時計・宝飾品商って何?

この記事は専門家が監修しています

「時計・宝飾品商」という言葉をご存じですか?

中古の時計やアクセサリーを転売している業者(個人も含む)のことをいいます。

中古の時計やアクセサリーは単価が高く転売の中では人気ジャンルの1つです。

皆さんの中にも興味のある方が多いのではないでしょうか?

ですが、時計・宝飾品商にはいくつかルールがあり、守らないと警察に逮捕される可能性もあるので注意が必要です。

今回は、時計・宝飾品商の意味や転売のルールなどについて説明をします。

時計・宝飾品商とは中古の時計やアクセサリーを転売する業者のこと

「時計・宝飾品商」とは、中古の時計やアクセサリーを転売する業者(個人も含む)のことをいいます。

商店街や百貨店で時計やアクセサリーを売ってるお店のこと?

ちょっと違うわね。時計・宝飾品商は「中古」の時計やアクセサリーを売買してビジネスをしている業者や個人のことをいうの。
新品の時計やアクセサリーの販売だけをしているお店は、時計・宝飾品商には含まれないわ

時計・宝飾品商に該当するビジネスには次のようなケースがあります。

  • ネットで中古のロレックスの腕時計を仕入れて自分のお店で転売する
  • 個人のお客さんからブルガリの指輪を買い取ってそれをお店で転売する
  • シャネルのイヤリングをネットで仕入れてネットで転売する

時計やアクセサリーは単価が高く1回の取引で大きな利益が期待できます。

そのため、転売で稼いでいる人の中にも、時計やアクセサリーを扱う人がたくさんいます。

ですが、時計やアクセサリーの転売ビジネスを始めるためには、守らなければならないルールがあります。

次はそのルールについて説明をします。

時計・宝飾品商を始めるには

古物商許可が必要です

時計・宝飾品商とは中古の時計やアクセサリーを転売する業者や個人のことをいいます。

時計・宝飾品商を始めるには、まず古物商という許可が必要です。

古物商とは、中古品(古物)の転売ビジネスをするために必要な資格です。

時計やアクセサリーの転売も例外ではありません。

そのため、この許可がないと時計・宝飾品商として時計やアクセサリーを転売することはできないのです。

もし、古物商許可を取らずに転売したらどうなるの?

古物商許可がないまま時計やアクセサリーの転売をした場合、無許可営業として警察に逮捕されてしまいます。

逮捕された場合の罰則は「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」とかなり重いので必ず取得するようにしましょう。


なぜ古物商許可が必要?

そもそも、なんで中古の時計やアクセサリーを転売するのに古物商許可が必要なの?

それは、泥棒が盗んだ時計やアクセサリーをお金に換えにくくするためよ

古物営業法の目的は、「盗品の流通防止」「盗品の早期発見」にあります。

仮に、誰でも許可なく転売ができるとします。

その場合、泥棒は盗んだ時計やアクセサリーを誰にでも気軽に売ってお金に換えることができます。

また、泥棒から買った人がまた別の人に時計などを転売した場合、盗まれた時計がどこにあるのか、追跡することは困難です。

ですが、転売を許可制にして、売買した品物や相手の確認などを義務付ければ、泥棒は転売がしにくくなり、また、盗まれた商品の追跡も簡単です。

そのため、中古品の転売ビジネスには古物商という許可が必要とされているのです。

品目は「時計・宝飾品」

古物商許可を取得して、時計・宝飾品商になるには、「品目」に注意しましょう。

古物商許可を申請する際、自分で扱いたい古物の種類を選択しなければなりません。

この古物の種類のことを「品目」といいます。

品目には以下の13個があります。

  • 美術品類
  • 衣類
  • 時計・宝飾品
  • 自動車
  • 自動二輪車及び原動機付自転車
  • 自転車類
  • 写真機類
  • 事務機器類
  • 機械工具類
  • 道具類
  • 皮革・ゴム製品類
  • 書籍
  • 金券類

時計・宝飾品商をするのであれば、「3、時計・宝飾品」を選択しましょう。

間違って別の品目を選択して許可を取った場合、時計やアクセサリーの転売をすることはできません。

その場合は、あとから品目を追加することができますが、手間なのでなるべく品目は間違えないようにしましょう。

品目は複数選択することも可能です。

例えば、「2、衣類」を一緒に申請すれば、時計やアクセサリーに合わせた洋服も転売ができます。

また、アンティークの時計やアクセサリーを扱うのであれば「1、美術品」も申請することで、絵画なども扱えるようになります。

その他、品目についてまだ分からないことなどがあれば、管轄の警察署や行政書士に質問をするとよいでしょう。

許可の取得は行政書士に任せよう

古物商許可の申請は行政書士に任せるのがベストです。

なぜなら、古物商許可の申請はとても面倒だからです。

提出する書類が多く、ミスがあると申請がやり直しになってしまうので、なかなか手続きが先にすすみません。

また、きちんと申請をしておかないと、あとから営業に支障が生じたり、最悪の場合は許可が取り消されてしまう可能性もあるのです。

行政書士に依頼をした場合、報酬として4万円~6万円かかります。

決して安い金額とはいえません。

ですが、自分で申請した場合にかかる時間や手間と比較すると、それでも依頼してよかったという方の方が圧倒的に多いのです。

これから許可を取得しようという方は、一度検討してみることをお勧めします。

時計・宝飾品商で儲けるための注意点

鑑定能力が必要

時計やアクセサリーは特に偽物が多く出回っているジャンルです。

価値の高い時計やアクセサリーほど、偽物の質は高くなり見分けが付きにくくなります。

そのため、時計・宝飾品商を始めるには十分な鑑定能力が必須です。

もし、偽物を仕入れてしまった場合のリスクは単に赤字が増えるというだけではありません。

気づかないまま転売してしまった場合は、お客さんとのトラブルなど信用問題になる可能性があるのです。

鑑定能力を上げるには、日々勉強するしかありません。

講習やセミナーなども行われているので、積極的に利用すべきです。

ある程度まとまった資金が必要

時計やアクセサリーは一般的に単価が高く、仕入れの費用は大きくなる傾向にあります。

また、安定的に収益を出すにはたくさんの在庫が必要となります。

そのため、時計・宝飾品商を始めるにはそれなりにまとまった初期費用が必要なのです。

そのため、全くの転売初心者が始めるには少しハードルの高いジャンルかもしれません。

これまで転売経験が全くないという方は、古着や雑貨など単価の低いものを転売して、経験を積むのも1つの手です。

【古物商 実務解説】時計の買い取り価格の相場・決め方
【古物商 実務解説】時計の販売価格の相場・決め方

他の業種とのコラボが人気

最近は、時計・宝飾品商とほかの業種とのコラボが注目を集めています。

例えば、カフェとコラボして、カフェの店舗内で時計やアクセサリーの出張買取を行うというケースがあります。

このケースでは、買取査定を依頼したお客さんにはカフェから無料ドリンク券が配られました。

お客さんは査定結果が出るまでの間、カフェでコーヒーを飲みながら時間を潰せるというわけです。

時計・宝飾品商って何? まとめ

時計・宝飾品商とは中古の時計やアクセサリーを転売する業者(個人)のことをいいます。

時計・宝飾品商を始めるには古物商許可が必要です。

許可の取得は、自分でやるとかなり面倒なので行政書士に任せるのがもっとも良い方法といえます。

もし、これから時計・宝飾品商を始めようという方は、一度行政書士に相談をするとよいでしょう。

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