古物市場には、特にお宝が眠っているかもしれません。

古物市場に参加する条件

古物商ならだれでも古物市場に参加できるの?

古物市場は古物商だけが参加できる市場です。

そのため、古物市場に参加するためには、古物商許可を持っていることが絶対条件です。

古物商許可がなくても参加できる古物市場はありません。

例外として、古物商許可を持つ人(会社)のもとで働く従業員は、古物商許可を持っていなくても古物市場に参加できます。
ただ、その場合、従業員は行商従業者証を持たなければなりません。

※すべての古物市場がそうではありません。

そして、古物市場ごとにも参加のルールをもうけています。

初心者向けの古物市場などは、古物商許可さえあれば参加できるところもありますが、ルールのきびしいところも多いです。

例えば…

  • すでに参加している人からの紹介がないと参加できない
  • 古物商としての取引の経験が◯年以上ないと参加できない

といったルールをもうけているところがあります。

中古自動車を専門にあつかう古物市場であるカーオークションは、法人でないと参加できないところもあったりして、特にルールがきびしい傾向にあります。

ほとんどの古物市場が、参加するときに1000円~3000円程度の参加費をはらいます。

古物市場によっては、参加費とは別に入会金年会費をはらうところもあります。

年会費は1万円ぐらいから25万円ぐらいまで、古物市場によってかなりばらつきがあります。

そんなにお金がかかる古物市場もあるんだ!

古物市場の雰囲気

古物市場の雰囲気をもっと詳しく知りたいな~。

古物市場は、一般の人には入れないクローズドな空間なので、参加するのには勇気がいります。

たしかに、その道のプロばかりが集まって、新人が飛びこめる雰囲気ではないようなところもあります。

ですが、初心者向けの和やかな古物市場も少なくありません

古物市場は、名前こそ『市場』ですが、なにも豊洲市場のような広い場所で行われているわけではありません。

雑居ビルの一室や、ホテルの広間など、割とこぢんまりとした場所で行われることが多いです。

意外と小さなところでやってるんだ!

部屋に入ると、古物市場にもよりますが、学校の教室のように机が並べられていて、参加者は席につきます。

席で商品の状態チェックをして、チェックし終わったら隣の席に渡していき、商品が参加者全員のもとに行き渡ったところでセリが始まります。

教室でいうところの黒板の位置から、セリの担当者が声をかけます。

ナイキのスニーカー、1000円から~!

落札したい参加者は手をあげて、

2000円!

3000円!

と、次々に声をかけあい、一番高い値段をつけた人が落札という流れです。

これが、プロの集まり感の強い古物市場だと、『1500円』のことを『イチゴー』と言ったりする、符丁(ふちょう)という専門用語も多く飛びかいます。

よく使われる符丁

  • ゾロ   頭の2ケタが11
  • イチゴー 頭の2ケタが15
  • モミ   頭の2ケタが66

符丁は商品の値段のケタが変わっても同じように使います。
1500円でもイチゴーですし、15000円でもイチゴーです。

イチゴー!って言ってみたいなぁ~。

古物市場のちょっと意外なこととして、お弁当が出るということが挙げられます。

古物市場は午前中に始まって、夕方ごろまで行われることが多く、割と長丁場です。

なので、多くの古物市場ではお昼休憩があって、お弁当がふるまわれます。

お弁当つきなら参加費もちょっと安く感じるね。

古物商の市場とは? まとめ

古物商だけが参加できる古物市場という市場があります。

古物市場は、古物商にとって、安定した仕入れ先や、在庫処分の場所になっています。

古物市場は一般的な相場よりも安く仕入れができて、お宝に出会える可能性もあります。

古物市場に参加するには古物商許可が必要です。
他にも、古物市場ごとに参加のルールがもうけられています。

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